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磐梯山(裏磐梯登山口) 1816.2m三等三角点峰
山行種別  無雪期一般
ばんだいさん(うらばんだいとざんぐち) 歩行距離 10.6km  累積標高 1,022m
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山行期間 2020年8月25日(火)
コースタイム 裏磐梯スキー場(8:13)→ゲレンデ・噴火口入口(8:37)→1159m標高点ピーク(8:56,9:05)→噴気口分岐・川上登山口との分岐(9:17)→沼ノ平分岐(10:21)→黄金清水(10:34,10:46)→弘法清水(10:58)→磐梯山(11:28,11:58)→弘法清水(12:25)→中ノ湯分岐(13:27)→休憩(13:34,13:45)→銅沼(14:13)→ゲレンデトップ(14:23)→裏磐梯スキー場(14:44)
写真
裏磐梯スキー場のゲレンデの中を進む ゲレンデの噴火口への入口 右側に池がある
1159m標高点ピークでひと休み シラタマノキ ミヤマカズラ
火口原付近は悪天時注意 ここから急登が始まる 途中の標識は熊にえぐり取られている
キオン キンミズヒキ 急斜面が続く
ウメバチソウ エゾシオガマ? ヤマハハコ
ようやく急登も終わる 山はすでに秋の空 櫛ヶ峰のピーク
磐梯山の山頂も見えてきた コウリンタンポポ ホタルブクロ
白色のホタルブクロ シオン? ダイモンジソウ
オンタデ タカネナデシコ 黄金清水で休憩
シラネニンジン ナンブアザミ 弘法清水小屋
弘法清水 山頂手前から振り返ると桧原湖が見える イブキジャコウソウ
山頂の三等三角点 山頂の祠 猪苗代湖がガスの中から顔を出してくれた
山頂標識 山頂の売店は開いていない カラマツソウ
中ノ湯から銅沼へ向かう裏磐梯スキー場分岐 下って行くと平坦地へ出る 銅沼(あかぬま)
スキー場のゲレンデトップに出る 左側にはリフト降り場 夏は休業中のスキーセンター

行動記録
 裏磐梯スキー場から磐梯山に登り、中ノ湯跡分岐から銅沼(あかぬま)経由でスキー場に戻る周回ルートを歩いてみることにした。車は裏磐梯スキー場の駐車場を利用させてもらう。身支度をしてスキー場の中の作業道を歩き始める。今日はスキー場の草刈り作業で軽トラが入っていた。25分ほどて噴火口への登山道入口に着いた。登山者カウンターを抜け樹林の中に入って行く。今日も日差しが強いので樹林帯の歩きは助かる。地形は複雑だが道形はしっかりしている。右に池を見て程なく1158m標高点ピークになる。ここでひと休み。シラタマノキが実を付けていた。名前は分からないがラン科の白い花が咲いていた。
 樹林を抜けると石がゴロゴロした火口原に出る。踏跡と石にペンキで印が付いているので急斜面の取付点まで進む。ガスや雨の時はルートが分かりづらくなるので注意したい。急斜面の取付点には「登山道」のプレートが地面に置かれている。ここから250mほど一気に高度を上げる。急斜面には鉄筋のU字手すりがあり結構役に立つ。櫛ヶ峰の分岐まで登ると急斜面から解放され、視界が広がる。左に櫛ヶ峰、正面に磐梯山が目の前に迫る。
 沼ノ平との分岐を過ぎ、黄金清水の冷たいで喉を潤し休憩をとった。休憩ポイントとしては弘法清水の方が広いのだが、先客がいなければ黄金清水の方が自分好みだ。ノンビリ休んだら山頂を目指すことにする。10分ほどで弘法清水を通過し八方台からの道を合わせて山頂の登りにかかる。山頂まではゆっくり歩いて30分ほどだ。途中、振り返ると桧原湖が見える。次に磐梯山東壁が見えると山頂は間もなくだ。11時28分に山頂到着。猪苗代湖側はガスで見えなかったが、休憩しているとガスが切れて一部だが望むことが出来た。
 帰路は中ノ湯跡経由で戻ることにする。弘法清水まで下り、左に折れて八方台への道へ進む。北西の尾根に沿って下って行くと中ノ湯手前の分岐に着く。ここから右に折れて裏磐梯スキー場を目指す。途中休憩していると甥っ子夫婦が下りてきた。登っているとは知らなかったし、山頂でも気づかなかった。偶然だが同じコースを歩いていたようだ。登山道は一旦平坦になり銅沼に向かって東に向かう。冬期は頻繁に使うルートだが無雪期に歩くのは初めてだ。登山道には細くて古いヒューム管が残っている。かつては引水のために埋設されたものだろう。銅沼へ下ると沼を挟んで櫛ヶ峰と磐梯山の火口壁が見える。ここまで来るとスキー場はもうすぐだ。
 スキー場のゲレンデトップに立つと桧原湖が眼下に見える。左側には見慣れたリフト小屋があり、広々としたゲレンデを下って行くと休業中のスキーセンターに到着して山行は終わる。(和)

概念図
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トラック 往路=赤 復路=青

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