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No.5935
大戸岳山 1415.9m一等三角点峰
山行種別  無雪期一般
おおとだけ 地形図

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山行期間 2018年11月8日(木)
コースタイム 闇川登山口駐車場(8:02)→大荒俣沢・登山口(8:27)→五合目(9:43)→風の三郎(11:26)→大戸岳(11:42,12:01)→五合目(13:32)→大荒俣沢・登山口(14:18)→駐車場(14:37)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
林道入口にある案内板 暗川右俣に沿って林道荒俣線を進む 大荒俣沢を渡って砂防ダムへ
紅葉した山道を行く 五合目はかつての小屋跡 水量はさほどでないが水場もある
風の三郎付近は岩稜帯 大戸岳の山頂標識 山頂にある祠
危険な急斜面もあるので注意が必要 初冬を感じさせる山肌 新旧大量の熊の糞

行動記録
天候・曇り
 風の三郎、民俗学的な名前に心惹かれて、いつかは登ってみようと思っていた。お天気はあいにくの曇天だったが、豊かなブナ林と、楓の紅葉が見事な山行だった。
 闇川集落の大宮神社前に登山者用の広い駐車場がある。周囲の山は見事な錦秋だ。案内板のところから林道荒俣線に入り、沢沿いに歩いていくと、右手に橋があり大荒俣沢を渡る。ここに登山道入口の表示と登山届けのボックスがある。砂防ダム近くの登山道の真ん中に熊の糞がどっさりあった。新しいのから古いのまで、ここは熊のトイレか?
 沢を離れて尾根にのると見事な紅葉が始まった。楓の紅、朱、黄、コシアブラの透き通るような淡い淡い黄色、ナラ、クヌギの黄、ブナの茶色、写真撮影でさっぱりピッチが上がらない。標高800m辺りからブナにアスナロが混じり、五合目に着く。かつて小屋があったところだ。やがて登山道は尾根伝いの道からトラバース道へと変わり中ツ手清水に着く。五合目から40分ほどである。山腹をトラバースするように高度をあげていくが、細い登山道なので注意が必要だ。
 嬉しいことに山ブドウがあちこちに落ちている。いやらしいトラバースが終わるといよいよ風の三郎へ向かって急登になる。稜線へ出たら、右側がすっぱりと切れ落ちた細い岩稜帯になるのでバランスに注意していこう。このあたりが風の三郎と云われているところらしく、小さな祠があった。
 山頂へは何度かアップダウンを繰り返していく。たどり着いた山頂はガスで回りが見えない。景色が期待できないので昼食後はすぐに下山に取りかかった。急斜面は下りのほうが恐ろしい。三点確保でゆっくりと降りる。中ツ手清水まで来ると一安心だ。帰りも紅葉を楽しみながら、駐車場へと戻った。(深)

概念図
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