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No.4633 |
須刈岳 |
438.4m四等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
すがれたけ |
地形図 |
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山行期間 |
2012年5月13日(日) |
コースタイム |
国道49号線・須刈岳登山口(13:30)→小沢(13:48)→尾根・353mピークとのコル(14:08)→須刈岳(14:25,14:35)→国道49号線・須刈岳登山口(15:13) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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須刈岳は国道49号線から入る |
登山口の案内板 |
林道から登山道へ入る |
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標識も整備されている |
尾根に取り付く |
七合目の標識 |
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須刈岳の山頂には小さな祠がある |
須刈岳の四等三角点 |
下野尻の町、運が良ければJR磐越西線の蒸気機関車が見えるかも |
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オオカメノキ |
イカリソウ |
西光寺 |
行動記録 |
須刈岳は西会津町上野尻の南西に位置する。登路は2つあり、前回(2003年)は稲荷神社からだったので、今回は登山道が正否されている西光寺から登ってみることにした。
車を西光寺の駐車場に駐めさせてもらい出発する。お墓の間を抜け国道49号線を少し南へ戻ると右に林道が分かれる。道は荒れていて車の乗り入れは不可。入口に1台は駐められそうだが西光寺にお願いして車を駐めてきた方が無難のようである。
林道を少し進むと右に登山道が分かれる。古く錆びた矢印標識があるので、それが目印となる。登山道は林道をショートカットして、林道と再び合わさるが、林道は作業道程度のもので軽トラでも登ってくるのは難しそうである。
次に登山道はトラバースするように進み小沢と出合う。一段上がってさらにトラバースして尾根に取り付くと急坂になる。道は再び片斜面の登りとなる。思ったより急なので足元を踏み外さないように注意したい。最後は353mピークとのコルに向かって急坂を登る。コルまで来ると稲荷神社からの道が見あたらない。今では登ってくる人もいないのだろうか。
コルから山頂までは100mの標高差だが一気登りである。一汗絞られて14時25分、須刈岳の山頂にたどり着く。山頂には石の祠と東西南北の展望をできる山の名前が記された標識が立っている。見晴らし北側が大変良く、眼下には下野尻の町を見え、運が良ければJR磐越西線を運転している蒸気機関車を見ることが出来る。前回の2003年の時は運良くC57を見ることが出来たが、今回は時間が遅すぎたようだ。そう言えば会津若松から転勤する前の乗務列車の機関車が当時新津所属のC57−1号機だった。急激な気温低下で夜中に蒸気暖房をつないだ記憶が残っている。40年以上も前の話である。
山頂での放射線量は0.052μSv/h、第1原発から127kmの位置にあり、ここまで離れるといくらヤブ山でも数値は極端に少なくなる。少し休んで下山にかかる。山頂から急斜面をいっ気に下る。コルから左に折れ造林地の小沢まで下りてきて喉を潤す。登山口へは40分ほどで着いた。国道を横切り車を置いたきた西光寺には15時18分に戻った。
行動中の外部被ばく線量は1時間44分で0.11μSv(推定積算線量)だった。自宅室内が0.3μSv/hなので5分の1の値である。なぜ、山行報告書にこんなことを書かなければならないのか情けなくなる。たまには放射線量が頭から離れる山に行ってみたいものである。(I.I) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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