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No.4776
羽黒山 345.8m四等三角点峰
山行種別 無雪期一般
はぐろさん 地形図

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山行期間 2013年5月3日(金)
コースタイム 初野・出羽神社参道入口(10:16)→作業道跡・分岐(10:46〜11:12)調査→鳥居(11:30)→羽黒山・出羽神社(11:3711:41)→鳥居(11:49)→作業道跡・分岐(12:01)→初野・出羽神社参道入口(12:16)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
初野の出羽神社参道入口の鳥居 参道は堀切でしっかりしている ジグザグの登りが終わると作業道跡の分岐は近い
分岐にある「羽黒山登山道」の標識は倒れていた 県境からの参道の鳥居 登ったのは裏参道だった
出羽神社 出羽神社の裏にある羽黒山四等三角点 表参道を下って行くと供養塔がある
作業道跡はかつての県保安林改良事業のためのもの 途中から鹿狼山が良く見える 福島県農林事務所の看板・住所は相馬市初野字羽黒地内

行動記録
 県道228号線(相馬大内線)と中核工業団地西地区からの道を合わせる初野西原の交差点から左折すると、すぐに地蔵川に沿って入る道がある。出羽神社の初野側の参道入口は、ここから1.1km進んだ所にある。
 鳥居には「出羽神社」と表記されている。日本全国にたくさんある羽黒神社は、その多くが山形県鶴岡の出羽神社(いではじんじゃ)の羽黒権現を勧請したものと言われている。初野では出羽神社として祀っている。鳥居の前に車を駐めて登り始める。今は歩く人も少ないのだろうか、多少ヤブがうるさくなってきている。小沢に沿って少し登っていくと、道は不明瞭となる。良く見ると小沢(涸れていた)の反対側に道がついているのがわかる。小沢を飛び越えて歩き始める。ここから支尾根伝いに登っていく。参道は堀切になっていて、かつては多くの参拝者が訪れていたことをうかがわせる。今では県境の道路から山頂の羽黒神社まで10分とかからないで行けるので、この参道は今では使われていないのだろう。
 ジグザグに高度を上げもと作業道跡も近い、標高にして140mほど高度を上げたろうか、林業のための作業道跡に出た。
 今日の最初の目的は羽黒山の北東へ1kmのところにある羽山へ行く道を探すことなので、作業道跡を右に折れて羽山を目指した。作業道跡はヤブがかぶさるものの何とか歩くことが出来る。10分ほど進んだ地点(国土地理院の地形図で歩道の点線が終わる場所)で作業道は終わり造林地になる。尾根伝いに羽山方面への道がないか探したが、行く手を篠竹で阻まれて断念する。
 羽山へ続く道は東方から続いているようなのだが、現在高速道路の工事中で立入禁止となっているため見つけることが出来ないでいた。反対側から登って山頂から参道を見つけ出そうとしたものの今日も挫折してしまった。高速道路ができてから再挑戦することにしよう。
 参道と作業道が合わさったところまで戻る。30分ほどロスしたろうか。ここから羽黒山を目指す。分岐にある初野自治会が立てた「羽黒山登山道」の標識は根本が腐って裏返しに倒れていた。表に返して写真に収めてから先へと進む。こちらの作業道跡は歩きやすい。途中から鹿狼山が良く見えるところがある。ほどなく県境からの参道と道を合わせる。ここには鳥居があり、鳥居の前には4台程度だったら車を駐めることが出来る。
 鳥居で放射線量を調査してから出羽神社を目指す。右からの道を合わせ緩やかに登ってて行くと右からの道を合わせ、鳥居をくぐって5分ほどで出羽神社に着いた。三角点は神社の裏にある。
 どうも鳥居のところで合わせた道が表参道で、今歩いてきた道が裏参道のようである。帰りに真っ直ぐの道を下りてみたら、途中に供養塔などがあり、参道は鳥居のところに戻っていた。鳥居から作業道跡へと右折し登ってきた道を戻る。写真をとりながらのんびりと戻ったので最初の参道入口まで35分ほどかかった。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青


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