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No.6166 |
頭殿山 |
1203.3m二等三角点(藤堂山) |
山行種別 無雪期一般 |
とうどのさん |
地形図 |
山行期間 |
2019年8月25日(日) |
コースタイム |
林道・朝日鉱泉口(7:31)→登山道入口(7:54)→水場(8:27,8:35)→蕨野分岐(8:53)→頭殿山(9:35,10:00)→蕨野分岐(10:39)→水場(10:53)→登山道入口(11:26)→林道・朝日鉱泉口(11:44) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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朝日鉱泉口の駐車場 |
林道のヘアピンカーブの所から入る |
スギの造林地の中を登って行く |
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造林地の作業歩道から登山道へと入る |
歩きやすい登山道が続く |
登り始めて1時間程で小沢(水場)に到着 |
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すぐに2つ目の小沢(水場) |
蕨野分岐にある朽ち果てた標識 |
蕨野分岐から頭殿山の山頂部が見える |
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朝日山地生態系保護地域保全利用地区の看板 |
ブナ林が続く |
ブナの巨木が目立つ |
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頭殿山の頂上 |
二等三角点「藤堂山」 |
山頂の祠 |
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南東には麓の白鷹町が見える |
朝日連峰の主稜線には雲がかかっていた |
気持ちの良い若いブナ林の中を歩いて戻る |
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途中から頭殿山を見る |
造林地まで下ってきた |
登山口の林道に戻った |
行動記録 |
頭殿山は白鷹町と朝日町との境に位置し、登山口は町道茎ノ峰線から登る黒鴨口と朝日町の西五百川林道の朝日鉱泉手前から登る朝日鉱泉口とがある。前日に泊まった古寺キャンプ場から今回登る朝日鉱泉口までは30分とかからない。朝日鉱泉の少し手前のヘアピンカーブのところに10台は軽く駐車できる広場があった。車を止めて身支度をする。
そのヘアピンカーブのところから登り始める。林道からスギの造林地に入ると道はつづら折れに登って行く。多少草は伸びているものの造林地の作業道跡だけあって道形はしっかりしている。20分ほど登って行くと「入口」と書いてある木のプレートが足元に置いてある。ここで作業歩道は終わり登山道に変わる。尾根伝いにスギの造林地を登るが、やがて植生はカラマツに変わり、ブナやミズナラなどの混交林となる。急斜面は登山道に変わったスギ林のところだけで、ここまで登ってくると、道は再びつづら折れになり徐々に高度を上げる。歩きやすい登山道だ。
登り始めて1時間ほどで水場である小沢に着いた。源頭の細い水場だが今の時期でも涸れることなく流れている。水場で少し休んだら沢を跨いで登山道を進む。すぐに小沢があり、こちらも水場として使える。尾根の北側をトラバースするように緩やかに登って行くと20分としないで尾根に出た。ここが蕨野分岐だ。かつては愛染峠からの林道が続いていたが、今では藪化が進んで歩く人も少ないようだ。時々歩いた人の記録も見受けられるので通れないことは無いようだ。標識もだいぶ朽ち果て、愛染峠への道はわからないぐらいヤブで覆われていた。ここから頭殿山の山頂部が見えた。まだ先はありそうだ。
登山道は尾根伝いに緩やかな登りになる。周りはブナの林になり見事な巨木も見受けられる。気持ちの良いブナ林で1086m標高点のピークを越え、アップダウンをしながら山頂を目指す。やがて若木のブナに変わると山頂も近い。最後に標高差100mほどの急坂を登り切ると開けた山頂に飛び出した。山頂には二等三角点と小さな祠があり、展望も良い。山頂標識は朽ち果てて無くなっていた。
しばし休憩しながら眺めを楽しむ。南東には麓の白鷹町が見え、反対側には鳥原山、小朝日岳、大朝日岳が見える。今日は稜線にガスがかかり大朝日の山頂部は雲の中だった。山頂部から西側へ登山道とは別にハッキリした踏跡があった。足を踏み入れなかったが、展望スペースがあり、そこからだと平岩山や御影森山までバッチリ見えるとのこと。寄ってみれば良かったと後で反省する。
山頂でゆっくりと休んでから下山にかかる。最初の急坂を下ると道はゆるやかになり、ブナの林に包まれながら進んで行く。道はアップダウンしながらなので蕨野分岐までは登りの時間とそう違いは無い。水場までトラバースしながら下り、支尾根の下りになる。造林地上部の急斜面を下ると作業道跡に出た。後は幅のある作業道跡をつづら折れに下って行くと登山口である。
コースは樹林帯の中の道で、危険箇所も無く歩きやすい。勾配のある斜面は道がつづら折れになっていて、長い急な登りも特に無い。ブナの気持ちの良い尾根歩きも楽しめるのでお勧めである。今度は天気が良くて展望が利くときに登ってみたい。(和) |
概念図 |
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トラック |
ルート=赤 |
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