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No.6443
鬼ヶ城山 886.9m三等三角点峰(東峰)
山行種別  無雪期一般
おにがじょうやま 地形図

トップハイキング>鬼ヶ城山

山行期間 2020年11月29日(日)
コースタイム いわきの里鬼ヶ城・遊歩道入口(7:27)→東西コース分岐(7:38)→西コース→展望ポイント(8:18)→鬼ヶ城山・西峰山頂(8:39,8:50)→東峰・三角点(8:57)→東コース→登山口(9:30)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
いわきの里鬼ヶ城から歩き始める 遊歩道入口の案内板 鬼ヶ城山登山コースの案内図
バンガローが並んでいる舗装路を進む 鬼ヶ城山の看板 登山道入口
落葉広葉樹林の中の遊歩道を上る 登山道は東西コースに分かれる 風力発電の風車
サクラの木が植樹されている 造林地手前を左に折れる ヒノキの造林地を登る
林道に出たら左に折れる 林道をしばらく進んだら右の登山道へ マムシ注意のプレート
眺望ポイントの岩 ブナの巨木 かつてのAコースは通行不可
鬼ヶ城山の山頂である西峰の岩峰 西峰山頂 展望は大変良い
山頂標識、表示された標高はバラバラ 西峰の岩の上にある石碑 一旦下って東峰を目指す
三等三角点「鬼城山」を持つ東峰 アセビ林の急斜面を下る 登山道入口まで1kmの標識
ヒノキの造林地を下る 下っていくと簡易水道のポンプ小屋がある トレッキングコースの案内図
親子体験学習だろうかガイドさんの説明を聞きながらの散策を楽しんでいる ききり荘前から見た矢大臣山 ききり荘では日帰り入浴もできる

行動記録
 鬼ヶ城山は、いわき市の北方に位置する。うつくしま百名山のひとつで、麓には宿泊研修センター「ききり荘」やコテージ、バンガロー、キャンプ場、テニスコートやグランドなどが整備されているレクリエーション施設「いわきの里鬼ヶ城」がある。登山道は「いわきの里鬼ヶ城遊歩道」として「ふくしまの遊歩道50選」にもなっている。
 駐車場に車を止め身支度をして歩き出す。入口に鬼ヶ城山登山コースの案内板もあるので確認してから歩き出す。案内標識からバンガローが並んでいる舗装路をまっすぐ登っていくと登山道入口になる。落ち葉が積もる落葉広葉樹林の中を登ってゆくと登山道は東西コースとに分かれる。西コースが比較的緩やかコース、東コースが急登のあるコースになっていて、どちらを先にしても良いが、時計回りに西コースへと足を踏み入れる。すぐに風力発電の風車のところに出る。右へ折れサクラの木が植樹されているところを登ってゆくとヒノキ林の手前で左の道とまっすぐの道に分かれる。まっすぐの道は以前のAコースで892m標高点へと続くが今では使われていない。左に折れて山腹をトラバースするように進み尾根に取り付く。登山道はすぐに林道に出るので案内標識に従って林道を左へ進む。10分ほど歩いて行くと尾根に取り付く登山道の案内標識が出てくる。横移動が多く時間はかかるが緩やかコースなので歩いては楽である。登山道に入り造林地の中を登っていくと道は左にカーブし小沢を渡る。途中の岩が堆積したところに「マムシ注意」のプレートがあった。阿武隈山系はどこでもそうだが日当たりの良い岩場にはマムシが居る場合があるので注意したい。
 トラバースしながら高度を上げると「眺望ポイント」の案内標識が出てくる。岩の上に乗ってみると麓の山林と右手に矢大臣山の山頂が見えた。少し登ると大きな岩があり右に折れて尾根伝いに進むと前日の雪がわずかに残っていた。ブナ巨木の案内板が出てきた。左に20mとあるので笹をかき分けて進むと幹は太くないものの葉があれば見事だろうと思うブナの木があった。登山道は霜柱を踏みながら進むようになる。ブナの巨木から10分ほど進むと右に「工事中につき通り抜け出来ません」の看板があった。ここが892m標高点ピークで、かつてはAコースとして使われていたが、今はヤブが被さって歩くことは出来ない。鬼ヶ城山の山頂はもう少し進んだところにある。西峰の岩峰が鬼ヶ城山の山頂になる。山頂部には岩場の上で、鳥瞰図もあり展望は大変良い。山頂標識には887m、その下には西峰山頂892mとある。887mは東峰にある三角点の標高で、892mは先ほど通ってきた標高点ピークの標高である。精密なGPSで計測しないと正確なところはわからないようだ。南側には阿武隈山系の山々が見渡せ、眼下にはいわくの里鬼ヶ城の施設が見える。北側には万太郎山の風力発電の風車群が見える。
 しばし休んでから下山にかかる。踏跡が至る所にあって紛らわしくなったが、登山道は岩を越えて尾根伝いに下るので注意が必要だ。東へ進むと三角点のある東峰に着く。こちらは特に展望があるわけでも無く、すぐにアセビが生えている急斜面をくだるようになる。アカマツの混じる混交林を下っていくとヒノキの造林地となり簡易水道のポンプ小屋に着く。作業道を下ると林道と合わさり案内標識に導かれて下っていくと、登ってきたときの東西コース分岐のところに戻ることができる。落葉した明るい林の中を下ってゆくと駐車場はすぐである。(和)

空間放射線量

観測地点/特徴 標高 時間 最大値 最小値 平均値 緯度/経度
Data1 鬼ヶ城遊歩道入口/アスファルト
 
625m
 
7時28分
 
0.086
 
0.076
 
0.080
0.419
37゚16'21.05"/140゚43'57.09"
2011/11/12データ
Data2 東西コース分岐/落葉広葉樹林
 
680m
 
7時39分
 
0.237
 
0.226
 
0.231
0.705
37゚16'32.39"/140゚44'03.67"
2011/11/12データ 風車脇
Data3 林道から登山道取付点/ヒノキ造林地
 
705m
  
7時59分
 
0.205
 
0.194
 
0.200
0.711
37゚16'48.92"/140゚43'40.04"
2011/11/12データ
Data4 西峰山頂/岩、混交林
885m
 
8時41分
  
0.162
 
0.155
 
0.159
0.592
37゚16'51.85"/140゚44'06.05"
2011/11/12データ
Data5 東峰・三角点/落葉広葉樹林、笹
 
887m
 
8時58分
 
0.287
 
0.275
 
0.282
1.220
37゚16'48.18"/140゚44'19.73"
2011/11/12データ
Data6 ポンプ小屋脇/脇ヒノキ造林地
 
710m
 
9時14分
 
0.244
 
0.228
 
0.237
1.020
37゚16'33.680"/140゚44'10.44"
2011/11/12データ
Data7 登山道入口/周り混交林、砂利 650m 9時26分 0.125 0.114 0.118 37゚16'26.40"/140゚44'01.05"
特記 緯度経度はGPSの性能の関係で多少の誤差があります。/放射線測定器 PA-1100(堀場製作所)/標高については国土地理院地図に表記のあるものについてはその数値、無いものについては電子web地図で表示するおおよその数値を掲載しています。
行動中の積算被ばく量 0.393μSv/h

概念図
電子国土webで見る
トラック 往路=赤 復路=青


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