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No.5801
角田山 482mピーク
山行種別  無雪期一般
かくたやま 地形図

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山行期間 2018年3月31日(土)
コースタイム 福島(6:30)=角田浜桜尾根登山口(9:45,10:03)→角田山(12:00,12:40)→灯台コース分岐(12:53)→角田岬灯台(14:00)→角田浜駐車場(14:12)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
薄紫のミスミソウ ミスミソウ花盛り 青いミスミソウ
ショウジョウバカマ 斜面は花で覆われる 白いカタクリ
一面のカタクリ 青いキクザキイチゲ 遠く佐渡島の金北山
灯台コースを降りる ザレて歩きにくい急斜面 灯台が近づく
灯台が目の前に 灯台下の斜面 灯台を振り返る

行動記録
 以前から行きたかった角田山へ友人と一緒に行ってきました。角田山は弥彦山から連なる山でミスミソウで有名です。春の明るい日差しと青い日本海、一面の花の絨毯、彼方にくっきりと浮かぶ佐渡島、これ以上ないという好条件が揃った花見山行でした。
 福島を6時半に出発して約3時間で角田浜に到着しました。花を目当ての登山客で駐車場は結構埋まっています。角田浜からのコースはガイドブックに載っていないものを含めると3コースあるようです。今日は花が多いと言われる桜尾根コースを選びました。ただし、ここは私有地です。実際、私達の後ろを管理している方がずっと一緒についてきて、花を守るための苦労を話してくださいました。登山道以外には細くてもロープが張ってあり、写真を撮る人が入らないようにしてありました。盗掘よりもむやみに侵入して花の根元が荒らされるのが困ると話していました。荒れた斜面には草を移して小石で崩れないように抑えるのだそうです。大変なご苦労のお陰で素晴らしい花を見る事ができるわけです。
 ミスミソウ以外にもショウジョウバカマ、キクザキイチゲ、エゾエンゴサク、カタクリ、夏坊主など、春の花が群落になったり絨毯になったりして、あまりにも見るところがありすぎて困ってしまうほどです。ゆっくり写真を撮りながらでも2時間で山頂です。山頂は大変広く、避難小屋もありました。ゆっくりとお昼休憩して、下山は海へ向かって降りる灯台コースを選びました。分岐が何か所かありますが、はっきりしてるので間違うことはありません。はじめは緩やかな稜線歩きです。カタクリの群生と青い日本海という素晴らしい組み合わせを楽しむことができます。標高350m辺りから一気に灯台めがけて下る急斜面になります。ざれた岩場の連続になりますので、十分注意して歩かなければなりません。その代わり絶景です。海の向こうに白く輝く佐渡の金北山が見えます。眼下には白い灯台と、青い海。打ち寄せる波。風景を惜しみながら2時間位で角田浜に到着しました。帰りは安全運転で交代しながら帰ってきました。3月は、雪を惜しみ、花を追いかける月、と奥○さんが言ってましたが、ほんとうにそうですね。(深)

概念図
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トラック 往路=赤 復路=青


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