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No.4843
高陽山 1126.5m二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
こうようさん 地形図

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山行期間 2013年8月31日(土)
コースタイム 中ノ沢・登山案内板(10:36)→登山道入口(11:00)→高陽根簡水水源地施設(11:23)→取水源(11:40,11:45)→尾根取付点(12:15)→小休止・水場(12:49,12:56)→高陽山(13:32,13:55)→尾根取付点(14:35)→取水源(14:58)→高陽根簡水水源地施設(15:12)→登山道入口(15:27)→中ノ沢・登山案内板(14:49)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
奥川郵便局から高陽根へ 中ノ沢集落にある登山案内図 中ノ沢集落の案内板
登山道は消防団の屯所から左に折れる 屯所の向かいにある集会所に車を駐めることが出来る 高陽山の案内表示
民家の前の細い道を上って行く 登山道入口付近の案内板
ツリフネソウ 山田川砂防ダム ツユクサ
簡易水道施設の管理道に架かる丸太橋 高陽根簡易水道水源地の施設 登山道は簡易水道の取水源へと続く
古い道標が出てくる 尾根に取り付くとブナの林になる パラボラアンテナに手書きされた山頂標識
高陽山には二等三角点がある 山頂の全体 山頂からの見晴らしは無い

行動記録
 高陽山は、西会津町の北方に位置し、新潟県阿賀町に境を接している。標高は1126.5mと低いものの飯豊連峰を背にし、目立たない会津の奥深い静かな山である。登山口は西会津町の徳沢駅から飯豊の弥平四郎登山口方面へ向かい、途中にある奥川郵便局から奥川に架かる橋を渡って、高陽根(かやね)へと向かう。中ノ沢集落に「高陽山登山案内図」があるので、そこを出発点とする。車は、無理をすれば山田川砂防ダムまで入ることが出来るが、道が狭いので手前から歩きたい。
 車は登山者カード入れのある案内図のところの丁字路に2台、中ノ沢の屯所向かいにある集会所のところに3台程は駐められる。地元の人からも、「集会所に車を駐められるのでどうぞ」と言っていただいた。
 案内板から歩き始める。中ノ沢集落に入り、消防団の屯所から左に入る。道はコンクリート舗装だが道は狭く、車だと農家の軒先をかすめもように進むことになる。軽自動車だと問題なく通れるが、大きな車の乗り入れは遠慮したい。高陽山の案内板が出てくると登山道入口である。以前は砂防ダムの工事のため道幅はあったのだが、今では背丈ほどの草に覆われ、車の乗り入れをためらうほどだ。ここにも4〜5台程度の駐車スペースがある。やはり、車を置いてきて正解のようだ。
 最初はダムの左側を捲くように登っていく。道幅は軽トラ程度は通れる幅があるのだろうが、今では草木に覆われて歩くのがやっとだ。十五夜沢の左岸に渡ると山道に変わる。林の中は直射日光から逃れられるので、幾分涼しい。少し行って丸太の橋で右岸に戻り、林の中をさらに進むと「高陽根簡水水源地」に着く。次に十五夜沢の左俣を右に渡ったら、尾根を挟んで延びている右俣の沢に沿って登っていく。緩やかに沢沿いに登って行くと、左岸にビニールシートで覆われた簡易水道の取水源が出てくる。水を汲んで小休止を取った。
 ここから登山道は、沢の左岸側を進み伐採跡地に出る。高い木が無いので草木が伸び放題だ。スギの林を進むと、ここまで緩やかだった山道も一変し急登になる。尾根の取付点だ。周りはいつしか、ブナとカラマツの混交林になる。息が切れるほどの急坂を登っていくと、ブナ林になり、尾根はいったん緩やかになる。左から水の音が聞こえてくるので、ブナの林に足を踏み入れると、小沢があり水を補給することが出来る。小休止を取ってから、山頂を目指す。山頂までは、また急な登りが続く。
 左から県境尾根が入り、ようやく勾配が緩くなったと思ったら山頂に飛び出す。周りを木々で覆われた山頂には二等三角点がある。春だと木々の間から雪化粧した飯豊の峰々が、少しだが見えるのだが、夏は木々の葉が覆い展望は無い。花の季節には、沢沿いにいろんな花が咲くとのこと。機会があったら再度訪れてみたい。
 山頂でしばらく休んだら、登ってきた道を戻ることになる。出だしは急斜面が続くので、ゆっくりと下って行く。伐採跡地を抜け、水源地を過ぎ、砂防ダムまで来ると登山道入口は近い。(I.I)

概念図

トラック コース=赤


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