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No.6402 |
葉山(長井葉山) |
奥の院 1200mピーク |
山行種別 無雪期一般 |
はやま(ながいはやま) |
地形図 |
山行期間 |
2020年10月14日(水) |
コースタイム |
葉山森林公園(7:46)→白兎登山口・鳥居(7:50)→弥陀の滝(9:54)→鉾立の水(10:00,10:06)→葉山山荘(10:16,10:20)→奥の院(10:32,10:39)→昭和堰登山道→昭和堰入口(11:52)→勧進代分岐(12:01,12:25)→かんかね館跡分岐(13:17)→林道(13:54)→ゲート(14:04)→葉山森林公園(14:29) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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葉山森林公園の案内板 |
葉山神社への参道入口・白兎登山口 |
登山口の「葉山案内図」 |
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葉山参道の石柱 |
丸太の階段を登っていく |
尾根に出ると左に八祥神の小さな祠 |
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尾根伝いに登ると十二神祠 |
ブナの木も出て来た |
右に大きなスギの木 |
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714m標高点手前で左側が開けた |
麓の長井市街が見下ろせる |
細いが綺麗なブナの林 |
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長井を挟んで反対側の山も見える |
高度を上げると紅葉も進んでくる |
黄色く色付く |
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弥陀の滝のプレート |
鉾立の水場 |
水源は登山道からすぐのところにある |
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水場入口のところから麓が見えるように刈り払いされていた |
白兎コースとオケサ堀コースの分岐 |
葉山山荘、右側にトイレもある |
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小屋の中は綺麗だ |
裏のピークには葉山神社 |
御田代は草紅葉 |
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大朝日岳への縦走路から奥の院へ向かう |
奥の院 |
奥の院のケルン |
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見事な紅葉だ |
奥の院から昭和堰へと下る |
昭和堰に沿ってトラバース道を進む |
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すっかり秋の装い |
堰に沿ってくねくねと進む |
堰に水が流れるようになる |
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堰から離れて登山道へ戻る |
オケサ堀コースの昭和堰入口に出る |
オケサ堀コースを下り勧進代分岐へ |
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勧進代コースの尾根を下る |
850mまで高度を下げる |
勧進代登山口とかんかね館跡との分岐 |
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かんかね館跡の道へ選んでみた |
こちらを進んでも同じ林道に出る |
勧進代登山口からの林道 |
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ゲートには勧進代登山口まで25分とある |
林道脇の砂防ダム |
農道にある勧進代登山口の標柱 |
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葉山森林公園入口の案内板 |
葉山森林公園に戻った |
長井あやめ温泉「ニュー桜湯」で汗を流した |
行動記録 |
