Fukushima toukoukai Home page
No.5442
筑波山 875.7m一等三角点峰(女体山)
山行種別 無雪期一般
つくばさん 地形図

トップハイキング>筑波山

山行期間 2016年11月20日(日)
コースタイム 市営第1駐車場(11:10)→筑波山神社入口(11:32)→酒迎場分岐(11:49)→弁慶茶屋跡(12:50)→国割り石(13:06,13:25)→女体山(13:52,13:58)→御幸ヶ原(14:15,14:25)→男体山(14:37,14:40)→御幸ヶ原(14:50)→ケーブルカー中間点(15:34,15:43)→筑波山神社(16:20,16:23)→市営第1駐車場(16:45)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
市営第1駐車場に車を止めて歩き出す 筑波山神社の参道入口 筑波山神社の脇を抜け橋を渡ると標識が出てくる
石の鳥居が登山道の入口 白雲橋(しらくもばし)コースに入る 酒迎場分岐でつづじヶ丘へ向かう迎場コースが分かれる
鬱蒼としたスギ林の中を進む 白蛇弁天 混み合う弁慶茶屋跡
弁慶七戻り 弁慶七戻りを抜けて振り返る 高天ヶ原の祠
母の胎内くぐり 陰陽石 国割り石で遅めの昼食
出船入船 裏面大黒 北斗岩
北斗岩を抜けて振り返る 筑波山ロープウェイが頭上に見える 大仏岩
女体山の山頂は足の踏み場もない 何とか一等三角点を写真に収める 女体山からの眺め
女体山の御本殿、どこも人で一杯 御幸ヶ原の筑波山ケーブルカーの山頂駅にはたくさんの人が並んでいた 御幸ヶ原から男体山を目指す
男体山の方が人が少ない 男体山の御本殿に着く 御幸ヶ原に戻り筑波山神社へと下る
御幸ヶ原コースは間伐材の階段が続く 女男川の源頭 休憩しているとケーブルカーがすぐ脇を通る
麓のケーブルカー宮脇駅への道を分ける 筑波山ケーブルカー乗り場への道 筑波山神社の前を通って駐車場へと戻る

行動記録
 観光地の筑波山は日本百名山のひとつでもある。今まで登ってみようと考えたこともなかったが、一度は行ってみるのも悪くないかと考えるようになったのは年齢のせいかもしれない。福島を朝出発しても暗くなる前には下山できるだろうと計画したが、訪れた日が悪かった。紅葉真っ盛りの日曜日とあって渋滞で車が動かない。駐車場が空くのを待って歩き出しは11時を回っていた。
 筑波山神社から一番遠い市営第1駐車場から歩き始める。神社までは20分ほどの道のりだ。ルートは白雲橋(しらくもばし)コースを登って御幸ヶ原(みゆきがはら)コースを下ることにした。神社の参道入口から右のお土産屋さんの前を通り筑波山千寿川砂防堰堤群の説明坂を左に見て橋を渡る。ここら辺から案内標識が出てきて観光地の雰囲気から逃れることが出来る。標識は良く整備されているのでコースへ入ってしまえば間違うこともない。鳥居をくぐると登山道だ。鬱蒼としたスギの林(筑波山神社林)を進むと酒迎場分岐に着く。右の道は迎場コースでロープウェイ乗り場があるつつじヶ丘へ続いている。左の白雲橋コースに入り少し行くと白蛇弁天だ。白い蛇が住み、見た者は財を成すと言われている。が当家は財も運も縁がないようだ。登山道は樹林帯の中を徐々に勾配を増しながら登っていく。坂迎場分岐から1時間ほどで弁慶茶屋跡に着いた。天候が回復したようやくの休日とあって多くの人でごった返し休むところではない。先に進むことにした。
 ここから尾根伝いにたくさんの巨岩、奇岩が続いて出てくる。これを目的にロープウェイで訪れる人も多い。まずは弁慶七戻りをくぐってから祠の建つ高天ヶ原に寄ってみる。次に母の胎内くぐり、陰陽石を通り国割り石まで来て遅めの昼食をとった。ここまで人が多くてノンビリ休憩する所もなかった。巨岩帯はまだまだ続く。出船入船、裏面大黒、北斗岩、頭上にはロープウェイが見える。多くの人とすれ違いながら女体山には14時52分に着いた。ここで待っていたのはやはり大勢の人である。山頂には進むこともままならないほどの人でごった返し、展望を楽しむところでは無い。三角点を写真に収め、すぐに御幸ヶ原へ向かうことにした。
 女体山から御幸ヶ原までは山頂連絡路と呼ばれ、下り下弦の緩やかな道である。途中にガマ石があり、ガマ石の口の中に石を投げいれるとお金持ちになれると言われているようで、この山はお金にまつわる言い伝えが多いようだ。これも人間のサガか。御幸ヶ原までくるとケーブルカーの山頂駅にたくさんの人が並んでいる。現在1時間以上待ちと言う。遅くなったらケーブルに乗ってみようかとも考えていたが、どうも歩いて下った方が早そうだ。
 御幸ヶ原から男体山を目指す。お土産屋さんの前の階段を登り樹林帯の中の登山道へと入っていく。道幅はあるものの勾配もあり滑りやすいところもある。男体山の御本殿まではゆっくり歩いて15分ほど、コンクリートの階段を登り本殿の正面に出ると展望も利く。
 帰路は御幸ヶ原に戻り、筑波山神社に直接下りる御幸ヶ原コースを下る。最初は間伐材の階段が細かく付けられている。男女川の上流(ほんのチョロ水)を横切りケーブルカーの長峰トンネルの上を通ると登山道はケーブルカーのレールとそう離れずに下って行く。ケーブルカーが行き違いする中間点が休憩ポイントにもなっている。時間は15時30分を回っていたが、まだ多くの人が登ってくる。土日は21時までケーブルカーが運転されているので人が絶えないようだ。筑波山神社には16時20分到着。少し薄暗くなってきた。駐車場まではさらに20分かかるが何とか暗くならないうちに戻ることが出来た。
 筑波山は日本百名山だが、登山と言うよりは信仰の山であり観光地の色合いが強い。山頂までロープウェイで往復することも可能だし、登りだけ登山道を使い帰路はロープウェイかケーブルカーを使うのも有なので、体力に合わせて楽しめる山と言える。(I.I)

概念図


電子国土webで見る
トラック 登り=赤 下り=青

トップ

Copyright(C) 2016 福島登高会 All Rights Reserved.