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No.5581 |
平標山 |
1983.8m三等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
たいらっぴょうやま |
地形図 |
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山行期間 |
2017年6月18日(日) |
コースタイム |
駐車場(6:00)→平標山登山口(6:04)→鉄塔(7:08,7:28)→松手山(8:07)→写真休憩→平標山(9:51,10:07)→ベンチ(10:25)→仙ノ倉山(11:09,11:20)→ベンチ・休憩(11:58,12:21)→平標山(12:38)→平標山の家(13:16,13:28)→平元登山口(14:22)→駐車場(15:30) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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トイレのある登山者用駐車場 |
登山計画書を提出 |
元橋の平標山登山口 |
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急登を登り鉄塔に出る |
松手山の山頂 |
ガスが切れ始まった |
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平標山への登り |
木の階段が続く |
登山道脇のハクサンイチゲ |
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まるで畑にハクサンイチゲ植えたよう |
平標山 |
木の階段でコルへと下る |
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ハクサンイチゲとハクサンコザクラのお花畑 |
仙ノ倉山への最後の登り |
仙ノ倉山 |
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ガスは切れたものの遠目は聞かない |
階段の間にもハクサンイチゲが咲く |
平標山から平標山の家へ下る途中に残雪が出てくる |
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平標山の家 |
平元新道を下る |
平元新道入口の水場 |
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林道のゲート |
別荘地は道路を避けて登山道を歩く |
平標登山者用駐車場は有料です |
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平標山の手前で見たどこまでも続くハクサンイチゲのお花畑 |
行動記録 |
家内が平標山の花を一度は見たいと言うので出かけることにした。平標登山口の駐車場までは340kmの道のり、磐越道でも北関東道を使っても時間は同じぐらいかかる。運転しやすいのは北関東道だろうか。駐車場には6時前に着いたがすでに多くの車が止められていた。朝食は行動を開始してから取ることにして身支度をし、登山届けをボックスに入れて歩き出す。河内沢に沿って登山道を進むとすぐに舗装路に出る。左に折れ橋を渡って少し行くと平標山登山口である。登り始めから急登が続く。1411m標高点の先に立つ鉄塔まで約1時間、鉄塔の土台に腰を掛け朝食のおにぎりをほおばる。次に20分ほど休んでから松手山を目指す。 登山道の脇にはエンレイソウやマイズルソウ、チゴユリ、イワカガミ、アカモノ、ベニサラサドウダンなどが花を付けていた。花をながめ写真を撮りながら登るのでいっこうに前に進まない。
松手山には8時07分に着いた。次の平標山までは標高差360m、標準タイムは1時間10分だが、途中、ミツバオウレン、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、オオカメノキ、ミネザクラなどが花を付ける。木の階段を登り一の肩から山頂手前のハクサンイチゲのお花畑は圧巻で、時間は見る見る間に過ぎて30分も予定を超過してしまう。花を見るのが目的の山行なので、これも致し方ない。平標山には9時51分に着いた。人気の山で山頂にはたくさんの人が休んでいた。15分ほど休んでから仙ノ倉山へと向かう。
仙ノ倉山へは約2q、高度を80mほど下げたところにベンチがあり、ハクサンイチゲとハクサンコザクラの群生地でもあるので沢山の人が休憩したり、写真を撮ったりしていた。昨年は岩手山のユキワリコザクラを見損なったので感激もひとしおである。平標山から仙ノ倉山間は高山植物群生地になっていて時期もあるだろうがその景観は期待通りだ。朝方はガスで覆われていた峰々もこのときだけは姿を現してくれた。稜線上には雪は残っていないものの仙ノ倉谷の源頭には雪が残り、稜線にはミネザクラが生き生きと咲いていた。2021m標高点のピークを越えると仙ノ倉山はもう少しである。気持ちの良い稜線歩きで最後の階段を登ると今日の目的地、仙ノ倉山に着く。山頂からは360度の展望が得られるのだが、ガスは切れてくれたものの近くの稜線は見えるが遠目は利かない。10分ほど休んでから山頂を後にする。花を見ながらゆっくりと稜線歩きを楽しんで、平標山手前のコルにあるベンチで昼食休憩を取った。今まで見通せた稜線もいつの間にかガスに覆われ始まった。
平標山からは南にルートを変え平標山の家へと下る。木の階段で尾根を真っ直ぐ下って行く。途中、残雪も出て来た。階段に飽きたころ40分ほどで平標山の家に着く。ここには水を補給し、トイレ休憩とした。トイレは有料で100円である。
次に小屋前の平標登山口方面指導標に従ってブナ林の樹林帯を下る。これでもかと言うぐらい長い木の階段を下り、いいかげん飽きてきた頃に道は緩やかになり水場のある平元新道の登山口に着く。ここからも長い林道歩きが待っている。
歩くのはゆっくりペース。若い人たちにはどんどん抜いてもらう。45分ほど林道を下ると駐車場への矢印標識が道路の右に立っている。登山道は河内沢に沿って河原を歩くようになっている。これがまた歩きにくい道で疲れた足には結構こたえる。350mほどの距離なのだがズルして林道を歩かせてもらった、別荘地に入るところから登山道に戻り、駐車場へと向かった。この道は別荘地の中を通る林道を登山者が歩かないようになっているもので地元の人に迷惑をかけないようにしたい。
駐車場には15時30分に戻った。所要時間は9時間30分、平均タイムは7時間20分なので休憩時間を含めると1.3倍の時間がかかったことになる。せっかく花が一番良い時期に訪れたのだし、若くもないので、そう急いで歩くこともないだろう。早めに行動を開始すれば、それだけノンビリとした山行が楽しめる。(I.I) |
平標山〜仙ノ倉山で出会った花 |
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ニガイチゴ |
オノエラン |
チゴユリ |
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ベニサラサドウダン |
イワカガミ |
イワナシ |
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ミツバオウレン |
ツマトリソウ |
アカモノ(イワハゼ) |
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ゴゼンタチバナ |
葉からしてハクサンチドリ? |
ハクサンイチゲ |
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アズマシャクナゲ |
ミネズオウ |
チングルマ |
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ヤマツヅジ |
タニウツギ |
エンレイソウ |
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オオカメノキ |
ヨツバシオガマ |
ミヤマキンバイ? |
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ハクサンコザクラ |
ミネザクラ(タカネザクラ) |
ツクバネソウ |
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ユキザサ |
ショウジョウバカマ |
ギンリョウソウ |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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