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No.4981
焼石岳 1547.3m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
やけいしだけ 地形図

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山行期間 2014年6月23日(月)
コースタイム 中沼登山口(6:24)→中沼(7:03,7:07)→上沼(7:32)→ツブ沼分岐(8:02)→銀明水(8:26,8:35)→姥石平(9:53)→泉水沼(10:00)→焼石岳(10:24,10:35)→泉水沼(10:57,11:19)→銀明水(12:18,12:28)→ツブ沼分岐(12:47)→中沼(13:32)→中沼登山口(14:08)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
中沼登山口は尿前渓谷橋を渡ってすぐの道を入る 中沼登山口のトイレ 駐車場の端から登山道へ
中沼の標柱 中沼を覗き込む 登山道は中沼の脇を通る
標高1000mあたりから雪が出てきた 上沼 上沼からの眺め
ツブ沼分岐の上にある案内板 銀明水 銀明水の標柱
避難小屋 避難小屋あたりから雪渓が出てくる 姥石平から見た焼石岳
泉水沼 横岳分岐のコル 尾根に乗ると焼石沼が見下ろせる
焼石岳への最後の登り 南本内岳が見える 焼石岳には一等三角点がある
焼石岳の山頂標識 遠く奥州市が見渡せる 登ったコースを戻り登山口へ

行動記録
 2008年の岩手・宮城内陸地震のため通行止めとなっていた尿前林道だったが、2011年9月、実に3年3ヵ月ぶりに利用可能となった。久々に中沼コースから登ってみることにした。国道からの入り口は地震災害の前と違って、新しくできた尿前渓谷橋を渡ってすぐに右折する。あとは未舗装の尿前林道を中沼登山口へと向かう。中沼登山口の駐車場は40台程度は駐められるだろうか。それで土日ともなるといっぱいになると言う。トイレも整備されていて登る人も多いようだ。月曜日にもかかわらず、既に4〜5台の車が駐車してあった。登山届けを記入し登り始める。
 今日もゆっくりペースである。登山道に入ると、このところの長雨で木道の上を水が流れている。標高差200mを40分ほどかけて中沼へ到着する。稜線はまだガスがかかっている。登山道は中沼の脇を抜け、リュウキンカが咲き誇る木道を通る。標高1000mあたりから登山道に残雪が出てくる。ミズバショウも最盛期だ。上沼には7時32分に着く。花の写真を撮りながらの山行なので標準コースタイムをすぐにオーバーしてしまう。たくさんの高山植物がこれでもかと言うぐらい出てくる。まぁ〜花を見に来たのだからタイムオーバーはしかたがないか。
 ツブ沼分岐は雪で覆われていた。ここまで来ると銀明水まではひと登りである。のんびりと休憩してから避難小屋に寄ってみる。登山道から少し右にずれると避難小屋である。銀明水避難小屋は15年前の平成11年に建てられた。中2階建ての小屋で、30〜40名収容の建物内部は明るくて綺麗に使用されている。縦走や遠くから人たちには結構利用されているようだ。
 次は姥石平を目指す。小屋の前からは雪渓を登る。雪渓を抜け台地に出ると横岳の稜線が目の前に見える。尿前川の源頭を横切り姥石平には9時53分に着いた。のんびり登ってきたので避難小屋から1時間20分ほどかかった。姥石平は東焼石岳の分岐にもなっていて、周りは広大なお花畑である。焼石岳の山頂が目の前に見える。さあ、山頂まではもう少しだ。
 横岳分岐のコルまで登ってくると、尾根の反対側にある焼石沼が眼下に見えるようになる。さらに高度を上げると南本内岳が顔を出した。ガスも上がり絶好の登山日和になった。山頂まで来ると、風も弱く360度の展望が得られた。一昨年、東成瀬登山口から登った時はあいにくの雨で、何も見えなかったが、今日はすばらしい眺めだ。
 10分ほど眺めを楽しんでから、今日のお昼ご飯は泉水沼で取ることにして下山にかかる。20分ほど泉水沼に戻りゆっくりと休憩。銀明水で、また休憩。下山は花の写真を撮りながら3時間半ほどかけて登山口へと戻った。(I.I)

焼石岳で出会った花
ハクサンチドリ ショウジョウバカマ
リュウキンカ ミツバオオレン ハクサンイチゲ
ミヤマダイコンソウ ウラジロヨウラク シラネアオイ

キバナノコマノツメ

イワベンケイ ミヤマシオガマ

イワカガミ

ヒナザクラ アカモノ
イワイチョウ

ミズバショウ

マイズルソウ

エンレイソウ

ツクバネソウ オオカメノキ

概念図

国土地理院地図(電子国土web)から見る
トラック 登り=赤 下り=青

より大きな地図で 2014.06.23_焼石岳 を表示
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