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No.4647 |
笠ヶ森山 |
1012.6m三等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
かさがもりやま |
地形図 |
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山行期間 |
2012年6月5日(火) |
コースタイム |
登山道入口(9:03)→登山道出口(9:14)→分岐(10:09)→にわとり峠(10:16)→笠ヶ森山(10:34,10:54)→にわとり峠(11:02)→分岐(11:07)→登山道入口(11:36) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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登山道入口に車を置いて出発 |
道路を歩いて登山道出口へ |
登山道出口から登り始める |
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金喰川には橋が架かる |
小沢を渡る |
ツヅジが見頃 |
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小沢・水場 |
登山道入口コースの分岐点 |
緩やかに登っていく |
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にわとり峠の看板 |
山頂の反射板 |
笠ヶ森山の三等三角点 |
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山頂からの眺めは良い |
登山道入口コースを下山する |
橋を渡るとすぐに駐車場に着く |
行動記録 |
笠ヶ森山は須賀川市の西方、郡山市との境に位置する。登山口は諏訪峠に近い「登山道入口」と800mほど下った所にある「登山道出口」の二つがある。駐車場は「登山道入口」の方にあり4〜5台は駐めることが出来る。ここまでは県道長沼喜久田線から県道67号・中野須賀川線へと車を走らせ、諏訪峠を目指せば良い。
登山道入口の駐車場へ車を駐めアスファルト道路を歩いて登山道出口へ向かう。緩やかに下がり10分ほどで着く。標柱を確認して登山道へ入る。金喰川まで緩やかに下り、間伐材を何本かくくって作られた橋を渡る。尾根に取り付き少し登ると小沢を渡り本格的な登りになる。登り初めのヒノキ林が、ミスナラなどの自然林に変わる。ブナもある。標高850m当たりまで登ってくると、やがて道は笠ヶ森山へ向けてトラバースするようになる。緩やかにアップダウンをしながら進み、水場に使えそうな小沢を渡ると「登山道入口」からのコースと道を合わせる。ここまで1時間ほどの道程である。見晴らしもなく変化のないコースだが、緑だけはたくさんある。
登山道はやや角度を増しながら尾根へと向かう。にわとり峠には手作りの標識がくくりつけられいる。見晴らしもなく何の変化も無いので手作りの標識が無ければ見逃してしまいそうである。以前にわとり峠手前にあった「砲台陣屋」の道標は見あたらなかった。文献では「会津戊申戦争時に会津藩に会津遊撃隊180名が結成され追分峠・鶏峠に出戦、以後西軍と交戦」とある。戊申戦争の名残である。
尾根に乗ると、最初は緩やかな登りだが、すぐにトラバースから急登に変わる。急登は笠ヶ森山の山頂まで続き、ひと汗絞られる。反射板が見えたと思ったら笠ヶ森山の山頂である。反射板は福島中央テレビ中継用反射板で、三角点は西側の反射板に向かう脇にある。
山頂からの展望は素晴らしく猪苗代湖、磐梯山、飯豊連峰まで見渡すことができる。笠ヶ森山付近は福島第1原発から70km以上離れているにもかかわらず放射線量は0.5μSv/h程度と高い。ここに来るまでも0.37〜0.67μSv/hあったが、山頂は0.25μSv/hと低かった。
下りは「にわとり峠」へ戻り、分岐を左に折れて「登山道入口」へと向かう。分岐から金喰川の支沢に降りると杉林の作業道となる。登山道入口コースは作業道で、沢沿いに緩やかに下って行く。単管の橋を渡ると駐車場はすぐである。(I.I) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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