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No.5317
蒜場山 1363.0m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ひるばやま 地形図

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山行期間 2016年5月3日(火)
コースタイム ゲート(6:30)→加治川治水ダム(7:12)→登山口(7:20)→岩岳・932m標高点(8:45)→烏帽子岩(9:45)→山伏峰(10:33)→蒜場山(10:46)→岩岳(12:48)→登山口(13:54)→ゲート(15:00)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
木立の間に俎倉山が見える。迫力がある 岩岳から降ると残雪のブナ林。水場の標識がある 烏帽子岩を越え、さらにやせ尾根を進む
蒜場山頂 山頂からの展望。右が大日岳方向、左の峰は北俣岳だろう 急坂を降ってくると新緑の加治川治水ダムが見えた

行動記録
 飯豊連峰の主稜線から続く山なみに位置し、なかなかの眺望が得られる山と期待して向かったのがこの蒜場山だ。加治川治水ダムまで車で行けるものと思っていたのだが、俎倉山への林道分岐の先にゲートがあり通行止めに。6時30分、やむなく車をおいて歩き出した。
 道には雪崩除けのスノーシェッドが幾つも設置され、冬の厳しさを物語っている。7時12分、加治川治水ダムに着き、堤体の上を歩いて対岸に渡る。点検中の警備の方にあいさつすると、しばし立話となる。道路は、例年5月中旬まで通行止めとのこと。以前は奥の加治川ダムまで車が入れたが事故を契機に徒歩限定になったとか。
 7時20分、米平新道の標柱が立つ登山口から登り始める。いきなりの急登であるが頑張って高度を稼いだ。やがて右木立の間に迫力ある岩山が見える。これが俎倉山だろう。8時45分、岩岳(932m標高点)に到着。ここから蒜場山へ向かう尾根が望まれる。途中に見える岩峰が烏帽子岩だ。
 岩岳からはコルに向かって降って行く。これまでのやせ尾根のルートとはうって変わって、新緑のブナ林が広がっている。また、水場の標識があることに意外な感じがする。さらに進んで烏帽子岩は、登りと降りが鎖場になっている。次いで兎戻しという岩場である。しばらく両側が切れ落ちたやせ尾根を渡っていく。前方の稜線が近づくにつれて、ルートに断続的に残雪が現れる。例年よりずいぶん少ないとの話であるが慎重に進んで行く。10時33分、稜線上に登り詰めると山伏峰である。蒜場山はもう目の前である。
 10時46分、山頂に到着。山頂から北に延びる稜線の先は大日岳になるはず。また、左に続く白い稜線の先の尖がりは北俣岳と思われた。風がさらに強まる予報に早々に下山することにして、往路を戻る。烏帽子岩手前まで降りてくると大型ザックの4人パーティーとスライドした。お話では、蒜場山を越えてさらに進むとのこと。12時48分、岩岳を通過、登山口には13時54分に到着した。以後、車道を歩き駐車場のゲートに戻って終了した。(K.S)

概念図
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トラック ルート=赤

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