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No.6086
白鷹山 994m標高点
山行種別  無雪期一般
しらたかやま 地形図

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山行期間 2019年5月24日(金)
コースタイム 嶽原登山口(13:56)→水場(14:11)→白鷹山(14:47,15:17)→表参道・大平分岐(15:20)→牧場分岐(15:43)→鉄塔(16:00)→嗽場(16:03)→大平登山口(16:19)→溜池・釣り堀(16:30)→嶽原登山口登山者用駐車場(16:48)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
嶽原登山口にある登山者用駐車場 嶽原登山口入口の標識 すぐに赤い鳥居がある
白鷹山の説明板 すぐに樹林帯の中へ 見事なスギ林
昭和天皇御成婚記念林の説明板 水場 新緑がまぶしい
ツツジも咲き始まった 急斜面には鎖やロープもある 階段状に切ってある登山道
ここまで登ってくると山頂は近い オオカメノキ 福満大虚空蔵尊が祀られている山頂の社殿
山頂にある白鷹山休憩舎 木々の間から西黒森山が見えた 少し中山方面へ下ると国土交通省の白鷹山レーダー雨雪観測所が見える
休憩舎の浦にあるバイオトイレ 表参道の急な石段 表参道を少し下ると左に大平への道を分ける
東に延びるヤセ尾根を下る 道は左右に分かれる 左の尾根伝いの道に入ると東黒森山などが一望できる
分かれた道が一旦合わさるが牧場への道と分かれる 分岐標識 大平へ下る緩やかな登山道
登山道の真ん中に大ブナがある 鉄塔が見えてきた 鉄塔からも西黒森山、東黒森山が見える
嗽場で喉を潤す 嗽場からの下りはニリンソウの群生 スギ林になると登山口は近い
大平登山口 釣り堀にもなっている溜池 舗装路を歩いて嶽原登山口へ戻る

行動記録
 白鷹山の山頂は白鷹町、山辺町、南陽市の境に位置する。中腹から山形市、上山市も加わり麓には山形県民の森が整備され多くの人たちから親しまれている山である。山頂には福満大虚空蔵尊が祀られている。麓には鳥居が建つ。これは神様も仏様ももともとは同じものだと考えられていた時代のなごりで、けっこうあちこちに見ることができる。
 麓の嶽原に登山者用の駐車場があるので、ここを出発点にした。駐車場にはトイレも整備されている。標識に導かれて登山道に入ると、すぐに赤い鳥居があり、脇には白鷹山の説明板もある。鳥居をくぐると道は鬱蒼とした樹林帯になり日差しを遮ってくれる。大きくて見事なスギ林を進むと昭和天皇御成婚記念林の説明板が出てくる。どうりで立派なスギ林のはずだ。登山道は緩やかに登って行く。登り始めて15分ほどで水場が出てきた。さらに10分ほど緩やか進むと、登山道はつづら折れに高度を上げるようになり、再び山腹をトラバースするように道は緩やかになる。
 次に急登の足場の悪いところも出てくるが鎖やロープが張ってある。注意しながら登り、ジグを切って北東に延びる尾根に乗ると山頂に向けて最後の登りになる。歩き始めて50分ほどで虚空蔵尊のある山頂に着いた。山頂には虚空蔵尊の他に白鷹山休憩舎が建ち、その後ろにバイオトイレもある。山頂から中山方面へ少し下ってみると国土交通省の白鷹山レーダー雨雪観測所の大きな建物が見えた。時間も競ってきたので山頂に戻って大平へ下ることにする。
 表参道の急な石段を下ると、すぐに大平への道を左に分ける。東に延びるヤセ尾根を下るが、周りはブナの林だ。高度を50mほど下げると道は、尾根伝いに進む道とトラバース道とに分かれる。右側のトラバース道は幅も広く遊歩道といった感じ、迷わず左側の尾根伝いの道を選んだ。左側が開けていて見晴らしが良い。東黒森山、片倉山、西黒森山が目の前に見える。大平から往復するのであれば、行き帰り互いの道を歩いてみるのも良さそう。
 尾根伝いにアップダウンを繰り返しながら進むと15分ほどで先ほど分かれた道と合流する。ここは白鷹山高原放牧場と大平との分岐になっていて、右側の幅の広い道が牧場へ続く道で、左が大平への道だ。左に入り緩やかに下って行く。5分ほど下っただろうか、道の真ん中に大きなブナの木が出てくる。周りは広くなっているので休憩ポイントしては良さそうだ。次に10分もしないで鉄塔に着く。鉄塔からも西黒森山、東黒森山を見ることが出来る。ここから少し下ると嗽場(うがいば)と呼ばれる水場に出る。冷たい水で喉を潤してひと休みした。水場から下はニリンソウの群生地で登山道の両側に咲き競う。時期によって楽しめる花も違うだろうが、なんか得した気分。
 大平へ向かって下って行くとスギの造林地に変わり、耕作地に出る。農道に出たところが大平登山口で標識もあった。ここから砂利道の農道を下るのだが、地形図に歩道記号が記載されているので、そのまま耕作地の間を進んでみた。小さな小川に沿って踏跡もありショートカットで下の舗装路に出ることが出来た。集落を抜け釣り堀になっている溜池に出たら左に折れ、舗装路を20分ほど歩くと車を置いてきた嶽原登山口へと戻ることができた。すぐ近くに里の名水・やまがた百選「五番御神酒」もあるので時間があれば寄ってみるのも楽しそうだ。(和)

概念図
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トラック 往路=赤 復路=青

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