白兎コースを歩いてみたくて先週に引き続き葉山に登ってみることにした。紅葉も幾らか進んだことだろう。葉山森林公園に車を置き歩き出す。林道を少し行くと左側に葉山参道入口がある。ここが白兎コースの登山口になる。丸太の階段を登っていくとすぐに尾根に出る。案内板には左が八祥神、右が十二神祠と書かれている。八祥神の小さな石の祠を写真に収めてから尾根伝いに登っていく。すぐに十二神祠があった。参道は尾根伝いに緩やかに登って行く。ところどころ堀切のような感じのところもあるが非常に歩きやすい道だ。714m標高点手前の尾根で左側が開け麓の長井市内が見えた。麓は晴れているようだが頭上の雲はなかなか取れない。登るにつれてブナが目立つ。特に若いブナ林は美しく、大きく息を吸い込むと何とも言えない気持ちになれる。標高930mに展望の利く休憩ポイントがあった。先行パーティが休んでいたので先へと進む。緩やかな角度で登ってきた道もここから1098m標高点尾根に合わさるまで勾配が増す。ひと汗絞られると尾根に乗り道は緩やかになった。
程なく「弥陀の滝」のプレートが出て来た。滝は確認できなかった。ここから5分ほどで「鉾立の水」に着いた。水場は入ってすぐの沢の源頭にあり、塩ビ管で引かれた水は渇水期でもあり水量は少ないものの、柔らかで美味しかった。登山道に戻り刈り払われた南側から長井市内が見下ろせる。
葉山神社へ向かうと10分程でオケサ堀との道を合わせる。ここが白兎分岐だ。じきに葉山山荘に着く。葉山神社は山荘裏の小ピークに立ち、2つの社がある。葉山山荘の脇にはトイレもあった。小屋の中は綺麗に整頓され、大切に使われているようだ。すぐに奥の院へと向かう。大朝日岳への縦走路に足を踏み入れると、すぐ右手に御田代があるので覗いてて見ると草紅葉が見事だった。さらに進むと奥の院への分岐標柱が出てくるので左に折れて奥の院を目指す。緩やかに下降し左に昭和堰登山道の道を分けて一段上がると奥の院の小ピークだ。先週よりも紅葉が進み見事な景観だ。寒気が抜けないためか祝瓶山のピークは雲がかかり見ることが出来ないのが残念。気温は低く風も多少あるので奥の院で休む気になれず下山することにした。帰路は先週歩けなくて気になっていた昭和堰登山道を歩いてみることにした。
山荘にあった地図を参考に、今年も地元の方が刈り払いされたとのことだったので歩かせてもらうことにした。初めて歩くルートなので慎重に下降する。急坂を降りると沢の源頭を徒渉する。後は堰に沿って進むだけである。道は適度に刈り払いがされて歩きやすい。周りは紅葉が進み最高のロケーションだ。朝日軍道のオケサ堀コースを歩くのと違って道は堰に沿ってくねくねと遠回りをするので時間はかかるが、それもまた楽しい。最後に十字路のところまで来たら堰を越えて左の登山道へと進む。15分ほどでオケサ堀のコースに戻ることが出来る。ここから勧進代分岐まで下って昼食をとることにした。勧進代分岐には12時01分に着いた。奥の院から葉山山荘に戻りここまで来るのに50分ほどなので、昭和堰登山道を使うと30分ほど多くかかったことになる。ここでノンビリと昼食休憩をとった。
勧進代コースも適度な傾斜で歩きやすい。登山道は腐葉土で覆われ膝に優しいので助かる。高度を850mまで下げると展望箇所に着く。麓の長井市内が見渡せる。途中のブナ林も気持が良い。急な斜面は道がつづら折れになっていて滑るところもなく何処までも歩きやすい。勧進代分岐から45分ほど下ると左にブナ原生林散策路を左に分ける。寄って見たい気持ちはあるが真っ直ぐに進む。程なくして勧進代登山口とかんかね館跡の丁字路に着いた。勧進代登山口は左に下りすぐに林道に出るのだが、林道歩きも長いと聞いていたので、迷ったが多少時間がかかってもかんかね館跡のコースを歩いてみることにした。
かんかね館跡のコースに足を踏み入れると刈り払いはされていて歩くに支障は無いものの、勧進代登山口の道と違って歩いている人は少ないようだ。アップダウンを繰り返しながら尾根伝いに進む。25分ほど進むと三叉路になり、右がかんかね館跡のようだ。少し進んでみるが道は下るようになる。どうも一段下がったところがかんかね館跡のようだ。上から覗いただけで戻ってしまったが、せっかくこのコースを歩いたのだから寄って見れば良かったと後で後悔した。
勧進代登山口分岐の丁字路からかんかね館跡のコースを歩いて林道には13時55分に出た。勧進代登山口に降りたのと比較すると10分ほど多くかかったことになる。かんかね館跡に寄るには20分は多めに時間を取った方が良さそうだ。林道を10分ほど下るとゲートに着いた。ゲートの脇には5台程の駐車スペースがある。ここから農道に出るまでの道は整備されたばかりで普通の乗用車でも支障なく入ることが出来る。車を置いてきた葉山森林公園までは25分ほどで戻ることが出来た。白兎コースと勧進代コースは登山口が近いので周回ルートを取ることが出来るのも魅力だ。駐車場は葉山森林公園を利用出来るしトイレもあるのでお勧めである。帰りに長井あやめ温泉「ニュー桜湯」に寄って汗を流した。温度は少しぬるめだが長く入っていると良く暖まる。また入浴料が300円(シャンプー、ボディソープ付き)と安いのもうれしい。(和) |
概念図 |
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トラック |
往路=赤 復路=青 |
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