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No.6133
大高根山 542.9m二等三角点
山行種別  無雪期一般
おおたかねやま 地形図

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山行期間 2019年7月20日(土)
コースタイム 古道杉林・八森山コース登山口(14:33)→古道杉林コース分岐(14:35)→七曲坂→元作業小屋跡(14:47)→一本橋(14:57)→八森山(15:20,15:32)→赤松の峰(15:40)→岩倉山(15:52)→大高根山(16:02,16:06)→北の峰見晴台(16:16)→山の神コース登山口(16:35)→林道小平線→古道杉林・八森山コース登山口(16:46)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
古道杉林コース、八森山コースの登山口 登山口にある大高根山登山道案内図 作業道を進む
古道杉林コースを右に分ける 真っ直ぐ進み七曲坂を下る 元作業小屋から造林作業道へと進む
見事なスギの造林地 一本橋で水が取れる ぬかるむ所には丸太を半分にして敷いてあった
上部は伐採地になっている 尾根の八森山分岐 八森山に寄ってみる
八森山の山頂、眺めが良い 八森山の山頂標識 下り始めるとすぐに下小屋への道を左に分ける
林の間から大高根山手前の高倉山のピークが見える 次のピークは赤松の峰 尾根伝いの道から麓が見える
岩倉山ピークからの眺め 岩倉山から迂回路もある 大高根山の山頂標識と二等三角点
大高根山の山頂からの眺めも良い すぐに古道杉林コースが分岐する 「つつじ通り」今年のツツジの見頃の写真が貼ってあった
北の峰見晴台 素晴らしい眺めだ 足元には索道で使ったと思われるワイヤーがあった
山つつじの丘見晴所 山の神まで来ると登山口は近い 林道小平線開通記念碑のある新道山の神コース登山口に着く

行動記録
 大石田町と村山市にまたがる大高根山は、標高542.9mだが大石田町では一番高い山である。地元の人たちが2017年から1年かけて新しく八森山を経由して登るルートを整備したというので歩いてみることにした。車を古道杉林・八森山コース登山口に止めて歩き出す。今日は小雨降る生憎の天気で久々雨具を付けての山行である。登り始めるとすぐに古道杉林コースを右に分ける。どちらの登山道も良く整備されている。真っ直ぐ進み支尾根を跨いで七曲坂を下り元作業小屋へと向かう。大高根山の麓を横移動する感じだ。ぬかるむ伐採跡地のようなところに出たが国土地理院の地形図では田の記号が標記されている。こんなところに田甫?と思ったが、隠田であれば納得もできる。
 造林のための作業道を登って行くと立派なスギの造林地に入り一本橋に出る。今は橋は無いが小沢が流れていて水が取れる。この山で唯一の水場である。登山道はどこまでもきれいに整備されていて、これも地元の人たちの努力の賜だろう。緩やかなスギの造林地を抜けると、明るい伐採跡地に出る。いよいよ本格的な登りになるが、尾根までの高度は100mも無いので10分ほどの登りである。尾根に乗ったら左の八森山の寄ってみる。地元の人がお勧めする絶好のビューポイントである。天気さえ良ければ最上川を挟んで船形連峰(翁山や御在所山)が見えるのだろうが、雲が低くたれこめ辛うじて麓が見えるだけである。少し休んでから大高根山を目指すことにした。
 山頂からすぐ左に大鳥居方面の下小屋への道を分ける。どちらにも下り用のトラロープが設置されているので間違わないようにしたい。大高根山へは尾根伝いに下る。急坂を下り、先ほどの分岐まで戻ったら、尾根道を真っ直ぐに進む。次のピークが赤松の峰、その次が岩倉山のピークだ。尾根伝いの道なので見晴らしは良い。岩倉山からは尾根の急な下り道と迂回路に分かれる。どちらを行っても合わさるが、今日は雨で滑りやすいので迂回路を選んだ。
 葉山展望の案内板が出てくると大高根山の山頂はもうすぐである。3分としないで山頂に飛び出した。大石田の町並みが見下ろせる。山頂から北へ向かうと、すぐに古道杉林コースを右に分ける。新道山の神コースは尾根伝いに真っ直ぐ進む。やがて「つつじ通り」の案内標識が出てくる。毎年6月上旬には見事に咲き競うとのこと。その時の写真が掲示してあった。山頂から10分ほどで北の峰展望台に着く。北東側が開けていて展望が良い。天気が良ければ鳥海山も見ることが出来るという。
 下り始めると足元にたくさんのワイヤーがあった。索道で木を運ぶときに使ったものだろう。見晴らしが良いもの納得である。尾根伝いに少し下ると「つつじの丘見晴所」だ。ここからの眺めも素晴らしい。樹林帯に入り10分ほどで山の神に着く。新道山の神コースの登山口はすぐである。舗装された林道小平線に出たら右に折れ車を止めてきた古道杉林、八森山コースの登山口までは10分ほどの道のりである。
 ゆっくりと散策を楽しむのであれば八森山経由で大高根山へ登り、新道山の神コースを下るのがお勧めだが、短時間でピークハントをするのであれば古道杉林コースを登り山の神コースを下るのが良いと思う。いずれのコースもきれいに整備され、地元の人たちから大切にされている山であることが良くわかる。帰りは、あったまりランド深掘に寄って汗を流した。ちなみに入浴料は400円である。(和)

概念図
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トラック 登り=赤 下り=青

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