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No.4889
烏峠 484.9m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
からすとうげ 地形図

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山行期間 2013年12月7日(土)
コースタイム 参道入口(13:15)→さえずりの道入口(13:28)→弘法の道入口(13:49)→烏峠稲荷神社境内地(14:06,14:15)→円満平(14:18)→参道・林道分岐点(14:30)→参道入口(14:37)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
参道入口の緑地環境保全林の案内板 生活環境保全林の案内板 棚倉林業事務所時代の案内板
さえずりの道入口 弘法の道入口 稲荷神社への登口
稲荷神社言われの案内板 奥院の稲荷神社 烏峠三角点
烏峠最高峰を示す案内板 自衛隊の無線中継施設 円満平
円満平よりの眺め 参道の鳥居 参道・林道分岐点の標識

行動記録
 烏峠は泉崎村のJR泉崎駅南側に位置する阿武隈山系の山である。他の山であるならば、山や岳などと名前がついているが、三角点の点の記はずばり「烏峠」である。山頂にある稲荷神社まで、車で行けることもあって、歩いてまではとの気持ちもあり、今まで登ることはなかった。今回は放射線量測定をしようと思い計画した。
 烏峠は参道入り口にも案内板があるが、今は廃止された生活環境保全林整備事業として、昭和51年度から53年度まで整備された森林で、その時に整備された散策路が山裾の各地から山頂に向けて整備がなされた。今回は一周できるように、参道入口に車を駐め、まず道路を歩いて「さえずりの道」から歩き出すことにした。参道入口には数台の駐車スペースがある。車を駐め、さえずりの道入口まで県道を歩いていく。さえずりの道入口からはアカマツとナラの混交林の登りとなる。この季節となると落葉樹は葉を落として何も無い。ムラサキシキブの実が多少残っているのが目立つくらいである。山頂までは、車で何回も行ったことがあるが、裾野からの歩きは初めてのことである。
 さえずりの道を登りきると一旦、烏峠林道の歩きとなる。その先、弘法の道の入口から散策路を登って行く。途中にカタクリの道への分岐点がある。カタクリの道は上部で再度弘法の道と合流する。カタクリの道は花の時期に歩きたい。今回は、弘法の道を進む。
 登り切ると烏峠稲荷神社の境内地で、広場になっている。傍らには、烏峠の説明の案内板もある。展望も所々見渡せる。神社はさらに階段を登ったところにあり、三角点も奥の院の裏手になっているので登ってみた。三角点の周りは神社のスギ林に囲まれて展望は無い。
 小休止後参道のアスファルト舗装路を下る。山頂直下には自衛隊の無線中継施設があり、アンテナが立っている。その続きに円満平と呼ばれる広場がある。東屋もあり北側の展望が開ける。さらに下って行くと、散策路の案内標識がいくつも出てくる。途中、参道である証としての鳥居があり傍らに旧参道の案内板がある。さらに下って行くと林道と参道の分岐点で出る。ここまで来れば、車を駐めてきた今日の出発点はすぐである。烏峠の一周コースは1時間半もかからないで歩くことができる。山頂に向けていろいろのコースが設定できそうなので、ちょっとしたハイキングにはおもしろいかもしれない。(S.O)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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