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No.5189
栗駒山 1626.5m一等三角点峰
山行種別 無雪期一般
かくりこまやま 地形図

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山行期間 2015年10月5日(日)
コースタイム 須川温泉(8:10)→名残ヶ原(8:31,8:38)→苔花台(8:44)→昭和湖(9:07,9:10)→天狗平(9:58)→栗駒山(10:22,10:26)→産沼(11:16,11:27)→三途の川(12:03)→苔花台(12:24)→名残ヶ原(12:32)→賽ノ磧(12:43)→須川温泉(13:11)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
須川ビジターセンター 須川温泉バス停が出発点 須川高原温泉の脇を通り登山道へ
コンクリートの石段を上がる 紅葉が進む名残ヶ原 名残ヶ原の案内板
産沼への分岐点・苔花台 昭和湖を目指して登る 昭和湖
天狗平へ向かう 天狗平に出ると宮城県側も見える 尾根伝いに栗駒山を目指す
眼下にイワカガミ平の駐車場が見える 多くの登山者で賑わう栗駒山の山頂 山頂の祠
シラタマノキ ゴゼンタチバナの実 紅葉も見頃
産沼分岐 産沼でお昼休憩 三途の川を徒渉する
三途の川の標柱 アキノキリンソウ 斜面全体が色づく
ゼッタ沢を渡る 苔花台に戻る 名残ヶ原から賽ノ磧へと向かう
左が剣岳 賽ノ磧から見る剣岳 旧噴火口

行動記録
 須川温泉から紅葉が進む栗駒山を訪れた。風は強いがまずまずの天気である。紅葉を目当てにたくさんの車が上がってくる。須川のビジターセンター前の駐車場に車を駐めて歩き出す。まずは須川高原温泉の建物の脇を通り、足湯が出来る流れている温泉のすぐ脇を通って登山道へと入る。最初はコンクリートの階段を登り、コンクリート舗装の登山道を進む。小沢を渡るとすぐに木道が敷いてある名残ヶ原に到着する。湿原は草紅葉となり栗駒山の斜面も程よく紅葉している。賽ノ磧への道を右に分け、次は昭和湖へと向かう。道がゼッタ沢へ寄ると、すぐに産沼への道が分かれる。苔花台(たいかだい)だ。昭和湖へは、このゼッタ沢に沿って登っていく。前日の雨で登山道は水たまりが多く、運動靴で訪れたハイカーも多く苦労しているようだ。どうも今日は長靴が正解のようだ。
 地獄谷を左に見ながら登って行く。須川温泉から歩き始めて1時間ほどで乳白色した昭和湖に着く。ここまでは紅葉を楽しむために登ってくる人も多い。昭和湖の西端にトイレがあるのだが、閉鎖されていた。樹木の無い昭和湖から丸太の階段で灌木帯に入ると稜線の天狗平まで登りが続く。天狗平では天馬尾根コースや湯浜、大地森からのコースを合わせ、栗駒山を目指す。右手の眼下にはイワカガミ平に止められたたくさんの車が見える。風は多少あるものの見晴らしは大変良い。20分ほどで栗駒山の山頂に着いた。頂上部には山頂標識と小さな祠があり、紅葉真っ盛りとあってたくさんの人で賑わっていた。
 しばし眺めを楽しんでから下山にかかる。下山は産沼を経由して須川温泉へと向かう。山頂から北東へ向かって下って行く。ネマガリダケと灌木の中の急斜面を辿るが、ぬかるんだ道で滑りやすい。また苔花台から逆コースで登ってくる登山者も多い。足下にはシラタマノキやゴゼンタチバナが実を付ける。ナナカマドも鮮やかに紅葉している。ゆっくり下って50分ほどで産沼に着いた。ここで昼食休憩。山頂部よりも標高1000〜1300mあたりが色鮮やかだ。
 産沼から三途の川へは下りかげんに進む。三途の川を徒渉しゼッタ沢へと向かう。振り返ると山腹の紅葉がちょうど良い感じになっている。湿原を抜けるとゼッタ沢で、徒渉すると苔花台の分岐点に着く。振り返ると雲の切れ間から日が差して紅葉が鮮やかさを増す。名残ヶ原まで戻ったら、時間もあるので賽ノ磧へと向かう。剣岳の岩肌を左に見ながら進み、木道になると須川温泉への分岐があり賽ノ磧の標柱が出てくる。ここから草木も無い砂礫帯を歩く。右のピークに登ると地獄釜・旧火口跡が眼下に見下ろせるビューポイントがあるようだが、コースから外れてしまうので歩いて良いものやら。
 小沢沿いに道を下り旧噴火口に出ると須川温泉は近い。そのまま下って行くと、秋田県との県境にある駐車場に出る。今日はここの駐車場も満車状態だった。さすが栗駒は紅葉の集客力がすごい。賑わうを通り越し観光客でごった返しである。ビジターセンターのある駐車場に戻って山行を終える。須川高原温泉でお風呂に入ったが、こちらも洗い場が無いぐらい混んでいた。今の時期、メジャーな山はどこも同じように賑わっているようだ。(I.I)

概念図

トラック 登り=赤 下り=青

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