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No.4637
那須・三本槍岳 1916.9m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
なす・さんぼんやりだけ 地形図

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山行期間 2012年5月20日(日)
コースタイム Mt.ジーンズスキー場駐車場(8:50)=ゴンドラ降り場(9:11)→スキー場分岐(9:33)→赤面山分岐(10:35,10:45)→北温泉分岐(11:05)→三本槍岳(11:33,11:40)→北温泉分岐(12:02)→大岩(12:12,12:27)→スキー場分岐(13:19)→ゴンドラ乗り場(13:34,13:45)=Mt.ジーンズスキー場駐車場(14:05)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
駐車場からスキー場へ マウントジーンズスキー場 ゴンドラを降りて歩き出す
ゲレンデトップ 北温泉とスキー場との分岐 案内板から見る朝日岳、茶臼岳
赤面山への分岐、スダレ山の斜面には雪が残っている スダレ山の標識 峰ノ茶屋への分岐点、北温泉分岐
三本槍岳山頂 三本槍岳の一等三角点 北方の甲子・旭岳を見る
西方の三倉山方面を見る 若い登山者も多い 茶臼岳、朝日岳を身ながら下山する

行動記録
 久々に好天に恵まれた。Hさんとの約束で簡単に登れる山と言うことで、マウントジーンズスキー場からゴンドラを使って三本槍岳へ登ってみることにした。Mt.ジーンズスキー場のゴンドラはスキーシーズン以外は「ゴヨウツヅジ」と「紅葉」の時期に運転してくれる。往復1500円かかるが、天気さえ良ければ楽して三本槍岳に登ることが出来るので初心者にはお勧めのコースである。
 車を駐車場に駐め、道路の下を通ってスキー場のエスカレーターに乗る。田舎のスキー場とはちょっと違う雰囲気である。ゴンドラに乗り込むと10分ほどで1410mの高さまで上げてもらえる。ここまで上がってしまうと三本槍岳までは高度差500mである。まずはチップの敷いてあるスキー場内の遊歩道を歩く。ゲレンデトップから1462mピークを越えるとすぐに北温泉からの道を合わせる。ここから登山道のエリアである。中の大倉尾根はスダレ山に向かって緩やかに登っていく気持ちの良いコースだ。樹林帯を抜けると左に茶臼岳、朝日岳が良く見える。尾根がいくら勾配を増しジグザグに高度を上げると直に赤面山からの道を合わせる。スダレ山の斜面にはまだまだ雪が残っていた。天気が良いときに来て是非滑ってみたい斜面である。できれば来年にも来てみたい。もうひと登りすると「スダレ山」の標識が出てくるが、ここはピークではなく傾斜が緩くなった尾根の途中である。さらに登っていくと道は平らになり、清水平からの道を合わせる「北温泉分岐」に着く。ここから登山者は一気に多くなる。
 三本槍岳へ向かうには一旦コルまで下り標高差80mほど登り返すことになる。北温泉分岐からは30分ほどの道程である。一等三角点を持つ三本槍岳の山頂へは11時33分に着いた。日頃介護に終われてなかなか山に来れないHさんだが、遅れないでしっかり登ってきた。三本槍岳からの眺めは最高で360度の展望が得られる。20代の人たちもたくさんいる。登山者の高齢化ばかりが話題に乗るが、今から40年前と同じように、高齢者がいなくなれば若い人たちの時代になる。心配するほどのものでもなさそうだ。登山者で賑わう山頂を後にして下山を開始する。北温泉分岐を過ぎ、大岩まで来てのんびりと昼食にした。ここからの眺めもまた良い。天候に恵まれて中の大倉尾根を下って行き、スキー場分岐まで来るとゴンドラ乗り場は近い。1462mピーク付近はゴヨウツヅジ(シロヤシオ)の名所で、今年は少し遅れて6月10日前後が見頃になりそうだ。ゴンドラで駐車場に戻り山行を終える。帰り足で八幡ツヅジを見に行ったが、こちらの方は見頃まで後1週間ほどかかりそうだ。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤  下り=青


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