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No.6396
一切経山 1949.1m一等三角点峰
山行種別  無雪期一般
いっさいきょうさん 地形図

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山行期間 2020年10月4日(日)
コースタイム 不動沢登山口(7:20)→賽河原(7:54)シモフリ新道→不動沢徒渉点(8:38)→新道・駱駝尾根分岐(9:28)→駱駝山(10:00)→一切経山(11:17)→鎌沼・昼食(12:18,12:54)→浄土平(13:44)=不動沢登山口(14:00)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
不動沢登山口 賽河原からシモフリ新道に入る
手入れされていて歩きやすい
砂礫地を通る 不動沢を渡る 急登で100m上げる
駱駝山などが見えてくる 中天狗 灌木帯を抜ける
駱駝山手前の急斜面 駱駝山のピークを目指す
背景は吾妻小富士と高山
駱駝山ピーク 駱駝山ピーク西側 尾根の岩場をたどる
吾妻ではあまりない景観 紅葉もいい感じ 最後は緩い砂礫地になる
五色沼側には大勢の登山者 五色沼(魔女の瞳とも呼ばれている) 行列になって鎌沼へ下る
鎌沼の木道 鎌沼南側から 姥ヶ原
浄土平に下山 青空になった一切経山 磐梯吾妻スカイラインからの駱駝山

行動記録
 これまで福島登高会では会として取り組む山行といえば、合宿と沢登り講習会くらいのものであり、あとはほとんどが個人山行であった。しかし、時代とともに会員も高齢化し取り巻く環境も変化している。特に今年は新型コロナという想定外の事態により、会員の山行も大きな制限を受けることとなり活動量が減少していた。制限も解除となり山登りに弾みをつけようと、これまでやったことのなかった月例山行を試験的に企画してみた。参加者は10名となったが30代から70代までと幅広い。毎週のように山歩きしている人にだいぶご無沙汰の人と様々だ。余裕のある計画が必要だがあまりにも普通の山では面白くない。会員でもまだ歩いた人が少ないシモフリ新道からの一切経山とした。
 スタート地点の不動沢駐車場に戻る車2台をデポしておくため浄土平駐車場に午前6時40分到着。既に多くの車があり登山者が歩いている。集合場所の不動沢登山口脇の駐車場に移動する。参加者全員そろったので本日の行程説明などをしてからスタート。会の月例山行だが参加者の年齢体力は様々でありペースを抑えて歩く。ゆっくり登り34分で賽河原に到着。参加者の体調に問題ないのでひと息ついてシモフリ新道に入る。賽河原から左に分岐するのがシモフリ新道である。刈払いされているのでとても歩きやすい。本来の賽の河原を経由して道が下りになると沢音が聞こえてくる。ロープが張ってある急斜面を下ると不動沢右俣である。石伝いに容易に渡渉するとすぐ左俣も渡渉する。
 不動沢を渡ると急斜面の登りになる。樹林の中を登ると開けたところに出る。植物の乏しい裸地になり視界が広がる。以前は踏み跡も定かでなく目印も少なかったのだが、かなり赤布が増えていて迷いようがないほどになっている。赤布をたどって小ピークに登ると中天狗という小さな表示板があった。いったん下ってから灌木帯に入り分岐を右に登ると裸地に出る。上に見える岩山の南側をトラバースして駱駝山への急斜面に取り付く。結構急な登りだが慎重に足を運べば問題はないだろう。岩場を左から回り込むようにして駱駝山が目の前に見える肩に出た。踏み跡と赤布に導かれて駱駝山のピークに立つとなかなかの眺めが広がる。眼下には磐梯吾妻スカイラインを多くの車が走っている。一切経山が近い。さらに尾根をたどると赤布は右手の樹林帯へと入っていく。ひと登りすると斜度が緩んで砂礫地となる。山頂の登山者の姿も見えてくる。
 紅葉シーズンということで一切経山は大勢の登山者で賑わっていた。五色沼が見えるところはさらに多くの人々。少し風もあるので山頂には短時間いただけで次の目的である鎌沼へと向かう。まだまだ登ってくる登山者とスライドしながら下る。一切経山とはいえまるで観光地のようだ。・酢ケ平避難小屋を経由して鎌沼の外周についている木道を歩く。曇り空ではあるが素晴らしく景観の良い湖畔の道を楽しむ。鎌沼の南端近くに場所を見つけて昼食にした。10人ともなると休憩場所に普段とは違う配慮も必要になる。時間に余裕があるので景色を眺めながらのんびりした。自分としてもこんなにゆっくり昼食を取ることは久しぶりだ。浄土平へは姥ケ原を経由して下る。歩いていると徐々に青空が見えてきた。曇りの山も下山すると晴れたというのは良くあることだ。浄土平駐車場は満車で観光客も多くいっぱいだった。そそくさと今朝デポしておいた車に乗り込む。磐梯吾妻スカイラインから歩いてきた駱駝山の尾根を眺める。不動沢駐車場へ戻ると解散した。もう少し歩いても良かったかなと思うが初回なのでこの程度で十分だろう。月例山行はまずまず上手くいったといえる。さて次回はどうするか…(熊)

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