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No.6389
白山 2702.1m一等三角点峰
山行種別  無雪期一般
はくさん 地形図

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山行期間 2020年9月23日(水)
コースタイム 駐車場(5:55)→別当出合登山口(6:00,6:07)→中飯場(6:37)→甚之助避難小屋(7:35,7:44)→南稜道分岐(8:00)→黒ボコ岩(8:30)→室堂(8:54,8:58)→御前峰(9:30,9:39)→大汝峰(10:29,10:41)→室堂(11:24,11:48)→殿ヶ池避難小屋(12:36,12:41)→別当坂分岐(13:28)→別当出合登山口(14:13)→駐車場(14:20)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
別当出合の登山者用駐車場 別当出合登山センター 登山道案内図
別当出合登山口 吊り橋を渡って砂防新道へ 吊り橋から見る砂防ダム
中飯場 中飯場から見る甚之助谷 甚之助谷の説明板
観光新道の尾根が見える 甚之助避難小屋 甚之助避難小屋から観光新道の尾根を見る
南竜道分岐から黒ボコ岩を目指す 右上に黒ボコ岩 黒ボコ岩
弥陀ヶ原から見る山頂 白山室堂ビジターセンター 高天ヶ原
白山奥宮 一等三角点を持つ御前峰 山頂から見る剣ヶ峰
眼下に見る室堂 これから向かう大汝峰 紺屋ノ池
正面に大汝峰 大汝峰 大汝神社の祠
大汝峰から見る御前峰 ミヤマリンドウ 千蛇ノ池には雪が残っていた
白山奥宮祈祷殿前の広場 黒ボコ岩の砂防新道と観光新道の分岐案内板 馬のたてがみ
ハクサンフウロ 殿ヶ池避難小屋が見えてきた 9月というのにまだ花は咲いている
別当出合までもう少し 吊り橋が見えた 砂防新道と出合い、登山口へ

行動記録
 白山は以前から1度は登ってみたい山の1つだったが、自宅からは遠く、いつの間にか時間だけが過ぎ体力低下も感じるようになったこともあり思い切って行ってみることにした。人気の山なので休日には登山口の別当出合に車が入れず手前の一ノ瀬に車を止めてシャトルバスに乗り換えしなければならないという。日帰りでピストンする場合にはバス時間もあり、いろいろ制約があるので平日に登ることに決めた。
 連休最後の日は午後から車の乗り入れが出来るので午後3時ごろに別当出合の駐車場に入った。すでに10台ほどの車が止まっている。来る途中の一ノ瀬にはおびただしい車があったことからも、たくさんの人が登っていることが想像できる。駐車場から登山口ビジターセンターには歩いて10分と案内板に書いてある。明日の天気は曇りから晴れで、夜に雨の予報なので日中は雨の心配はないようだ。日が落ちると車のライトや音が聞こえて続々車が来ているようだった。夜中に目を覚ますと星空が見えるので好天気が期待できそうだ。
 5時30分に起床し朝食を取りビジターセンターに向かう。トイレを済ませ6時ごろに歩き出す。吊り橋を渡ると砂防ダムが何段にも作られている。砂防新道は元々は砂防工事のために作られた道で今も工事が行われている。樹林帯の中を登って行くが足場がしっかりしているので歩きやすい。順調に高度を上げ中飯場を過ぎると、木々の間から帰りに通る観光新道の尾根が見える。約1時間30分で甚之助避難小屋に着いて小休止する、小屋はまだ新しくきれいだ。
 休憩後小屋から少し登ると南竜分岐に着く。ここから左の黒ボコ岩方面に向かう。途中からトラバースぎみに登ると頭上に黒ボコ岩らしきものが見える。この辺りも花の季節にはお花畑が広がっているだろうと思われる。最後にひと登りすると黒ボコ岩に着き観光新道と合わさる。ここから先が弥陀ヶ原で、木道の平らな道となり正面に白山山頂の雄大な姿が見られる。五葉坂を登り詰めると室堂ビジターセンターの建物が姿を現す。
 センター入り口には従業員の方が検温していて消毒液もあり、マスクの着用のお願いをしていて、無い人にはマスクを渡していた。コロナ対策が徹底されているようだ。そんなわけでようやくビジターセンターの中に入れた。その先には鳥居と拝殿があるが、今日は閉まっていた。このまま山頂を目指す。登山道はたくさんの人が登っていて、早くも下りてくる人もいる。前日に宿泊した人か。
 山頂には白山神社の奥宮があり、その先に御前峰の石柱がある。山頂は360度の大パノラマで、北に目を向けると険しい剣ヶ峰とこれから登る大汝峰が見える。小休止後、大汝峰に向かって下ると、いくつかの池があり、中でも濃いブルーの紺屋ノ池が目立つ。回り込むように進むと大汝峰への分岐に出る。大汝峰へは初めは岩の急斜面を登り、なだらかな尾根を少し行くと山頂に着く。誰もいない。
 登ってきた御前峰を見ると大勢の人がいる。写真を撮り下りることにする。途中、何人かとスライドしてお池巡りの道に戻り、室堂への近道の標識を見て室堂に戻った。ビジターセンターの広場で山頂を眺めながら昼食を取る。
 隣の席では若い女子2人が缶ビール片手に食事中。恐れ入ります。下山は弥陀ヶ原を通り黒ボコ岩から観光新道を下る。展望が良くお花畑が広がるところだが、花の季節は過ぎて僅かに残る花を愛でながら歩く。殿ヶ池避難小屋が近くになるころから雲が湧いてきた。この先から急な斜面が続き、膝をかばいながら下る。緩やかになると登山道はトラバースするようになり、車の音が聞こえる。工事用の道路で作業しているようだ。沢沿いを下ると別当出合が見えてきた。
 歩いた登山道は良く整備されて登りやすいし、ビジターセンターのトイレは水洗で建物の設備も充実していた。今日は天気にも恵まれて長年の夢だった白山に登れて至福の一日になった。帰りは道の駅「瀬女」の近くの日帰り温泉で汗を流し疲れを癒やした。(菊)

概念図
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トラック 往路=赤  復路=青

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