Fukushima toukoukai Home page
No.6438
三峰山 1417.5m三等三角点峰
山行種別  無雪期一般
みつみねやま 地形図

トップ宮城の山>三峰山

山行期間 2020年11月15日(日)
コースタイム 泉ヶ岳駐車場(6:44)→泉ヶ岳(7:58)→北泉ヶ岳(8:42,8:50)→熊ノ平(9:25)→三峰山(10:48,11:00)→水源(12:22,12:32)→北泉ヶ岳(13:12)→泉ヶ岳(13:55,14:00)→泉ヶ岳駐車場(14:58)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
駐車場には朝早くから多くの車が かもしかコースから登りは始める 今日は絶好の登山日和
泉ヶ岳山頂にはまだ誰もいない 北泉ヶ岳と三峰山を望む 後白髪山も見える
三叉路まで来ると雪が出てくる 北泉ヶ岳の山頂標識 北泉ヶ岳の北斜面を下る
三峰山への案内標識 ブナの原生林を行く 957m標高点コル、昔はここまで車で入ることができた
雪が多くなってきた 尾根に上がると山頂は近い 三峰山の山頂標識
船形山を望む 雪をかぶった月山 吹き溜まりの雪に足を取られる
泉ヶ岳から下りの急斜面 見返り平から泉ヶ岳を振り返る  滑降コースを下って駐車場に戻った 

行動記録
 三峰山は北泉ヶ岳と船形山との間にある山で、山頂からは360度の展望がある。ブナの原生林を見ながらの登山ができる山だが、泉ヶ岳や船形山に比べ訪れる人は少ないので静かな登山ができる。
 今日はトレーニングを兼ねて泉ヶ岳から登ることにした。泉ヶ岳の駐車場に6時30分に到着、早くも10数台の車が止まっている。今日は風もなく絶好の登山日和になりそうだ。歩き始めは、かもしかコースのゲレンデから急登を登る。兎平、水のない岡沼を過ぎると樹林帯の急登を黙々と登り、視界が開けてくると泉ヶ岳の山頂に着く。今日の目的地は三峰山なので、このまま北泉ヶ岳に向かう。一旦コルまで下り、少し登り返すと三叉路に着く。先日の雪が少し残っていた。北泉ヶ岳へは登りやすい斜面で順調に高度を稼ぐ。山頂に着き小休止する。ここから水源まで下るが、北斜面なので雪道に変わり滑らないように慎重に下りる。
 桑沼分岐で右に行けば三峰山への最短コースである桑沼登山口だが、こちらのコースは登山道崩落で通行止めになっている。現在は大倉山分岐から登ってくるようになっている。桑沼分岐から左に向かい、左のブナの原生林を見渡しながら下ると広場になっている所が水源でこのコース唯一の水場である。ブナ林を少し行くと小さな沢があり、時期により涸れる場合あるので注意。
 平坦な道を少し行くと熊ノ平に着く。昔は定義の横川林道から車で何度も来ていたが、今は林道は通行止めになっていて入れない。ここから三峰山への登りにかかるが、部分的に笹で登山道が分かりにくいところもある。船形山山系のブナは7割が伐採されたと言われている。残されたブナ林の中を登り、高度を上げると雪が多くなってくる。登りずらくなるが前日のものと思われる足跡に助けられる。
 道が狭くなり急になると周りはブナから潅木帯に変わり尾根に上がる。目の前に2つのピークが見える。奥が山頂で、途中の登山道には雪の吹き溜まりがあり、意外と時間がかかった。山頂には先行者が1人休んでいて、話をすると升沢から登り蛇ヶ岳経由で大倉山から林道を歩いて戻ると言う。若い人が羨ましい、山頂から6月に登った後白髭山や船形山の雄姿が見えた。蔵王は雲の中だが月山は雪をかぶって真っ白に見える。もう山スキーも出来そうだ。先行者は一足先に下山を開始した。
 写真を撮り、行動食を取ってから下ることにする。もう少し早ければキノコでも見ながら下るところだが、雪も残っているので期待はできない。ゆっくりと下ることにする。
 水源まで下って昼食を取った。北泉ヶ岳の登りでは朝方あった雪はすでに消えていた。予定より早いので泉ヶ岳を経由して滑降コースを下りることにした。泉ヶ岳駐車場には15時に到着。今日は天候に恵まれ思いのほか順調な登山が出来た。心配した膝の具合も問題なく、山スキーシーズン前の良いトレーニングになった。(菊)

概念図
電子国土webで見る
トラック 往路=赤  復路=青

トップ

Copyright(C) 2020 福島登高会 All Rights Reserved.