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No.5662 |
四阿山 |
2354m標高点 |
山行種別 |
無雪期一般 |
あずまやさん |
地形図 |
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山行期間 |
2017年10月1日(日) |
コースタイム |
菅平牧場駐車場(7:33)→四阿山登山道入口(7:40)→大明神沢(7:59)→小四阿(8:49)→四阿高原分岐(9:13)→中四阿(9:32)→根子岳分岐(10:07,10:13)→四阿山(10:31,10:35)→根子岳分岐(10:50)→2039mコル(11:28)→大岩(11:58)→根子岳(12:08,12:36)→あずまや(13:45)→菅平牧場駐車場(14:13) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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菅平牧場の駐車場 |
根子岳登山口と登山届ボックス |
公衆トイレ |
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牧場内の舗装路を右に向かう |
四阿山登山口 |
牧場のフェンスの脇を登って行く |
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のどかな牧場の風景 |
大明神沢を渡る |
樹林帯の中を緩やかに登って行く |
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ダケカンバの林がきれいだ |
マツムシソウが咲く |
小四阿から中四阿を見る |
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中四阿手前の四阿高原への分岐標識 |
一段上がった露岩帯から振り返って見る |
中四阿手前の露岩帯 |
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左に根子岳が見える |
根子岳分岐手前のガレ場から振り返って見る |
根子岳分岐でひと休み |
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樹林帯を抜けると木道の階段 |
鳥居峠の分岐はここにある |
山頂には二つの祠がありこちらが山家神社奥宮の西宮 |
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こちらが東宮 |
米子川を挟んた山頂からの眺め |
これから向かう根子岳も見える |
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根子岳から登ってきた登山者とスライドする |
樹林帯の急な下り |
大スキマと呼ばれる笹のコル |
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コルから四阿山を見る |
大岩が迫ってきた |
大岩からの展望は大変良い |
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大岩群を縫うようにして抜ける |
大岩を抜けると根子岳は近い |
根子岳山頂 |
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峰の原高原への分岐 |
根子岳にある鐘、風が強い |
菅平牧場へ向かって下る |
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標識も良く整備されている |
ダケカンバの林が多い |
菅平牧場上部にあるあずまや |
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あずまや脇にある案内板 |
アザミ・根子岳は花の百名山 |
アキノキリンソウ |
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牧場の管理事務所が見えてきた |
ヤマリンドウが見事に開いていた |
カントウヨメナ? |
行動記録 |
以前から名前が気にはなっていた四阿山だが、なかなか登る機会がなかった。四阿山は日本百名山であり、その隣の根子岳は花の百名山で訪れるハイカーも多い。四阿山の名前を知ったのはもう40年以上も前だ。友人から群馬県にも福島と同じ吾妻山があるんだと聞いていたが、当時は関東圏の山に行くことなど考えも及ばなかった。調べてみると群馬県側では四阿山のことを吾妻山(あがつまやま)と呼んでいた。全国に広く知られるようになったのは日本百名山がブームになってからだろうか。
今回は楽に登ることができる菅平牧場がスタート地点である。登り出しが1590m、四阿山の山頂が2354mなので標高差は764mしかない。管理事務所手前の駐車場に車を止めて、まずは四阿山を目指すことにする。登山届けをボックスに入れて右側の牧場内の舗装路を5分ほど進むと左に四阿山登山口がある。ここからが登山道である。道は牧場の脇を通る。下り坂になり登山口から20分ほどで大明神沢に着く。沢を木橋で渡ると登山道は右に緩やかに登って行く。標識も良く整備されている。やがて明るいダケカンバの林になる。ヤマハハコやマツムシソウが花を付ける。1917m標高点の小四阿まで来ると次に登る中四阿が見えてくる。右に四阿高原ホテルへ下る道を分け、露岩帯に出ると山裾が見渡せる。このコースも展望が良く利くので歩いていても気持ちが良い。中四阿は2016m標高点の岩峰を右から抜ける。左に根子岳がきれいに見える。針葉樹林帯を抜け、再び露岩帯に出る。背の低い笹原を緩やかに登って行くと根子岳との分岐に着く。広場になっているので休憩している人も多い。山頂まではもう少しなのだが、気持ちの良い場所なのでザックを降ろしてひと休みする。
分岐から四阿山へは大した登りもなく達することができる。こんなに楽して2300mクラスの山に登ってしまっても良いのだろうかと思う。山頂には2つの祠がある。手前が山家神社奥宮の西宮、2354m標高点にあるのが東宮だ。山頂の更に東方の三角点のある北峰にも祠があると言う。山頂からの眺めも非常に良い。
さて次は根子岳に向かおう。一旦分岐まで戻り右に折れて根子岳を目指す。分岐から少し行くと針葉樹林の中の急坂を下るようになる。200mほど一気に高度を下げると大スキマと呼ばれる根子岳とのコルに出る。明るく広い笹原で振り返ると四阿山が良く見える。笹の中を大岩に向かって登り返す。すれ違う登山者から大岩を過ぎると根子岳は近いですと声を掛けられる。コルから大岩までは30分ほどである。大岩からの眺めも素晴らしい。大岩で昼食をとっている人もいる。休憩ポイントとしては風がなければ見晴らしも良くて絶好だ。大岩群を縫うように抜けると根子岳は近い。菅平側は噴火口跡で崩落した急斜面になっている。直に根子岳の山頂に着く。山頂には祠と鐘があり、風が強いので祠の北東側に回り込んで昼食休憩をとった。
30分ほど休んでから菅平牧場へ降りることにする。歩き始めてすぐに峰の原高原への道を分け、斜面を緩やかに下って行く。30分ほど下ると低木帯からダケカンバの林に入る。シラカバ林からさらに下ると菅平牧場上部にあるあずまやが出てくる。ここには案内板もあり、四阿山と根子岳全体のコース案内図を見ることが出来る。ここからは遊歩道のエリア、登山道は間伐材の階段で高度を下げて行く。15分としないで菅平牧場の管理棟が見えてくる。登山口はもうすぐだ。14時13分、登山届けのある根子岳登山口である十字路に着く。ここにはきれいな水洗の公衆トイレもある。登山口と言うよりは観光地と言った感じ。そのためか東北の山とは違って垢抜けていて、いつもの山登りとは違った感覚だ。せっかく来たので贅沢して売店で牛乳とソフトクリームを注文してしまった。(I.I) |
概念図 |
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トラック |
往路=赤 復路=青 |
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