Fukushima toukoukai Home page |
|
No.5312 |
粟ヶ岳 |
1292.6m二等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
あわがだけ |
地形図 |
|
山行期間 |
2016年4月27日(水) |
コースタイム |
第1水源地・粟ヶ岳県民休養地駐車場(7:50)→第二ダム(8:08)→第1ベンチ(8:57,9:05)→第2ベンチ・大栃平(9:37,9:43)→No5(9:50)→粟ヶ岳ヒュッテ(10:47,11:03)→北峰(11:46)→粟ヶ岳(12:07,12:30)→北峰(12:15)→粟ヶ岳ヒュッテ(13:14,13:19)→第2ベンチ(14:04)→第1ベンチ(14:30,14:40)→第二ダム(15:14)→粟ヶ岳県民休養地駐車場(15:35) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
|
|
|
第1水源地の脇にある粟ヶ岳休養地の駐車場 |
粟ヶ岳の案内板 |
大俣林道入口には奥に駐車場は無い旨の案内板がある |
|
|
|
大俣林道を歩く |
中央登山道入口にある山の神 |
第2ダム |
|
|
|
粟ヶ岳中央登山口の案内板 |
第2ダムを渡って対岸へ |
小沢で水も補給できる |
|
|
|
1合目にあたる「粟ヶ岳登山口」の標識 |
登り始めると汗も噴き出す |
第1ベンチ手前のハシゴ |
|
|
|
雨が降ると滑りそうな粘土質の登山道 |
登山道が緩やかになるとプレートが出てくる「4」は4合目かな |
716m標高点から見る粟ヶ岳 |
|
|
|
716m標高点には「大栃平」の標識が |
第2ベンチもここにある |
第2ベンチから少し登ると中間点の5合目である |
|
|
|
ハシゴが付けられた斜面が続く |
急斜面にはロープが付けられている |
粟庭の頭へ出る岩場にはクサリが付いている |
|
|
|
登り切ると標高900mのプレート・粟庭の頭である |
粟ヶ岳ヒュッテの手前にある水場は登山道から70mほど入る |
粟ヶ岳ヒュッテは7合目の位置になる |
|
|
|
少しだけ雪の上を歩くが稜線はほとんど雪が消えていた |
粟ヶ岳北峰には主図根の石柱があった |
北峰の南端に9合目の標識 |
|
|
|
残雪を踏んで1264m・中峰へと登る |
粟ヶ岳の山頂は360度の展望が得られる |
山頂の方位盤 |
|
|
|
粟ヶ岳には二等三角点がある |
一木岳方面を見る |
第1ベンチまで戻る |
|
|
|
第二水源地 |
登山口の登山届ボックス |
林道を歩いて駐車場へと戻る |
行動記録 |
前夜に福島を発ち、粟ヶ岳中央登山道の入口である粟ヶ岳ビジターセンターを目指す。粟ヶ岳県民休養地の駐車場で仮眠をとった。リーダーの坂○さんたちとは駐車場で待ち合わせて7時過ぎに合流した。道路脇の注意書きに「この先に駐車場はありません」とあるので、駐車場に車を止めて林道を歩くことにする。この大俣林道は未舗装路なので足には優しい。登山口となる第二水源地のダムまでは20分ほどの道のり。ダムで来ると登山口の少し先に5台ほどの駐車スペースがあり、地元の人たちはしっかりと登山口まで車を乗り入れていた。平日の登山者が少ない日は奥まで車を乗り入れることも可能と思われる。
ダムの上の歩道で対岸に渡ると登山届がある。登山届けのボックスは粟ヶ岳県民休養地管理棟にもあったので出発点に入れて歩き始めると良い。登山道の脇にはミヤマカタバミやネコノメソウなどが咲いている。尾根に取り付くと程よい傾斜の登山道が続く。等高線の混み具合からおおよその察しはつくが、最初の登りから汗を絞られる。シャツを1枚脱いで体温調整する。ほぼ同じ傾斜で登って行くと標識「2」が出てくる。山頂が「10」なので2合目にあたる。今の時期、はなわ豊富でナカハシスミレやチゴユリ、イワカガミ、ミツバツツジ、イワウチワ、カタクリ、ユキツバキなど次から次に出てくるので写真を撮ってばかりで前に進まない。
ハイキングコースになっている尾根に合わさる手前でハシゴが出てくる。ハシゴを登ると直に3合目・第1ペンチに付く。見晴らしも良いので休憩とする。案内場のコースタイムは3合目まで40分とあるが、私たちは休憩も含めると55分なので、ゆっくりペースであることがわかる。
4合目を過ぎると間もなく716m標高点大栃平に着く。ここには第2ベンチがあり、目の前に粟ヶ岳が見え展望はすこぶる良い。また休憩である。
5合目は9時50分に通過。まだまだ先は長い。登山道の傾斜もきつくなりハシゴやロープが出てくる。標高900mの粟庭の頭に出る岩場にはクサリがついている。きつかった登りもここで一段落する。10時37分に水場の標識を通過し10時47分に粟ヶ岳ヒュッテに到着する。粟ヶ岳ヒュッテは7合目にあたり、小屋の前にはベンチもあるので、またひと休みである。ここからようやく雪が出てくる。
残雪の上を歩くが、今年は雪が少ないため特に危険な箇所もない。尾根伝いに高度を上げると七頭・権ノ神岳方面からの道を合わせて主稜線に乗り、粟ヶ岳北峰となる。稜線にはミズバショウが咲いていた。1264m標高点の中峰を越えると粟ヶ岳は目の前である。
山頂到着は12時07分、登山口からちょうど4時間かかった。粟ヶ岳の山頂は何も遮るものが無く素晴らしい展望が得られる。南にはまだ雪を被った守門岳が見える。風も無く山頂で昼食休憩とした。20分ほど休んでから下山を開始する。帰りも景色をや花を楽しみながらのゆっくりペースである。粟ヶ岳ヒュッテまで45分ほどで戻りひと休み。小屋から下は、クサリ場やハシゴ、ロープの急斜面などがでてくるのてで注意しながら降りる。第1ベンチで道は長瀬神社へと続くハイキングコースと第二水源地へ戻る中央登山道とにわかれる。右に折れ第二水源地へと下る。第2ダムの登山口には15時14分に着いた。車を置いてきた駐車場まではさらに林道を20分ほど歩いて戻る。案内書では第二ダムから山頂往復に要する時間は5時間とされているが、コースタイムは健脚者での標準時間であり、休憩時間を含めて余裕時間は必要となる。(I.I) |
粟ヶ岳で出会った花 |
|
|
|
ミヤマカタバミ |
ネコノメソウ |
ナガハシスミレ |
|
|
|
チゴユリ |
イワカガミ |
ミツバツツジ |
|
|
|
イワウチワ |
カタクリ |
ユキツバキ |
|
|
|
ショウジョウバカマ |
イワナシ |
斜面にカタクリが群生している |
|
|
|
タムシバ |
ミズバショウ |
キクザキイチゲ |
概念図 |
|
トラック |
ルート=赤 |
トップ |
|
Copyright(C) 2016 福島登高会 All Rights Reserved.
|
|