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No.5353 |
船形山 |
1500.1m一等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
ふながたやま |
地形図 |
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山行期間 |
2016年6月19日(日) |
コースタイム |
大滝キャンプ場・登山口(9:23)→眺望所(9:59,10:05)→鏡ヶ沼分岐(10:19)→船形山(11:09,11:23)→千畳敷・升沢分岐(11:44)→蛇ヶ岳(12:34)→草原・休憩(12:47,13:07)→瓶石沢(13:26)→三光の宮(13:55,14:07)→保野川徒渉点(14:38)→大滝キャンプ場・登山口(14:47) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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大滝キャンプ場の登山口が出発点 |
最初は幅の広い登山道 |
三光の宮への分岐点 |
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湯谷地の標柱 |
眺望所 |
鏡ヶ池分岐 |
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船形山の山頂 |
北側に延びる尾根 |
船形山の避難小屋 |
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観音寺コースの分岐 |
振り返ると山頂はガスで覆われていた |
升沢小屋への分岐 |
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蛇ヶ岳山頂 |
草原経由で瓶石沢へと下る |
蛇ヶ岳下部の湿原 |
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草原にはたくさんの花が咲いていた |
瓶石沢の分岐 |
三光の宮手前の保野川へ下る登山道分岐 |
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三光の宮でひと休み |
三光の宮にある石柱 |
太陽、月、星が刻まれている三光の宮の石柱 |
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保野川を渡る |
大滝登山口と道を合わせる |
キャンプ場に戻って山行を終える |
行動記録 |
層雲峡の大沢小屋に泊まりながら登ったのが15年前の2001年なので、久しぶりに訪れる船形山である。今回は今まで登ったことない大滝キャンプ場からのコースを登ることにした。キャンプ場までは大和インターを下りてから内水面水産試験場を目指して行く。水産試験場手前の「ふるさと緑の道」の看板を見たら右に折れて小荒沢沢林道に入るが、道が悪いのでゆっくりと走ることになる。30分弱で色麻町から登ってくる保野川林道と繋がる。小荒沢林道も保野川林道も未舗装路だが、ここから大滝キャンプ場へ向かう道は幅は狭いものの舗装されている。最初は地形図だけ見ていたのでこの三叉路がどうなっているのか理解できなかったが、歩道記号の道がキャンプ場までの2.5kmがしっかりした舗装路になっているのだ。キャンプ場のトイレが出てくると登山口は近い。少し進んで急な道路を左に下がると15台ほど止めることのできる舗装された駐車場になっている。水場もここにある。
身支度をして9時23分に歩き出す。最初は幅の広い登山道で、3分と歩かないうちに左に三光の宮への道を分ける。やがて登山道は笹に覆われて幅が狭くなり湯谷地に着く。標柱があり左に踏跡が付いていた。寄らないで先へと進む。休憩ポイントである眺望所には9時59分に着いた。先に休憩していたご夫婦とお話をすると通行止めになっている保野川林道を登ってきたとのこと、大変怖い思いをされたようで、小荒沢林道が走れるかどうか聞かれた。帰りは小荒沢林道を利用して下りたいと言う。
眺望所の尾根からブナ林の中を少し下り、次に登り返すと鏡ヶ池分岐となる。ここから稜線までは標高差280mほどの登りが続く。途中に展望台の標柱があり、振り返ると灌木の上から麓の山々が見下ろせる。足元にはコイワカガミが咲き、登山道の両側にはサラサドウダンが花を付けている。稜線の分岐標識を確認したら左に進む。船形山の山頂はもう少しだ。
稜線も花は豊富だ。コイワカガミ、ゴゼンタチバナ、サラサドウダン、シャクナゲ、ウスユキソウ、ミヤマキンバイ、キバナスミレなどが咲いている。多少ガスがかかり始まるが11時09分、2時間ほどで船形山に到着した。山頂にはすでに数パーティの登山者が休んだり、記念撮影をしたりしていた。ガスがかかったり切れたりの天気だが、そう寒くはない。15分ほど休んでから蛇ヶ岳へと向かう。
稜線を南に向かうと、すぐに観音寺コースを右に分ける。右に分けると言うより、これから進む升沢・後白髪コースが左に折れると言った方が正解か。登山道は尾根伝いに下っていく。1428m標高点で左に升沢小屋への道を分けるので、蛇ヶ岳へは真っ直ぐ進む。途中4人の登山者とスライドし、12時34分に蛇ヶ岳の山頂に着いた。蛇ヶ岳は周りを灌木に覆われ、標識が無ければ見逃してしまいそうな山頂だ。休むことなく「草原をへて升沢へ至る」の標識を確認したら左に折れて下って行く。山頂下部は湿原になっていて、モリアオガエルと思われる卵もあった。
湿原から更に下って行くと草原に出る。ここで眺望所でお話ししたご夫妻が登ってきたところと出合う。蛇ヶ岳を経由して下山の予定が、誤って升沢小屋へ下ってしまったので蛇ヶ岳へ登り返してきたとのこと。すごいパワーだ。私たちは草原で遅めの昼食休憩を取った。草原はお花畑にもなっていて、時期をずらせば色々な花が楽しめそうだ。
草原を過ぎると瓶石沢に出る。ここで升沢小屋からの道を合わせる。三光の宮分岐までは緩やかに高度を下げで行く。せっかくなので三光の宮に寄ることにする。ハッキリしなかった天気も三光の宮まで来るとガスの下になり明るくなった。展望も良い。山頂はガスでハッキリしなかったが、天気が良いと山頂がきれいに見えると言う。船形山の宮城県側から登って天気が良かったためしがない。それでも今日は良い方だろう。三光の宮分岐まで戻り、大滝キャンプ場へと向かう。標識から右に折れ保野川に向かって樹林帯の中を下って行く。保野川を徒渉するのだが、橋は無く増水時には注意が必要だ。対岸を登り返し少し行くと大滝キャンプ場からの道に合わさる。駐車場はすぐである。リュウキンカは駐車場脇の水場の所にたくさん咲いていた。美味しい水をお土産にボタンに詰め帰路に着いた。(I.I) |
船形山で出会った花 |
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マイズルソウ |
タニウツギ |
ミヤマキンバイ |
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ウスユキソウ |
ツマトリソウ |
ゴゼンタチバナ |
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アカモノ |
サラサドウダン |
花の付け根に小さな葉が1枚ついているのでコブシかな? |
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シラネアオイ |
コイワカガミ |
ギンリョウソウ |
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ツクバネソウ |
エンレイソウ |
リュウキンカ |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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