Fukushima toukoukai Home page |
|
No.5672 |
浅草岳 |
1585.4m一等三角点峰 |
山行種別 |
無雪期一般 |
あさくさだけ |
地形図 |
|
山行期間 |
2017年10月14日(土) |
コースタイム |
ネズモチ平駐車場(7:40)→ネズモチ平登山口(7:50)→白崩沢(8:06)→前岳分岐(9:51,10:02)→浅草岳(10:20,10:27)→前岳分岐(10:52)→嘉平与ポッチ(11:14)→休憩(12:00,12:21)→桜ゾネ登山口(12:45,12:47)→ネズモチ平登山口(13:16)→ネズモチ平駐車場(13:24) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
 |
 |
 |
トイレのあるネズモチ平駐車場 |
登山届を出してゲートを抜ける |
林道を10分ほど進む |
 |
 |
 |
ネズモチ平登山口に着く |
白崩沢を渡る |
全体的には粘土質の登山道だが雰囲気の良いところもある |
 |
 |
 |
前岳の稜線分岐に出る |
草紅葉がきれいだ |
浅草岳の山頂が見えてきた |
 |
 |
 |
もうすぐ山頂 |
山頂には一等三角点がある |
眼下は雲海で田子倉湖は見えなかった |
 |
 |
 |
山頂を振り返って見る |
前岳から桜ゾネ登山口へ向かう |
これから登る嘉平与ポッチ |
 |
 |
 |
振り返ると前岳が見える |
嘉平与ポッチの三等三角点 |
嘉平与ポッチから前岳を見る |
 |
 |
 |
ガスが切れて鬼ヶ面山が顔を出す |
少し下って嘉平与ポッチを見ると紅葉が素晴らしい |
登山道はきれいな落葉で覆われていた |
 |
 |
 |
桜ゾネコースは良く整備されている |
紅葉真っ盛りの中をノンビリと歩く |
ブナは落葉が始まった |
 |
 |
 |
浅草の鐘までくると桜ゾネ登山口はすぐである |
桜ゾネ登山口の案内図 |
桜ゾネ登山口 |
 |
 |
 |
雪崩で亡くなった救助隊の遭難慰霊碑 |
白崩沢を渡るとネズモチ平登山口である |
林道を下ってネズモチ平駐車場に戻った |
行動記録 |
山スキーでは頻繁に訪れる浅草岳だが、雪の無い時期は15年ぶりとなる。今回は初めてとなる新潟県側から登ってみることにした。大白川から五味沢を通りネズモチ平駐車場に着いたのは7時を過ぎていた。身支度をし計画書を提出して歩き出す。林道ゲートから舗装された道を登っていく。ネズモチ平登山口には10分ほどで着く。新潟側は短時間で登ることができるのと下山路を別にして周回ルートをとることが出来るので人気が高い。
ネズモチ平登山口から登山道に入ると前日までの雨のためか緩斜面だが粘土質の道は非常に滑りやすい。靴は泥だらけである。白崩沢を渡り、しばらくすると急登になる。岩場やロープが張ってあるところもある。背の高い樹林帯を抜け、後を振り返ると山全体が紅葉しているのが良くわかる。この急登は1時間以上も続くので、紅葉を楽しみながらゆっくり登ることにしよう。登山口からちょうど2時間で前岳の分岐点に着いた。稜線にガスがかかり浅草岳の山頂は見えない。山頂までは20分ほどの道のりだが、ガスが切れるのを期待して少し休んでいくことにした。ガスが薄くなってきたので山頂を目指す。前岳北斜面の草紅葉が素晴らしい。濡れている木道は滑りやすいので注意しよう。木道は山頂とのコルまで続く。コルまで来ると山頂はもうすぐだ。
一等三角点を持つ浅草岳山頂は360度の展望が得られる。あくまでも天候が良ければの話だが。今日の天気は稜線が雲海の上に出ているものの上部も雲で、山頂も時折発生するガスに覆われる。それでも行くところ行くところガスが切れてくれるので運が味方しているようだ。たくさんの登山者で賑わう山頂を後にして下山することにした。稜線の草紅葉を見ながら前岳の分岐へ戻る。これから鬼ヶ面山へ下る人もいる。鬼ヶ面山のコースは往復9時間ほどかかる長いコースだ。鬼ヶ面山を登ったのは今から52年も前で、六十里越隧道の竣工が1973年(昭和48年)なのでその時は田子倉ダムから歩いたのだろうか。情けないことに何処から歩き始めたかの記憶が無い。当然今ではそんな体力はまったく無いのだが。
前岳の分岐から桜ゾネ登山口に下るために嘉平与ポッチを目指す。木道の歩きやすいルートだ。肩を越えると嘉平与ポッチのピークが正面に見える。積雪期は南側を巻くのだが夏道は尾根伝いに進み山頂ほ踏む。頂上には三等三角点があった。振り返ると前岳のピークが、南側には北岳などの鬼ヶ面山へ続く険しい峰々がガスが切れて顔を出した。見ることができないと諦めていた光景が姿を現した。登ってきて良かった。
嘉平与ポッチから本格的な下りになる。それでも等高線が混んでいない分、ネズモチ平への登山道よりは楽である。振り返ると嘉平与ポッチに登って行く登山者が見える。ここから見る紅葉も素晴らしい。樹林帯の下りになると単調になる。それでもきれいな落ち葉が登山道を埋め尽くし飽きることがない。下る途中で12時になったので、桜ゾネ登山口まで少しの所だったが20分ほど休憩をとった。のんびとした時間が過ぎる。浅草の鐘に着くと桜ゾネ登山口はすぐである。12時45分に着いた。桜ゾネ登山口から尾根伝いに下ればムジナ沢登山口へと続く。
登山口の案内板を写真に収めたら、舗装された林道を歩きネズモチ平駐車場へと向かうことにする。単調な林道歩きだが下り勾配なので楽である。途中小沢も入り水も補給できる。救助隊の遭難慰霊碑を右に見てさらに進むと白崩沢を渡りネズモチ平登山口に着く。ここから駐車場までは10分とかからない。(I.I) |
概念図 |
|
トラック |
登り=赤 下り=青 |
トップ |
|
Copyright(C) 2017 福島登高会 All Rights Reserved.
|
|