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No.4939
羽山(相馬市初野) 275.0m四等三角点峰
山行種別 無雪期一般
はやま 地形図

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山行期間 2014年4月11日(金)
コースタイム 常磐自動車道側道・参道入口(14:21)→羽山(14:50,14:53)→参道入口(15:13)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
麓から見た羽山 常磐自動車道側道が参道入口になっている 常磐自動車道は突貫で工事中である
新しく付けられた階段 尾根に乗ると参道らしくなる 造林地の急斜面を登る
山頂には小さな祠があった 山頂の四等三角点 山頂全体
旧大野村の境界を示す石柱 太平洋側には新地発電所が見える 参道入口に戻る

行動記録
 羽山と呼ばれる山は福島県内にもたくさんある。今回は相馬市にある羽黒山の尾根続きに位置する初野の羽山に登ってみた。地形図には山頂に鳥居記号が記載されているので参道はあるだろうと数年前から狙っていたのだが、常磐自動車道の工事中で立ち入ることが出来なかった。側道が出来て一般車も入ることが出来るとの情報をいただいたので鹿狼山を登った帰りに寄ってみた。
 大野台にある相馬中核工業団地西地区から南に下り、初野払川から右に折れて工事中の常磐自動車道をくぐると側道がある。ここが羽山への参道入口になっている。側道奥に車を駐めて、参道になっている真新しいプラスチックの階段を登る。尾根に乗ると幅のある山道になり、尾根伝いに西へと向かう。この道は造林のための古い作業道のようで、傾斜が増してくると藪が被さってくる。作業道は尾根の右斜面に寄っていくので、尾根の踏み跡を頼りに造林地の中を直登すると、斜度はさらに増してくる。登り始めて30分ほどで、ようやく山頂にたどり着いた。
 山頂には小さな石の祠と四等三角点がある。木々に覆われて見晴らしは良くない。放射線量を計測して、すぐに下山を開始する。急斜面を駆け下りるように下ると、途中に「大野村」の境界杭の石柱があった。相馬郡大野村は昭和29年の町村大合併の際に相馬市に組み込まれた。同じ時期に双葉郡にあった大野村は合併で大熊町になった。かつては岩城郡にも大野村があり、福島県内にいくつもの「大野村」があったことになる。20分ほどで車を置いてきた常磐自動車道の側道へと戻った。階段手前は太平洋が見渡せる絶好のビューポイントになっている。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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