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No.5576 |
蔵王・熊野岳 |
1840.3m二等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
ざおう・くまのだけ |
地形図 |
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山行期間 |
2017年6月12日(月) |
コースタイム |
エコーライン・標高1100m(8:42)→登山口(8:49)→仙人橋(8:55)→中丸山(10:28)→熊野岳(11:59)→避難小屋(12:07,12:39)→熊野岳(12:47)→中丸山(13:50)→仙人橋(15:02)→登山口(15:12)→エコーライン・1100m(15:20) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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登山届のある登山口 |
吊り橋の仙人橋を渡る |
ツクバネソウ |
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ツマトリソウ |
ミツバオウレン |
ムラサキヤシオツツジ |
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中丸山の山頂 |
木道でオオシラビソの中へ |
ショウジョウバカマ |
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イワカガミ |
残雪が出てきた |
雨に濡れた木道は滑りやすい |
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木道が残雪で覆われる |
まだミネザクラヶ咲いていた |
ミネズオウ |
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低木帯を抜けると石畳の道になる |
熊野岳は近い |
熊野他だけの二等三角点 |
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熊野岳の山頂 |
山頂に建つ熊野神社 |
雨で曇る避難小屋 |
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マイズルソウ |
仙人橋まで戻る |
蔵王ライザワールドの建屋 |
行動記録 |
仙人沢と蔵王沢に挟まれた尾根が中丸山尾根である。山スキーでは使ったことがあるのだが無雪期の登山は初めてだ。優れない天気が続いたが曇りの予報を信じて登ってみることにした。登山口となるエコーラインの蔵王坊平高原・標高1100mの案内板の少し先にある冬期閉鎖ゲート手前右手に車を止められるスペースがある。3〜4台は止めることができるだろうか。
出だしから雨模様でどうしようかと迷うが大した雨でもないので雨具を付けて登ることにした。エコーラインからペンションtooコットン入口に入り、蔵王ライザワールド(ライザスキー場)ゲレンデを横切って登山口へと向かう。登山届けのボックスはここにある。仙人沢に向かって急斜面を下って行く。高度を60m程下げ吊り橋の仙人橋を渡る。結構下ったつもりでも河床までは結構な高さがある。対岸に渡ると急な登りとなり、右にトラバースしたら次にジグザグに高度を上げる。斜面は沢に向かって勾配がきつく、過去に転落死亡事故も起きているので充分注意したい。
中丸山に向かって鬱蒼とした樹林帯の中を登って行く。いずれ雨も上がるだろうと期待したもののガスは切れず霧雨は止むことはなかった。中丸山まで特に変化もなくもくもくと歩くだけだが、ツマトリソウやミツバオウレンなどが花を付け気を紛らせてくれる。中丸山の標柱には10時28分に着いた。予定ではこれから登る熊野岳が見えるのだが、霧雨で何も見えない。
中丸山から少し下るとオオシラビソの間を木道で抜ける。コル付近にはショウジョウバカマやオオカメノキ、ミツバオウレンなどが花を付ける。途中、木道がまだ残雪で覆われいる場所もある。ルートを誤らないようにしたい。残雪部より上にはミネザクラが見事な花を広げていた。白いヤマツツジもあった。登山道の両側はミツバオウレンが咲き、これから見頃になりそうなミネズオウが小さな花を開き始めていた。
登山道はやがて低木帯を抜けザレ場に出る。ここから登山道は石畳の道に変わり熊野岳を目指す。風もあり霧雨が容赦なく吹き付ける。山頂を写真に収め避難小屋を目指す。小屋に入って雨具を脱いで昼食休憩とした。蔵王の御釜周辺は、平成27年4月13日に発表された火口周辺警報が発令されて以降馬の背登山道は通行止めの自主規制が行われていたが、昨年7月から避難経路整備が完了したことから火口湖の脇を通る馬の背登山道は通れるようになった。小屋で30分ほど粘ってみたが天候の回復は見込めず、計画では周回するつもりだったが、平日でこの天気ではリフトの運転もしていないだろうし、霧雨と風を避けて登ってきた道を戻ることにした。
熊野岳から低木帯に入ると風は気にならなくなったが、雨は止まない。平日でもあり最後まで登山者とすれ違うこともなく仙人沢へと下降した。今度は暖かくて天気が良いときに訪れてみよう。もっと沢山の花と出会えるかもしれない。(I.I)
※蔵王に関する情報について(山形県ホームページ)
蔵王山噴火警戒情報、馬の背登山道の情報など
http://www.pref.yamagata.jp/sangyo/kanko/joho/8020072zaozantoppage.html |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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