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No.5823 |
大倉山 |
983.8m三等三角点峰 |
山行種別 無雪期一般 |
おおくらやま |
地形図 |
山行期間 |
2018年5月2日(水) |
コースタイム |
桑沼駐車場(8:30)→北泉ヶ岳・大倉山稜線分岐(10:40)→大倉山(12:10,12:42)→氾濫原(13:14)→林道大平桑沼線(15:12)→桑沼駐車場(15:35) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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桑沼駐車場脇の水場 |
桑沼駐車場にある案内板と登山届け |
静かな桑沼 |
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登山道通行止めの表示 |
明るいブナの新緑 |
稜線の雪庇 |
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稜線に出ると桑沼が見下ろせる |
登山道の残雪 |
大倉山の分岐と東屋 |
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氾濫原最初の渡渉点 |
ニリンソウとシラネアオイ |
氾濫原の清流 |
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アヅマイチゲとニリンソウ |
エンレイソウだが花弁がない |
桂の巨木 |
行動記録 |
天候・薄曇り
氾濫原の一面のニリンソウを期待して出かけた。高速を泉SA、ETC専用降り口から泉ヶ岳スキー場へ向かう。スキー場は市民キャンプ場もありきれいなトイレが使える。トイレ休憩をすませ、北泉ヶ岳スキー場へ向かう。そのまま林道大平桑沼線へと入ると、途中から林道は未舗装となり、桑沼駐車場まではかなりダートとなる。乗り入れは車高の高い車の方がいいかもしれない。途中、蕗の薹、水芭蕉、イチゲなど見かける。
桑沼駐車場に車を止め登山届を出す。桑沼はひっそりとした山間の美しい沼で遊歩道も整備されている。観光地でもないので静かに山を散策したい人に向いていると思う。写真を撮りながら桑沼に沿ってゆっくり歩いて行くと30分で大倉山への登山口に着いた。登山道は崩落のため通行止めの表示がある。自己責任と言うことで立ち入ることにする。山へ入るとすぐに新緑も鮮やかなブナの木が次々に現れる。残雪とブナの新緑。この季節には逃さず見ておきたい景色だ。やがて明るい林床に白や紫のキクザキイチゲやニリン草が出てくる。サンカヨウはまだ蕾だった。
花を撮りながらの緩やかな斜面がいきなり急斜面になる。道型がうっすらあるがそれも消えてしまう。自分が登れそうな所を木の根や岩を手掛かりによじ登る。10時40分、大倉山と北泉ヶ岳への稜線に出た。今度は登山道だ。上にはまだカタクリが残っていた。コブシの花も見ごろだ。氾濫原で時間をかけたいので、北泉ヶ岳には行かずに大倉山へと向かう。眼下には静かな桑沼が見下ろせる。残雪と新緑の稜線を歩き1時間半位で大倉山の東屋に着いた。ここで昼食・休憩をとした。
昼食をすませ歩き出すと、やがて道は氾濫原へと下ってゆく。降りるに従いザーザーとかなりの水音が聞こえてくる。白く泡立つ瀬も見える。うまく渡渉点を見つけられるだろうか。今日は全員長靴のいでたちだ。渡渉は4回繰り返したが最初がやや急な流れで緊張したが、あとはそれほどでもなかった。氾濫原は、素晴らしかった。天国とはこういう所かもしれない。一面の二輪草、風に揺れる白い小さな花が清流に沿ってどこまでも続く。桂の巨木が見守る。清流はやがて伏流水となって地面に消えてゆく。写真撮影で大幅に時間を費やしてしまった。
氾濫原から離れ、大倉山の山すそを回り込む。途中、1本だけ見事なシロヤシオがあった。15時12分林道大平桑沼線へ出る。あとは桑沼駐車場へと歩くだけだ。次第にガスが降りてくる。天気が持ってくれてよかった。北泉ヶ岳スキー場辺りは霧で真っ白になってしまった。氾濫原は夢のように美しい所だった。(深) |
概念図 |
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トラック |
登り=赤 下り=青 |
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