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No.5180
東大巓 1928.1m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ひがしだいてん 地形図

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山行期間 2015年9月23日(水)
コースタイム 姥湯温泉駐車場登山口(7:35)→兵子新道白岩コース→大日岳(8:35)→兵子(9:27)→ニセ烏帽子山(9:51)→烏帽子山(10:20)→昭元山(11:05)→大倉新道分岐(11:53)→東大巓(12:10,12:45)→明月荘分岐(12:47)→明月荘(13:06)→金明水(13:19)→大滝沢渡渉(14:05)→姥湯分岐(14:24)→大滝下り口分岐(15:28)→滑川温泉吊り橋(15:43)→滑川橋(16:01)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
姥湯登山口のハシゴ 大日岳の三角点 兵子は見晴しがよい
稜線上にある兵子の分岐 ニセ烏帽子山は灌木類が少々ある 烏帽子山は遠くまで見渡せる
烏帽子山で写真を撮るToさん 間違い安い道があるので注意 大倉新道からの分岐
大倉新道はとても新しい 稜線は清々しい 東大巓は視界ゼロ
明月荘 小奇麗である 金明水 大滝沢を渡渉
姥湯への分岐 滑川温泉の吊り橋は通行止めでした 帰りに見つけた堀田林道口

行動記録
 最近調子がでないと嘆いているToさんと、久しぶりに山行を組んでみた。行先は「東大巓」である。当初、「滑川温泉」と「姥湯温泉」の間、道路沿いにある「堀田林道登山口」から県境の尾根を目指す予定であった。しかし、当日、車両から堀田林道登山口を探しながら姥湯方面に上っていくが、なかなか見つからず、姥湯駐車場の「兵子新道白岩コース」登山口まで来てしまった。登山口が分からないということは不甲斐ないことだが、Toさんと協議し、姥湯からの兵士新道白岩コースに変更とした。変更内容をIさんに伝え、登山道を出発。登山口は鉄ハシゴから始まり、急登へ続く。一部景色が良い箇所もあるが、大部分は林間内であるため我慢の登りが続く。最初の関門である「大日岳」に8:35に到着。景色は絶景という訳ではないが、急登を登り切ったという達成感からとても清々しい気持ちになった。次は少し登り返して「兵子(ひょっこ)」にたどり着く。兵子の頂上は岩場になっており文句なく景色が良い。小休止をした後に稜線を目指す。10分程度で稜線の「兵子の分岐」に到着。ここから稜線伝いに西に向かう。登山道はしっかり整備されており、すぐに「ニセ烏帽子山」に着く。ニセ烏帽子山は若干展望がよくないようだ。すぐにまた次の「烏帽子山」に到着。ここは兵子と同様に岩場になっており、遠方までよく見えた。まだ山々の頭も紅葉の雰囲気は見当たらないが、紅葉時はさぞすばらしいに違いない。三角点を探してみたが見当たらず、それが少し残念である。先ほど大日岳には三角点を確認できたが、兵子、ニセ烏帽子と三角点を探せなかった。しばし烏帽子山の山頂で写真を撮影し、次に向かう。烏帽子山から東面の下りは岩が邪魔をして少し歩きづらいが、すぐ平坦になる。次に「昭元山」。ここは立派な三角点が登山道の真ん中に鎮座しているが、いかんせん景色はあまりよくないのが少し残念。進むと湿地がいくつか確認できる。途中、「谷地平」から上ってくる「大倉新道」との分岐に差し掛かる。このあたりから突然木道が出現し西へ続いている。大倉新道を見ると新道も木道になっている。疲労が出始める場所での木道はとてもありがたい。快適に進み、アッという間に「東大巓」に到着。ここを目標にしていたが、残念ながら山頂周辺は笹に覆われており長居は無用である。少し西に進み、座れて景色の良い場所で昼食とする。天気も良く風も強くない。シルバーウィークの終わりであるためか登山者も少なく楽しい昼食をいただいた。ここから長い下りの始まり。少し進むと、「明月荘」への分岐に差し掛かる。そこを北へ変針し、しばし進むと明月荘が現れる。今回訪れた時は無人であった。建物は風雪に耐えた年輪をうかがえるが、小奇麗で泊り心地は良いように見えた。下ると水場である「金明水」が見えてくる。登山道のすぐ脇にあり、引き水をした水が、ビニル管から人差し指2本分くらいの水量で常時流れていた。このあたりから登山道が少し急になってくる。まだ木道は続いているが、破損している部分も見受けられるので注意が必要である。また「大滝沢」近くの登山道では崩壊があったのか一部迂回路が新しく作られていた。沢に到着するまでに急で滑りやすいところもあり、気が抜けない。ヒンヤリとした水の気配がなんとなく感じられるようになると大滝沢が現れる。ここは沢登りで何度か訪問しているが、今回は渡渉し通過するだけである。渡渉は増水していなければ、濡れずに渡ることは難しくない。小休止を入れすぐに出発する。ここからは若干のアップダウンはあるが、なだらかに下るだけ。支沢の渡渉がいくつかあり「大滝」下り口の分岐に到着したのは15:28であった。そこからひと下りすれば滑川温泉である。途中、登山客ではないような男女2人とすれ違った。滑川温泉手前の吊り橋に近づくと、通行止めの表示があり愕然とする。確かに明月荘近くにそれらしい看板があった。しかし、つい最近、大滝沢を遡行しており、その時には通行止めはなかった。よってその明月荘付近にあった看板も、ずっと以前のものだろうと思っていたが後の祭り。そういえば先ほど2人の男女とすれ違ったが、どうみても登山客ではないようであり、また年齢も高いように見受けられたので、渡渉をするとは思えない。Toさんと協議し、別の道があるのだろうというというところで落ち着いた。しかし、暫く道を探すが、そのような道も見当たらない。やはり目の前の「前川」を渡渉することにする。登山靴であるため濡れないラインを見定めて渡渉。温泉の石ブロックをよじ登り滑川温泉に到着。少し歩き滑川橋からToさんの車で姥湯温泉駐車場に向かい、自分の車を拾って山行終了とした。
帰りに堀田林道の入口を注意深く探してみたところ、ガサヤブに覆われかかった林道入り口を発見。「米沢山の会」の赤い三角標識が少し奥にあった。山行中、魚の小骨のように気になっていたので、少しスッキリし帰路についた。(S.Su)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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