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No.5927
家形山 1877m標高点(主三角点)
山行種別  無雪期一般
いえがたやま 地形図

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山行期間 2018年10月6日(土)
コースタイム 高倉新道登山口(8:14)→高倉沢(8:47)→一ツ清水(9:00)→霧ノ平(9:25,9:39)→家形新道口(11:38)→家形山(11:53,12:10)→神楽新道口(14:15)→赤滝沢(14:40,14:47)→神楽新道登山口(14:56)→高倉新道登山口・駐車場(15:06)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
高倉新道登山口の標識 高倉沢(鎌研ぎ沢)を横切る 霧ノ平の朝霧地蔵
神代森 県境尾根の高倉新道分岐 五色沼と一切経山
白浜から見た雲海 神楽新道の分岐標識 神楽新道を下る

行動記録
天候・晴れ
 吾妻連峰は、福島と山形の県境に東西約20qにわたって広大な山域を形づくっている。山域の周りには、地域ごとに数多くの登山口が開かれ、縦横に登山ルートが延びている。けれども、これまで私が歩いたのは、ほんの一部のルートに過ぎない。今回は霧ノ平から家形山に至る高倉新道を初めて辿ってみた。
 福島を朝7時00分に出発、1時間ほどで滑川温泉の奥にある高倉新道の登山口に到着する。そこは姥湯温泉まで3qの標識があるところで、舗装された駐車スペースがある。山側の斜面に目をやると朱色の三角形の標識、「高倉新道登山口 米沢山の会」とある。以後、山頂までこの三角形の標識が順々と現れる。
 歩き出すと道は雑木林の中を緩やかに斜上していく。やがて「高倉沢(鎌研き沢)」の標識があり、沢を渡ると道は直上する。9時25分登り切ると霧ノ平である。少し殺風景な平坦部であるが、そこには地蔵様があり「朝霧地蔵」と呼ばれている。休憩後、尾根上の道を進むと直ぐに分岐がでてくるのが、神楽新道である。帰りはここから下山する予定である。
 さらに進み神楽岩を過ぎ、やがて登山道は針葉樹林の中を進むようになる。現れた標識を見ると「神代森」とある。最後に思いのほか急な急登を登りきると平坦な家形山の山頂部となる。オオシラビソの林を抜け山頂部の南の端まで進むと、一切経山と五色沼が目の前いっぱいに広がった。この先が噴火警戒レベル2で入山規制されていることが不思議に思える静けさだ。家形山の東端には主三角点がある。
 今日はここまでとし、ゆっくり景色を楽しんでから下山することにする。高倉新道を下り14時15分神楽新道分岐まで往路を戻った。ここから神楽新道を降りることにする。思ったよりしっかりとした道であるが傾斜がゆるくなると沢状になり足もとが悪い。14時40分大きな沢に出た。ここが赤滝沢の左俣右俣の出合いである。渡渉点には、赤テープが複数下がっていて、大きな岩を伝って渡渉することができた。渡渉して10分ほどで神楽新道登山口に着く。そこには、姥湯温泉まで2qの標識がある。車を停めた高倉新道登山口まで車道を10分ほど歩いて戻った。標識も良く整備され地元山の会(米沢山の会)の方々が大事にしているルートと感じた山行だった。(健)

概念図
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トラック ルート=赤


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