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No.4852 |
唐松岳 |
2695.8m二等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
からまつだけ |
地形図 |
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山行期間 |
2013年9月20日(金) |
コースタイム |
9月19日 黒菱平(14:57)=黒菱第3リフト・=八方池山荘(15:19)
9月20日 八方池山荘(4:58)→八方山ケルン(5:26)→第3ケルン(5:58)→休憩・朝食(7:09,7:29)→丸山ケルン(7:42)→唐松山荘(8:31,8:41)→唐松岳(9:00,9:21)→唐松山荘(9:36)→丸山ケルン(10:16,10:24)→八方池(11:24,11:47)→八方池山荘(12:35,12:43)=リフト=黒菱平(13:06) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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八方池山荘を出発し振り返る |
第2ケルンから見た日の出 |
八方ケルン |
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第3ケルン |
これから登山道 |
眼下に八方池が見える |
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五竜岳 |
丸山ケルン |
まもなく唐松山荘 |
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唐松山荘から見た唐松岳 |
唐松岳の二等三角点 |
山頂の標柱 |
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剣岳が良く見える |
唐松山荘の入口 |
エゾリンドウ |
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シロバナニガナ |
ニガナ |
八方池で昼食 |
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白馬三山がきれいに見える |
シモツケソウ |
カライトソウ |
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遊歩道にはベンチやトイレも設置されている |
ウメバチソウ |
マツムシソウ |
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ホタルブクロ |
ミヤマトウキ |
タムラソウ |
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タテヤマリンドウ |
ミヤマトリカブト |
八方池山荘が見えてきた |
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八方池山荘に到着 |
リフトを乗り継ぐ |
黒菱平の黒菱第3リフト乗り場 |
行動記録 |
今回は、北アルプス入門コースの八方尾根から唐松岳のコースである。今まで子育や仕事に追われ、また金銭的にも余裕が無かったこともあって、遠くの山に登る余裕すらなかった。食事付きの小屋泊まり山行は、つい最近になってからの経験である。家内のご要望によって前日に八方池山荘に泊まって唐松岳を登ることになった。
前日に福島を発ち黒菱林道で黒菱平へと向かう。黒菱林道の案内標識を見つけながら林道に入り、別荘地を抜けると道は細くなる。対向車には注意である。黒菱平の駐車場は広く、ガイドブックには100台が駐車と載っているが、70〜80台は楽に駐めることができそうだ。計画では八方池山荘まで歩くことにしていたが、動いているリフトの誘惑に負けてリフト券を購入する。リフト2本の片道券は540円、往復券は1000円、麓の入浴券セットで1200円、黒菱第3リフトとグラードクワッドリフトを乗り継ぐと20分ちょっとで八方池山荘まで運んでくれる。八方池山荘はお風呂のある山小屋で、冬は快適だと思う。シーズンオフの平日でもあり、5人部屋だったが相部屋にならず、ゆっくりと休めた。翌日の朝食をお弁当に換えてもらい、早めに就寝。
小屋泊まりの山行は、山で日の出が見られる魅力もある。朝4時30分に起きて5時前には歩き始める。登りは尾根伝いに進む。振り返ると眼下には八方池山荘が見え、東奥には雨飾山、焼山、火打山、妙高山、乙妻山、高妻山、戸隠山、飯綱山が耳を連ねている。誰も歩いていない八方尾根は静かで気持ちが落ち着く。第2ケルンまで来ると太陽が顔を出し始めた。写真に収める。
第3ケルンまでは、写真を撮りながらのんびり登ってきたので、1時間かかった。すぐ下には八方池が、目の前には白馬三山が見える。八方池は帰りに寄ることにして、丸山を目指す。遮るものの無い八方尾根の稜線歩きも、標高2150mあたりでダケカンバの林の中に入る。暑い季節には絶好の休憩ポイントになりそうだ。左に雪渓を見て右に高度を上げる。歩き始めて2時間が経ったところで、お腹が空いてきた。丸山が目の前に見えるところで、朝食のための休憩をとった。
ケルンのある丸山には、7時42分に着いた。ここからの展望もまた素晴らしい。ここから唐松岳頂上山荘(唐松山荘)までは、標高差は200mも無く緩やかな尾根道である。最後のトラバース道を進むと唐松山荘は近い。ゆっくり登ってきても、参考コースタイムの3時間30分ほどで登ってこれた。山荘でトイレ休憩をとった。トイレ使用料は200円である。唐松岳まではもう少しだ。
9時ちょうどに唐松岳に着いた。遮るものは何も無く、360度の展望が得られる。目の前には五竜岳、黒部川を挟んだ対岸には剱岳をはじめとした立山連峰が峰を連ねる。入門コースと言えども眺めは一級品である。20分ほど山頂で時間を過ごしてから、下山を始める。丸山ケルンで眺めを楽しみ、八方池で、のんびりと昼食を取った。八方池からの白馬三山の眺めは素晴らしく、20分以上も休んでしまった。八方山からは登ってきた尾根伝いの登山道でなく、尾根右側の遊歩道を、花の写真を取りながら下った。こちらの方が木道も整備されて歩きやすい。八方池山荘には12時35分に着いた。
家内ののんびりペースでも、往路、復路とも食事・休憩を含めて、昭文社の参考コースタイムで歩くことが出来た。若い人だったらテント泊の装備を背負っても時間内で歩けると思う。リフト2本を乗り継いで黒菱平へと戻った。(I.I) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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