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No.6047
北山 187.6m四等三角点峰
山行種別  無雪期一般
きたやま 地形図

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山行期間 2019年4月14日(日)
コースタイム 登山道入口(8:35)→北山(8:52,8:55)→近道口(9:02)→登山道入口(9:11)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
勤労青少年ホームの駐車場にある「北山さくら公園」の案内板 グラウンドの脇に駐車して歩き出す グラウンドの脇が登山道
かつてのスキー場跡地一面ソメイヨシノが植わっている 振り返ってみめ 山頂に建つあずまや
北山四等三角点 正面に甑岳が見える 近道口へと下ってみる
散策路には新しいチップが敷いてあった 近道口から散策路に入り道路に下りた 少しだがグラウンドまで舗装路を歩く

行動記録
 北山は村山市の西部に位置し、国道347号の大久保地区にある村山市勤労青少年ホームの裏山である。かつては桑畑やスキー場だった里山だが時代とともに荒廃してしまっていたものを、2004年に大久保地区の人たちが整備を行い、山一面にソメイヨシノやシダレザクラなどを植樹したという。地元の人に伺ったら地区の皆さんがお金を出し合ってサクラを植え完成したのは7年前で、北山さくら公園として荒れた山を再生し、地元から愛されている山である。今週末には北山地区の皆さんが集まってお花見(北山さくらまつり)をするという。6月にはニッコウキスゲが群生し、山頂には住民手作りの「あずまや」と「しあわせの鐘」や夫婦松がある。甑岳が正面に見える絶好のビューポイントでもある。
 車をグラウンド脇に止めて「ゆっくりのんびり散歩コース」から登ってみることにした。グラウンドの境にはシダレザクラが植えてあり、斜面の端までいくと道はジグザグに山頂へと向かう。植林してから何年ぐらい経つのだろうか3〜4mほどのソメイヨシノの若木が斜面一面を埋め尽くす。あと5〜10年も過ぎれば見事なサクラの山になることだろう。散策路にはチップが敷かれ歩いていても気持ちが良い。振り返れば村山市の市街地が見下ろせる。北山の標高は187mと低いので、ゆっくり登っても山頂には20分程で着いてしまう。山頂にはあずまやがあり、正面に甑岳を見ることが出来きる。
 展望を楽しんだら下山することにする。南に派生する尾根を真っ直ぐ下って行く。左右からもチップを敷いた散策路を合わせる。道は右に折れてトラバースしながら近道口へと向かう。すぐに作業道に出る。資料ではここから道路を下ることになっていたが、左に真新しいチップの敷いてある整備されたばかりの散策路があったので入ってみることにした。植樹されたソメイヨシノの斜面をノンビリと歩き、右に折れると舗装路に出る。車を止めてきた北山さくら公園の入口まではすぐである。許されるのであればサクラが大きくなった10年後に再び訪れてみたいものである。(和)

概念図
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