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No6197
オボコンベ山
三森山(686.1m) オボコンベ山(595m) 桐ノ目山(711m)
山行種別    無雪期一般
おぼこんべやま 地形図

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山行期間 2019年11月17日(日)
コースタイム
駐車地点(8:11)→滝倉沢(8:25)→尾根(9:46)→三森山(9:56)→オボコンベ山(10:28,10:49)→桐ノ目山(11:29)→林道(12:19)→駐車地点(12:37)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
笹薮を越えて滝倉沢へ 滝倉沢を歩く まるで道路のようだ
小滝はこの1か所だけ 沢を詰める 名残の紅葉
三森山の尾根に上がる 手作り山名板 オボコンベ山が見えてきた
オボコンベ山の山頂 三森山 ぽこんとした桐ノ目山
急斜面を下る マンモス岩 桐ノ目山の山頂
製作者は同じ? 鉄塔下をくぐる 歩きやすい道になる
紅葉が残っている 本砂金川を渡渉 駐車地点に戻る

行動記録
 17日は雁戸山に登ろうと思ったが強風の予報に負けて低山へと変更することにした。雁戸山と同じ川崎町にあるオボコンベ山にした。だがオボコンベ山だけでは少々物足りない。検索すると滝倉沢からの周回ルートで三森山〜オボコンベ山〜桐ノ目山と歩いた記録が目に留まった。アプローチは異なるが三森山〜オボコンベ山〜桐ノ目山は自分も7年前に歩いている。今回は参考にさせてもらい滝倉沢から回ってみることにした。
 栃原集落の最後の民家を過ぎて林道を400mほど進むと左手に空き地がある。10台は止められそう既に登山者らしき車がある。支度してスタートしたが滝倉沢に入るのに少々手間取った。本砂金川を出合いまで下って入る方法もあるだろう。滝倉沢はこの周辺の沢と同じように平坦な滑床で道路のように歩きやすい。水量が少ないので西○さんのゴアの軽登山靴でも歩くことが出来るほどだ。自分は長靴なので何も考えず歩いていく。二俣が何か所も現れるがいずれも左左と進んでいく。沢の末端になると水も涸れてヤブっぽくなったので右手の小尾根に上がった。そのまま急斜面を登ると三森山への尾根に出た。薄い踏み跡を辿ると三森山である。三角点と誰かが付けた手作り山名板があった。
 踏み跡を辿りオボコンベ山へと向かう。踏み跡は笹薮で不明瞭な個所もあるので目印のテープを見失わないようにしたい。地形図の589m標高点までくると林を透かして目の前にオボコンベ山が見えてくる。やがて急斜面に取付き灌木を掴んで登るとオボコンベ山の山頂である。近くの尾根では木々が揺れて風の唸る音が聞こえるが、不思議なことにオボコンベ山はあまり風が当たらない。他の登山者もいないのでしばし遮るものの無い周囲の眺めを楽しむ。これから向かう桐ノ目山も近い。西に急斜面を下ると名前のとおりの姿のマンモス岩がある。自然の造形の妙には感心してしまう。
 オボコンベ山からは登ってくる登山者と次々とすれ違う。以前は登る人も少なかったのだが随分と増えたものだと思う。桐ノ目山への分岐は分かりにくいので注意したい。桐ノ目山へは我々だけである。山頂への急な登りはきつく感じたがトレーニング不足かはたまた加齢によるものか。西○さんに先行してもらいマイペースだ。桐ノ目山の山頂を踏むとさらに北へと進む。山頂から20分ほどで送電線の鉄塔に行き着く。この先は巡視路なのか道が広くなり歩きやすい。急斜面でまた道が細くなると最後は沢に出た。沢沿いを下り本砂金川を渡渉して林道に上がる。林道を20分弱で駐車地点に戻った。オボコンベ山は低山の里山だが面白い山である。今回はバリエーションルートだったが他にも何ルートかある。沢歩きがあり踏み跡も細いのでルートミスには注意したい。(熊)

.概念図

.ルート図 ルート=赤
この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の電子地形図(タイル)を複製したものです。(承認番号 令元情複、 第435号)この画像をさらに複製する場合には国土地理院の長の承認が必要です。

トラック 登り=赤 下り=青

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