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No.4866 |
妙高山 |
2445.9m一等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
みょうこうさん |
地形図 |
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山行期間 |
2013年10月8日(火) |
コースタイム |
燕登山口(5:45)→赤倉温泉源湯(6:29,6:32)→北地獄谷麻平分岐・四合目(6:59)→天狗堂(8:00,8:30)→風穴・八合目(8:56)→鎖場(9:36)→妙高大神(10:22)→妙高山(10:30,10:52)→長助池分岐(11:52)→長助池(12:14,12:24)→芝沢(12:47)→大倉分岐(13:03,13:26)→黄金清水(13:34)→大倉谷(14:23)→麻平分岐(14:53)→惣滝分岐(15:12)→燕登山口(15:28) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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温泉街を抜けると登山口になる |
観光地だけあって案内表示がたくさんある |
朝日に染まる妙高山 |
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黄金の湯の案内板 |
道から見た黄金の湯(男湯) |
惣滝展望台への分岐 |
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ようやく日が登った |
北地獄谷沿いの道 |
ダイモンジソウ |
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ウメバチソウ |
赤倉温泉源湯には水場がある |
赤倉温泉源湯の管理小屋 |
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歩道から見た称明滝 |
斜面に日が当たってきた |
五合目の胸突き八丁 |
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天狗堂 |
光善寺池付近の紅葉 |
八合目の風穴 |
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紅葉も見頃 |
眼下には雲海が広がる |
鎖場を登る |
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妙高山の2454mピークが見える |
妙高大神 |
三角点への途中にある日本岩 |
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三角点のある妙高山の山頂 |
妙高山の一等三角点 |
長助池分岐 |
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長助池の草紅葉 |
紅葉のトンネル |
芝沢 |
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大倉分岐 |
黄金清水 |
大倉谷を徒渉する |
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麻平分岐 |
惣滝への分岐 |
吊り橋(妙仙橋)が見えてきた |
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妙仙橋は現在工事中 |
燕温泉に到着 |
燕温泉の登山者用駐車場 |
行動記録 |
ようやく秋の妙高山を訪れることが出来た。今日はのんびりペースなので、朝早く登り始めることにした。燕温泉の温泉街の細い道を登って行くと、案内板のある登山口がある。ここが今日の出発点だ。登山届けをボックスに入れて、歩き始める。真っ直ぐの道は、下山の時に下りてくる妙仙橋・惣滝への道なので、案内標識に従って左に折れ、薬師堂の石段を登って行く。薬師堂の左側からコンクリート舗装された歩道を進むと野天風呂の「黄金の湯」がある。ここには妙高山、大倉山、神奈山の案内図もある。朝日に染まる妙高山が正面に見える。惣滝展望台との道を分け、一旦道路に戻って大きくカープしながら登って行く。道路終点から右の歩道へと足を踏み入れる。いよいよ妙高山への登りが始まる。道は、幅は狭いがコンクリート舗装されている。右側は北地獄谷へと切れ落ちている。緩やかに高度を上げていくと管理小屋のある赤倉温泉源湯に着く。ここには水場があり、休憩所もある。称明滝も見えてくる。滝は2段になっており、下の滝が光明滝のようだ。称明滝の手前には6時39分に着いた。燕温泉から焼く1時間の距離だ。称明滝には野天風呂があるらしい。すぐに捲き道の登りにかかる。ジグザグに高度を上げると北地獄谷の源頭に出て、やかて血ノ池からの道を合わせる。ここが四合目にあたる「北地獄谷麻平分岐」だ。
すれを過ぎると胸突き八丁入口の表示板が出てくる。ここから天狗堂まで標高差200m、30分の急登が続く。8時ちょうどに天狗堂に着く。赤倉方面から登ってきた登山者で天狗堂の広場が賑わう。私たちは朝食がまだなので、味噌汁を作って、のんびりと休憩を取った。会のメンバーと行動するときは、休憩はせいぜい5分程度だが、30分も休んでしまった。燕温泉付近では、少し早かった紅葉も、尾根に出る頃には見頃になっていた。
光善寺池の標柱は、地形図の位置とは違って天狗堂から10分とかからない場所に立っていた。色づいた木々が美しい。八合目にあたる風穴(かざあな)が、位置からすると地形図の光善寺池のところになる。どちらが正当なのかはわからない。そう言えば手前の胸突き八丁のプレートも古い標識とは位置も違い、標高の表記も間違っていた。いずれ新しいものに取って代わられてしまうのだろうか。
いつの間にか雲の上に出て青空が出てきた。眼下には雲海が広がる。今日の天気も私たちに味方したようだ。やがて鎖場が出てくる。ここは鎖が整備され、ステップも切ってあるので危なくは無いが、登り下りのパーティーがすれ違う場合は、お互いに譲り合って十分注意して通過したい。
妙高山の山頂部が見えてきた。最初のピーク妙高大神には10時22分に着いた。一等三角点のある妙高山の山頂は、さらに奥にある。妙高大神のピークは2454mで、三角点のある2445.9m峰よりも8m高い。見晴らしもなかなかのものだ。鎖場では富士山も見えたが、妙高山に登る頃には雲が出てきて見えなくなってしまった。日本岩の脇を通り三角点のある妙高山の山頂には10時30分に着いた。休憩も含めて4時間45分かかった。
のんびりと長めを楽しんでから下山を開始する。尾根から西に向かって急斜面を一気に下り降りる。大倉乗越との道を分ける長助池分岐までは1時間かかる。飽きた頃に、ようやく分岐に着いた。ベンチもあり休憩できるようになっているが、すでに休んでいる人たちがいたので、長助池まで行って休むことにした。さらに20分ほど下って行くと、草紅葉となった長助池に着く。木道が敷いてあり、ベンチもあるので、写真を撮りながら休憩する。ここもなかなかの紅葉だ。紅葉のトンネルを潜って大倉池を目指す。登山道は緩やかに下って行く。芝沢を通過し、大倉池が近くなると湿原になり木道の上を歩く。小沢も何本か入り水は豊富だ。少し早かったが水を補給し、大倉分岐のベンチでお湯を沸かして、もらった温泉まんじゅうがあったのでお茶にした。
登山者と出会う。前日に燕温泉を出発し、高谷池ヒュッテに泊まり、今日は火打山を登ってから神奈山(かんなさん)を登って、大倉分岐に下りてきたとのこと。2日間とも天気に恵まれて、高谷池や火打山の紅葉も大変良かったと話されていた。機会があれば、今度は私たちも高谷池ヒュッテに泊まり火打山に登ってみたいものだ。みんなに抜かれて、最後に大倉分岐を出発する。黄金清水には10分もかからないで着いたが、大倉分岐で休んだばかりなので写真だけ撮って通過した。
大倉谷の徒渉点まで50分ほどかかった。しばらく沢伝いに下って行き、右岸に乗ると10分とかからないで麻平分岐に着く。登りは苦にならなかったが、下りはけっこう時間がかかる。飽きてきた頃にようやく吊り橋(妙仙橋)が見えてきた。そのまま渡れるのかなと思ったら、現在工事中で、沢まで下りて単管の仮設橋で北地獄谷を渡り、階段で対岸へ登り返した。後は幅のある歩道が燕温泉まで続いている。写真を撮りながのんびりと歩いて、登山口には15時28分に着いた。歩き始めたのが5時45分なので、9時間45分かかったことになる。まっ、紅葉は十分楽しんだことだし、急ぐ必要もないので、燕温泉で汗を流し、ゆっくりしてから帰路に着いた。(I.I) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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