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No.4774 |
袴腰山 |
526.1m三等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
はかまごしやま |
地形図 |
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山行期間 |
2013年4月29日(月) |
コースタイム |
長禅寺・ヒメサユリの小径駐車場(7:17)→ひめさゆり登山路入口(7:43)→牛窪の城(砦)跡(8:20)→高城本丸跡(8:33,8:44)→袴腰山(9:32,9:54)→見返りの丘・粟ヶ岳縦走路分岐(10:09,10:14)→追分けの松・最明寺分岐(10:48)→八木ヶ鼻(11:07,11:09)→八木神社(11:29)→長禅寺・ヒメサユリの小径駐車場(12:08) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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長禅寺手前右側には大駐車場が出来た |
舗装された林道で「ヒメサユリの小径」を目指す |
村松藩士野口源右衛門の墓 |
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ひめさゆり登山路入口 |
送電線鉄塔の下を通る |
登山届もここにある |
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一の坂 |
守門岳が良く見える |
牛窪の城(砦)跡の説明板 |
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高城空堀跡を3度越えていく |
高城本丸跡は広場になっている |
高城本丸跡にある高城避難小屋 |
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タムシバが花をつける |
藤景の悟石 |
袴腰の山頂には主三角点と三等三角点が同居している |
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袴腰山の鐘 |
見返りの丘へは急斜面を下る |
ブナの尾根を進む |
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ふり返って袴腰山を見る |
見返りの丘は粟ヶ岳への縦走路の分岐点になっている |
見返りの丘から粟ヶ岳が良く見える |
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最明寺分岐から八木ヶ鼻へと向かう |
北五百川への分岐 |
八木ヶ鼻は展望台になっている |
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八木ヶ鼻の四等三角点 |
スギ林に入ると八木神社は近い |
八木ヶ鼻登山道入口 |
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八木神社の参道 |
最明寺の山門 |
ヒメサユリの小径駐車場 |
行動記録 |
ここ袴腰山は三条市にあり、粟ヶ岳の西方に位置する。尾根伝いに粟ヶ岳までの縦走路が続いている。今回の登山口は長禅寺コースからヒメサユリの小径を通り高城へ登り、尾根伝いに袴腰山へ登ってから八木ヶ鼻へと向かうルートをたどることにした。
まずは登山口である長禅寺を目指す。国道289号線の荒沢の交差点から県道に入り五十嵐川を渡って森町を右折すると長禅寺はすぐである。最近になってお寺の手前に大きな駐車場が出来た。70〜80台は駐められるだろうか。トイレや休憩所が設置された立派な駐車場で、それだけヒメサユリの時期は訪れる人は多いのだろうと思う。
登山路は長禅寺の境内からも登れるが、駐車場の東側の舗装された林道に「ヒメサユリの小径・高城」への案内標柱が立っているので、こちらから登ることにした。舗装路はスギ林の中を登っていく。左に村松藩士野口源右衛門の墓もある。やがて左から長禅寺から登ってきた道を合わせ、さらに進むとひめさゆり登山路入口に着く。舗装路はさらに延びていて、そちらは地図を見ると送電線の管理道になっていて、そこからも鉄塔に登ることが出来る。
「熊出没中注意」の看板を見てヒメサユリの小径に入る。尾根伝いに登っていくと5分としないうちに鉄塔に着く。左からの道を合わせたところに登山届のボックスが設置されている。ここから先はヒメサユリの群生地で、6月ともなれば多くの観光客で賑わうことだろう。高城まではアップダウンを繰り返しながら、ゆるやかに高度を上げて行く。下りの松、一の坂、はじめの眺め、上りの松、二の坂、中の眺め、見晴らしの尾根と続く。はじめの眺めでは、正面にまだ雪の残る守門岳を見ることが出来る。素晴らしいロケーションだ。ベンチもあるので休憩するのも良い。
牛窪の城(砦)跡へは8時20分に着いた。駐車場からちょうど1時間の道程である。眺めの松、終わりの坂、空堀を通り高城本丸跡に着く。この山頂にはトイレのある避難小屋が建っている。本丸跡で10分ほど休んでから袴腰山へ向かって歩き始める。空堀を過ぎ、430mピークを越えると五葉の丘に着く。正面には袴腰山のピークが見える。次に出てくるのは、なんと「とどめの坂」である。ここまで来ると山頂まで10分ほどの道程である。坂の途中に「藤景の悟石」があり、やがて袴腰山の山頂に着く。
袴腰山には三等三角点と主三角点がある。主三角点とは明治中期に農商務省山林局が国有林野の測量をした際、基準点として使用されたもので、今となっては貴重な三角点である。山頂には鐘もあり、南東側は緩やかな斜面になっていて、お弁当を広げるには良い所である。20分ほどゆっくりと休憩を取った。しばし休んでから八木ヶ鼻へ下ることにする。山頂からは一気の下りである。ロープもあるので慎重に下ろう。いっぺんに80mほど高度を下げるとブナの尾根になる。粟ヶ岳への分岐点である見返りの丘はすぐである。見返りの丘からは袴腰山のピークも見えるが、粟ヶ岳の見晴らしも最高に良い。粟ヶ岳登山口から登ってきたと言う地元の登山者の方とお会いする。こちらも周遊コースをとれるとのこと。
しばらくお話ししてから下山にかかる。新緑がまぶしい。タムシバ、ヤマザクラが花をつける。高城の見える丘を越え、最明寺への分岐点である追分けの松を過ぎ、しばらく行くと八木神社への道を右に分ける。八木ヶ鼻へは最初から寄るつもりだったので先へと進む。北五百川の分岐を左に分けると八木ヶ鼻の三角点はすぐである。飛び出したところは見晴台になっている「八木ヶ鼻」の展望台で、ベンチも設置されている。展望と三角点を写真に収めてから、八木神社への下山口まで戻る。
尾根から八木神社までは急斜面をジグザグに下りていく。スギ林に入ると八木神社はすぐである。境内を抜け、道路に出る。車を置いてきた長禅寺・ヒメサユリの小径駐車場へは2.2kmの距離である。長い舗装路歩きに飽きた頃に、ようやく車にたどり着いた。
今回は、機会があって新潟の低山を歩くことが出来た。まだ身体が本調子でないこともあり、リハビリにもなり普段出来ない経験をさせていただいた。ご同行いただいた皆さんに感謝したい。(I.I) |
袴腰山で出会った花 |
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カタクリ |
ツバキ |
イワウチワ |
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オオカメノキ |
タムシバ |
ヤマザクラ |
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タムシバ |
スミレ |
キクザキイチゲ |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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