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No.5094
東山 588.5m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ひがしやま 地形図

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山行期間 2015年4月12日(日)
コースタイム 白河関の森公園駐車場(9:22)→県境尾根取付点(10:06)→東山(10:51)→587m標高点(11:41)→白河関の森公園駐車場(14:36)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
白河関の森公園駐車場 白河関の森公園案内板 県境の案内標柱
県境尾根取付点 立木の赤ペンキと県境杭 那須連峰の展望
東山の三等三角点 丸みを帯びた587m標高点のピーク 栃木県側は民有林?

行動記録
 いつも参考にさせていただいているSさんのHPの記録を拝見させていただいていたら、白河市南部県境尾根走破の記録があった。今までは登山対象となるような山域でもないので考えた事も無かった山域であった。しかし無名峰であるものの三角点が3箇所もあり、点の記に山名が載ってあるので歩けるなら行ってみようと計画してみた。
 自宅より高速道で白河まで行き、白河の関を目指す。車を白河関の森公園駐車場に駐める。まずは駐車場より、一旦県道伊王野白河線に出てから、東へ延びる道路に入りを県境を目指す。舗装路は緩い勾配で上って行く。約40分ほど歩くと県境で、峠になっている。登山道のようなものは無いが、踏み跡らしきものは確認できる。特に福島県側は国有林で、県境尾根に沿って赤ペンキで目印に2本の線が描かれいる。これがこの先大変役だつことになる。また所々に県境界や様々な杭が打たれていて、この杭も大変助かった。
 踏み跡は小さなアップ・ダウンを繰り返し少しずつ高度を稼いで行く。この県境は、関東と東北の境であり、分水嶺でもある。尾根の右側は那珂川へと流れ落ち、左側は阿武隈川へと流れ落ちる。さほど標高は無いものの、重要な境目である。途中栃木県側が稜線まで伐採されている。那須連峰が見渡せる展望が開けた箇所で、展望があったのは唯一ここだけで、後はまったくと言って良いほど展望が無い尾根である。
 篠竹が生い茂る登りになり、やがて平坦になった所に三角点があある。点の記「東山」である。国土地理院の標柱も山頂プレートも一切無い山頂である。三角点を過ぎると、次も目標は行程の半分ほどのところにある587m標高点ピークである。赤いペンキと所々にある杭を頼りに587m標高点ピークになんとかたどり着く。
 このあたりから、それまで尾根筋がはっきりしていた県境も、丸みを帯びたハッキリしない尾根になり、地形も複雑になってきた。悪いことは重なるものでGPSがおかし動きになってきた。故障かと思いスイッチを入れ切れするが正常に作動しない。後から考えると何のことはない電池切れになっていたのだ。その時は電池切れと気づかずに無闇にスイッチを押したものの回復はせず現在地確認が出来なくなってしまった。
 これが命取りとなって、次の三角点「荒金沢」の手前300m付近で尾根を間違えて大木沢方面へ下ってしまった。下る方向にも赤ペンキの表示があり惑わされてしまったのだ。複雑な地形で地形図を読み切れなかったのも原因である。悔しかったが登り返す元気もなく、次回に反対側からリベンジすることにして山行を終え白河関の森公園駐車場へと向かった。(S.O)

空間放射線量
観測地点/特徴
時間
空間線量率(単位:μSv/h)
測定位置高さ100cm
緯度/経度
最大値 最小値 平均値
Data1 白河関の森公園駐車場/アスファルト
時間 9時22分
0.144 0.134 0.138 北緯 37゜02' 39.99"
東経 140゜13' 48.40"
Data2 県道取付点/疎林、アスファルト
時間 10時05分
0.293 0.276 0.283 北緯 37゜02' 47.10"
東経 140゜12' 00.28"
Data3 東山/広葉樹林、篠竹、壌土
時間 10時51分
0.409 0.393 0.400 北緯 37゜02' 39.99"
東経 140゜13' 48.40"
Data4 587m標高点ピーク/広葉樹林、篠竹、壌土
時間 11時40分
0.383 0.360 0.372 北緯 37゜01' 38.04"
東経 140゜12' 03.93"
Data5 白河関の森公園駐車場/アスファルト
時間 14時36分
0.147 0.140 0.143 北緯 37゜02' 39.99"
東経 140゜13' 48.40"
特記 緯度経度はGPSの性能の関係で多少の誤差があります。
放射線測定器 PA-1000(堀場製作所)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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