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No.6440 |
櫛形山 |
567.9m二等三角点峰(点名:上荒沢) |
山行種別 無雪期一般 |
くしがたやま |
地形図 |
山行期間 |
2020年11月18日(水) |
コースタイム |
大沢駐車場・関沢登山口(7:34)→大沢尾根入口(7:41)→大峰山分岐(8:33)→櫛形山(8:38,8:49)→飯角分岐(9:26)→坂井越(9:57,10:10)→板入りノ峰(11:00,11:16)→黒中山(11:28)→ユズリハノ峰(11:53)→鳥坂山(12:16,12:49)→白鳥山・鳥坂城跡(13:31,13:45)→宮ノ入登山口(14:16)→駐車場(14:21) |
写真 |
写真は拡大して見ることが出来ます |
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大沢駐車場からゲートを通り登山口へ |
大沢尾根コースの登山口 |
案内標識 |
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造林地を登る |
尾根伝いに登る |
ブナ林を歩くようになると稜線も近い |
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大峰山分岐 |
櫛形山の山頂 |
天気はイマイチだが飯豊の峰々が見えた |
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気持ちの良いブナの林が続く |
巫女ドナ大ブナ |
一ノ沢コースの分岐 |
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飯角分岐 |
ベンチのある坂井越でひと休み |
坂井越からの眺め |
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スギの造林地を進む |
木々の間から中条の町並みが見えた |
板入りノ峰でまたひと休み |
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黒中山へ向かう途中のブナ林 |
黒中山で黒川中学校への道を分ける |
鳥坂山へと向かう |
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木々の間から鳥坂山が見えてきた |
ユズリハノ峰で石切コースを左に分ける |
ユズリハはユキノシタ目ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木 |
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眼下に見えるのは胎内観音 |
紅葉もなかなかのもの |
樽ヶ橋へ下る胎内観音コース分岐 |
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鳥坂山にはベンチもあり絶好の休憩ポイント |
下り始めると眼下に日本海が望める |
鳥坂山からの急な下り |
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下っていくと大きな鉄塔が見えマイクロ道路に出る |
五の堀を過ぎると白鳥公園に下る追分コースを右に分ける |
白鳥城跡空堀の説明板 |
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空堀は白鳥城跡へ向かい五の堀から一の堀へと続く |
一の堀を過ぎると奥山荘城館遺跡・鳥坂城跡(白鳥城跡)に着く |
鳥坂城跡(白鳥城跡)の説明板 |
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城跡には展望台にもなっている休憩所がある |
展望も良い |
これから下山する宮ノ入・白鳥コースの案内標識 |
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山腹も程よく紅葉している |
左は羽黒観音堂へ下る白鳥コース |
見事な紅葉 |
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黄葉もきれいだ |
水路に出ると登山口はすぐ |
宮ノ入登山口 |
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舗装路を歩いて駐車場へ向かう |
5分ほど歩くと白鳥コース登山口の駐車場に着く |
鳥坂山周辺登山案内図 |
行動記録 |
先月に櫛形山から新発田市側の箱岩峠まで歩いたので、今回は残り半分の櫛形山から鳥坂山への縦走路を歩いてみた。まずは羽黒観音の麓の駐車場に車を1台デポしてから大沢尾根コースの登山口である関沢登山口に移動した。どちらの駐車場も結構な広さがある。だだ途中道路が狭いので車の行き違いには注意したい。
関沢登山口から一ノ沢コースを経て櫛形山に向かう道と、大沢尾根コースを行く道がある。前回は要害山を経由して一ノ沢コースを歩いたので今回は大沢尾根コースを辿ることにした。大沢尾根コースは林道を5分ちょっと行くと左側に大きな案内標識があって、そこから尾根に取り付く。なお、林道ゲートのすぐ脇にも地図には無いしっかりした踏跡があった。どうもショートカットの道のようだ。造林地を登り尾根に上がったところで左側から道が合わさったので間違いないだろう。
造林地を抜けアカマツを含む混交林の急坂を登り、ひと汗かくころに周りはブナの林に変わる。勾配がいくらか緩くなってさらに登っていくと大峰山からの縦走路と合わさる。分岐から気持ちの良いブナ林を進むと櫛形山の山頂に達する。天気がイマイチだったので展望は無理かと思っていたが、雲が重く垂れ込めているものの飯豊の峰々が一望できた。本当に飯豊を見るための大展望台だ。
櫛形山の山頂で10分ほど休んでから北に向けて縦走路を進む。左に一ノ沢コースを分け、さらに進むと40分としないで飯角(いいずみ)分岐に着いた。広くて良い休憩ポイントだが先を急ぐ。この先もアップダウンを繰り返しながら坂井越のコルに着く。坂井側にベンチもあって見晴らしも良い。櫛形山から1時間ほど歩いたので、ここで一休み。落葉が進み明るい尾根歩きは時折薄日も差して歩いていて気持ちが良い。425.8m三角点を過ぎ、造林地を右に見て進むとベンチがあり木々の間から日本海が見えた。さらに行くとちょっとした広場になっている坂入りノ峰に着く。歩いていてちょうど良い距離に休憩ポイントが出てくるのでノンビリとした尾根歩きが出来る。
さらに進んで黒中山の分岐からルートを左にとると木々の間から鳥坂山が見えるようになる。見た目はまだ結構な距離がありそうな感じだ。石切コースの分岐であるユズリハノ峰には黒中山から25分ほどで着いた。標準コースタイムよりはノンビリペースだ。ユズリハノ峰は名前の通り周りはユズリハの木に囲まれている。ユズリハは普段登山道の周りにたくさんあり見慣れているはずなのだが、あまり気にしたことがなかった。峰の名前に付けられているので興味をもって調べてみるとユキノシタ目ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木なのだ。
鳥坂山(とっさかやま)には12時16分に着いた。山頂は広くてベンチもあり展望も良い。地元の方と一緒になり話し込んでしまったこともあって昼食をとりながら30分ほどノンビリとした時間を過ごした。鳥坂山から最初は緩やかに下っていくが、途中ロープも張ってある急な岩場の混じる斜面を下るようになる。それを過ぎ道が緩やかになると大きな鉄塔が見えマイクロ道路に出た。さらに下っていくと鳥坂城跡の空堀のひとつ「五の堀」が出てきて追分コースを右に分ける。
四の堀、三の堀と空堀を越え一の堀を過ぎると鳥坂城跡に着く。ここ鳥坂城の空堀は帯状の曲輪になっているのが特長とされる。白鳥山の鳥坂城跡(白鳥要害)には休憩所があった。ここが主郭だろうか。展望も大変素晴らしい。最後の眺めを楽しんだら下り始める。登山道から沢を挟んだ対岸の山腹の紅葉は見事だ。10分ほどで白鳥コースを左に分け、右の宮ノ入コースを下る。道はつづら折れに高度を下げるが道幅もほどほどにあって歩きやすい。道が緩やかになり水路まで来ると登山口はすぐである。舗装路に出たら左に折れ、車をデポしておいた羽黒観音堂入口の駐車場までは歩いて5分ほどで着く。
櫛形山は国土地理院の地形図にも記載されているが山脈である。日本で一番小さい山脈と言われていることもあって、その珍しさから訪れる人も多い。地元の人たちからも親しまれ、コースも程よく整備されている。川向かいには黒川城跡などもあり山城好きの人にとっは興味の尽きないエリアでもある。(和) |
概念図 |
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トラック |
ルート=赤 |
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