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No.6091
一念峰 470m標高点
山行種別  無雪期一般
いちねんぽう 地形図

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山行期間 2019年5月29日(水)
コースタイム 登山口(14:30)→一念峰本堂跡(14:41)→屏風岩(15:04)→一念峰(15:17,15:45)→登山口(16:10)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
一念峰の登山口 説明板 左側には鳥居がある
一念峰へは真っ直ぐ進む 林の中へ入っていく 上部の岩場が燃える
ミヤマヨメナ? 石灯籠が出て来た 一念峰本堂跡地の看板
石段が残っている 岩の上にお地蔵さんが乗っている地蔵岩 ツツジが見頃
雲岩 大きな機織岩 機織岩から少し行くと展望が良く利く岩場があった
屏風岩の脇を通る コースから外れないように矢印を確認しながら進む 尾根伝いに奇岩が続く
幕岩は右側の巻道を下る 梯子岩は梯子とクサリで登る 太鼓岩を正面に見て左の鎖場を登る
縁結岩 護摩壇岩 釣鐘岩と畳岩その右手に石仏がある
笠置岩 天狗の相撲取り岩 正面に紙飛ばし岩がそびえる
紙飛ばし岩手前の山頂部からの眺め 地獄岩をはって潜らないと紙飛ばし岩へは登れない 登山口に戻った

行動記録
 今回は山形百名山のひとつである一念峰を訪れてみた。一念峰は米沢市と高畠町の境に位置し、説明板によると山寺立石寺を開山したとされる円仁が開山したとされ、円仁ゆかりの修行場として中世から近世にかけて一念峰本堂を中心とした山全体を信仰の対象として隆盛を誇っていたと言われている。山腹から山頂部へかけて様々な奇岩群があり、標高は低いものの変化に富んだ山である。
 登山口の道路を挟んだ反対側に2〜3台程度の駐車スペースがある。車を止めて早速登ってみることにした。登山道は畑の脇を通り山へと向かう。登山口の左には鳥居があり奥へ参道が延びている。帰りに寄ってみよう。登山道は一念峰への参道でもあり幟旗を立てる石柱が両側にある。畑の脇はきれいに刈り払いがなされていた。畑を過ぎると登山道に草が多少被さるが樹林の中に入ると歩きやすくなる。
 石灯籠が出てくると、すぐに一念峰本堂跡に着く。案内板のところには古い石段があった。昭和39年(1964年)に雪で崩壊するまでは本堂があったらしい。右側から山道に入ると本格的な登りになる。すぐに地蔵岩が出てくる。尾根に乗ると雲岩、大きな機織岩など奇岩、巨岩が出てくる。岩場の山だが危険な場所もなく高度を上げていく。道が緩やかになると屏風岩に着く。ピッキ岩を見て幕岩をどう越せば良いのか見回すと右側に下る巻道があった。
 次に出てくるのが梯子岩で、梯子とクサリを使って登る。太鼓岩を正面に見て左のクサリで上にあがれば縁結岩、護摩壇岩などが出て来る。コースから外れて左に下ると釣鐘岩と畳岩がありその右手には石仏もある。戻って笠置岩と続いて天狗の相撲取り岩に出る。ここまでは不用意にコースを外れなければ、特に危ないところもない。天狗の相撲取り岩の上は多少広いので休むには良い。地形図の470m標高点の場所が天狗の相撲取り岩のようだ。その先を少し行くと最奥部の紙飛ばし岩が見える。
 矢印表示は左に進むようになっている。少し下がって梯子とクサリで地獄岩まで来ると、左側が切れていて空身で岩の下を這って潜らないと先へは進めない。ここを通過して北側からクサリで登れば紙飛ばし岩の上に立つことができるのだが、今日は一人だし膝の手術をして岩に膝を着きたくないので、ここまでとした。戻って紙飛ばし岩を眺めながら休憩をとることにした。
 帰路は登ってきた道を戻るだけだが、クサリ場や梯子もあるので充分注意しながら下ることにしよう。屏風岩から尾根伝いに急坂を一念峰本堂跡まで下ると、道はなだらかになり登山口へと続く。帰りに麓の鳥居から参道を登り神社まで行ってみた。神社の名前はわからなかったが、5分ほどで往復することができ、小さいが社があり集落のものと思われる。足が完全に治ったら今度は紙飛ばし岩に登ってみよう(和)

概念図
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トラック 往路=赤 復路=青

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