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No.4845
鏡山 1338.9m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
かがみやま 地形図

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山行期間 2013年9月1日(日)
コースタイム 鏡山登山者用駐車場(8:56)→林道終点・登山道入口(10:11,10:19)→弥平四郎との分岐(10:46)→清水(11:01)→七森峰・1168mピーク(11:24,11:35)→鏡山(12:19,12:32)→七森峰(12:58)→清水(13:08,13:12)→分岐(13:17)→林道終点・登山道入口(13:29)→鏡山登山者用駐車場(14:24)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
県道から弥生への分岐にある鏡山の案内板 弥生にある案内板から右の極入林道(久良谷林道)に入る 久良谷林道の久良谷沢橋を渡ると登山者用駐車場がある
異常なさそうな久良谷林道だが途中から道が荒れてくる 道路の損壊がひどく車は通れない(林道終点手前1km地点) 道路の洗掘は深さ2mほどのところもある
林道終点から登山道に入る ひと登りすると緩やかな支尾根の登山道になる 弥平四郎からの道を合わせる
「清水あります」の標識 県境稜線の尾根に出る 七森峰を過ぎると鏡山が見えた
アキノキリンソウ 鏡山からは飯豊の稜線が見える 山頂の三等三角点
ヤマアジサイ ツリフネソウ 山行を終え徳沢駅を経由して帰路に着く

行動記録
 鏡山は、西会津町の北方に位置し、新潟県と境を接する。飯豊と尾根続きで大日岳、三国岳など飯豊の展望台として、多くのハイカーが訪れる。今まで、林道歩きが長いことから敬遠していた弥生からのコースを、登ってみることにした。
 徳沢から国道459号線を奥川支所のある奥川飯里まで行き、弥平四郎への道・県道383号線(熱塩加納山都西会津線)へと入る。しばらく進むと、鏡山登山道入口の案内板のある弥生への分岐がある。ここが今日の目的地である久良谷林道への道である。3kmほど進むと弥生の集落に着く。丁字路を直進した方が極入(久良谷)林道で、ここにも鏡山登山口の案内板があるので導かれて林道に入る。車はさらに2kmほど進んだ「鏡山駐車場」まで入ることが出来る。ガードレールが壊れかけた「くらたにさわばし」を渡ると、左側に登山者用駐車場が出てくる。ここが今日の出発点である。
 雨があがるのを待って、8時56分に歩き出す。林道は徐々に荒れてきて、林道終点の1km地点では完全に道は崩落し、洗掘は深さ2mにも達するほどひどい状態である。林道終点手前では土砂が被さり、その上に木々も生えているので、崩落が今に始まったものではないことがわかる。林道終点には、写真を撮りながらゆっくり歩いてきたこともあって、1時間15分ほどかかった。
 水を補給してから登山道へと入る。最初は多少急な登りだが、すぐに緩やかな支尾根の登山道に変わる。やがて弥平四郎からの登山道と道を合わせる。林道終点から25分ほどの道のりである。左に折れて七森峰を目指す。緩やかに進むと「清水あります」の案内板が出てくる。帰りに寄ってみることにして先に進む。清水の案内板から登山道は角度を増して県境尾根へと向かう。11時19分、尾根に出る。案内板にあった七森峰・1168m標高点はもう少しだ。雨が上がったばかりで雲が多く、周りの景色は見えない。それでも七森峰を過ぎたあたりで鏡山のピークだけは見ることが出来た。
 登山道は一旦下り、1190mピークを過ぎると鏡山へ最後の登りなる。いままで何も見えなかったのが、雲はかかるものの目の前に飯豊の稜線がパノラマのように広がる。これが鏡山の魅力だろう。雲が切れれば最高の展望台になるのだが、先ほどまで雨が降っていたのだから、これでも良しとしよう。
 誰もいない山頂で昼食を済ませ、下山することにする。車を置いてきた駐車場まで登ってきた道を戻る。途中、清水の案内板から水場へ寄ってみる。登山道から40mも入らないところに小沢があり、冷たい水が飲めるのが良い。
 弥平四郎の分岐から右に折れて緩やかに下って行くと、林道終点・登山道入口には13時29分に着いた。山頂から1時間ほどかかった。これから長い林道歩きが待っている。のんびりと写真を撮りながら1時間ほどかけて駐車場へと戻った。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青


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