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No.4754 |
女神山 |
599.4m一等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
めがみやま |
地形図 |
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山行期間 |
2013年4月4日(水) |
コースタイム |
林道七ッ森線・堀切登山口(10:19)→椚平登山口(10:26)→三叉路分岐(10:49)→ベンチ(10:58,11:13)→女神山(11:19,11:22)→林道七ッ森線・堀切登山口(11:49)+「休んで見っせ」まで徒歩3分 |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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椚平登山口の標識 |
山道に入って行く |
簡易トイレもある |
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標識は良く整備されている |
三叉路・見晴らしがよい |
ベンチのある休憩所 |
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カタクリが花をつけ始まった |
女神山の山頂 |
女神山の一等三角点 |
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山頂の祠 |
展望はすこぶる良い |
堀切登山口 |
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「休んで見っせ」の展望台 |
県道霊山松川線の椚平登山口 |
麓(川俣町秋山)から見た女神山 |
行動記録 |
女神山は川俣町の北西に位置し、福島第1原発から52kmのところにある。山頂には小手姫神社が祀られ、昔から信仰の山として登られてきたことがわかる。一等三角点を持ち、晴れた日には吾妻や安達太良が望める。最近ではカタクリの群生地としても知られ、開花時期ともなれば訪れるハイカーも多い。山開きは毎年4月中旬に行われ、今年も地元の人たちの努力によって4月21日に開催された。カタクリもこの時期が一番の見頃を迎える。
前回の放射線量調査は2011年10月26日で1年5ヶ月ぶりに訪れる女神山である。登山口は椚平、堀切、月宮の3箇所があるが、車を置いて循環できる林道七ッ森線の椚平登山口から登り堀切登山口へ下るコースを歩いてみることにした。まずは、車を下山口である堀切登山口に駐めて、椚平登山口へと歩く。この間7分ほどの道程である。
「女神山登山口」の道標から山道へと入る。民家を左に見てスギ林を左に竹林を右に見て登っていくと簡易トイレが設置されている。ミズナラやクヌグが出てくる。伐採が進み明るくなった登山道だが、道の脇のサワグルマは初夏にたくさんの花を咲かせ、また、この時期から見返り峠の手前にはカタクリが咲始まり、山開きの時期には最盛期を迎える。
見返り峠の先から道は二つに分かれる。左が山頂への道、右が堀切と月宮神社への道である。左の急坂を登ると再び堀切、月宮からの道を合わせる。登山道がトライアングルの形になっているところだ。
造林地を右に見て登っていくと二つのベンチがある所に着く。展望が良いのでひと休みしていこう。カタクリ平には、もう少し過ぎると足の踏み場もないぐらいたくさんのカタクリが花をつける。山頂は目の前である。一等三角点を持つ女神山からの展望は大変良い。一段高いところには小さな石の祠の子手姫神社が祀られている。西側には少し下ると胎内くぐりの岩もある。
下りは来た道を引き返すように下り、トライアングルの分岐まできたら左の堀切、月宮への道をたどる。急坂を一気に下ると尾根は平坦になり月宮神社への道をビリに分ける。堀切のコースは真っ直ぐ進む。
伐採地を過ぎ、クヌギの林を通りつづら折りの下りで林道七ッ森線に飛び出す。林道を横切って「休んで見っせ」へ行ってみる。通り見晴らしが大変良く、花塚山、口太山などの阿武隈山系はもちろん、安達太良も良く見える。車を置いてきた林道七ッ森線の堀切登山口から3分ほどなので是非寄り道してみたい。(I.I)
※福島第1原発が放射能漏れを起こして丸2年、何かに追い立てられるように時間だけが通り過ぎた。今回の調査では2011年10月26日の計測から比較すると同一箇所で19〜37%数値が下がっていた。しかし、山の汚染は、まだ元には戻らない。何故か山を登っていても足が地に着いてない気がする。自然の中にいだかれて心底心休まる時はいつ来るのだろうか。 |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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