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No.6449
一盃山 855.5m三等三角点峰(点名:野橋)
山行種別  無雪期一般
いっぱいさん 地形図

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山行期間 2020年12月12日(土)
コースタイム 馬場登山口・一盃山駐車場(9:37)→深沢清水分岐(10:10)→保安林管理道(10:21)→一盃山山頂・大志ノ広場(10:42)→一盃山三角点(10:50,10:59)→大志の広場(1106)→音の岩(11:11,11:16)→ロスタイム(11:24〜11:47)→林道・黒甫登山口(12:13,12:16)→林道・休憩(12:27,12:49)→管理道・登山道分岐(13:09)→深沢清水(13:18)→馬場登山口・一盃山駐車場(13:45)
写真 写真は拡大して見ることが出来ます
馬場の登山口にある一盃山駐車場 標識に導かれて一盃山を目指す 音の岩まで2.1Kの標識
ケヤキの造林地 溜め池を右に見て進む 林野庁の標柱
深沢清水の分岐 上級コースの分岐だが藪が被さって歩かれている形跡は無い 黒甫保安林管理道に出る
すぐに登山道の登りになる 尾根伝いの急坂を登る 立派なブナもある
山頂部の大志ノ広場 トイレもある 大志ノ広場が一盃山の山頂
土塁の脇はきれいに刈り払いされている 三角点ピークへもきれい刈り払いされていた 一盃山の三等三角点(点名:野橋)
大志ノ広場に戻ってから音の岩を目指す 展望が良い音の岩のピーク 黒甫登山口へと下る
歩く人が少ないのか登山道は踏跡程度になる 笹で覆われた登山道 伐採地から林道に出る
見えるのは蓬田岳か 林道を歩いて柿ノ木登山口へと戻る 林道は途中から黒甫保安林管理道になる
管理道で山腹をトラバースするように進む 深沢清水に寄ってみたが使える状態では無い 馬場登山口の一盃山駐車場に戻った
支線林道馬場線の入口 ここに一盃山登山道の案内板がある 帰りに黒甫登山口に寄ってみた

行動記録
 一盃山は郡山市の東端にあり、山頂部は小野町との境に位置する。一盃山に登るには馬場登山口と黒甫登山口の二つがあり、今日は馬場登山口から登って黒甫登山口に下ってみることにした。登山口は阿武隈山系の入り組んだ道路のためわかりづらいが、ナビで郡山市田村町田母神馬場と入力し探すしか無い、位置としては二ツ石山の南2キロのところにある。道路脇にある支線林道馬場線の看板と一盃山登山道案内が目印となる。一盃山の案内板から支線林道馬場線に入り少し行くと右に一盃山駐車場がある。大きい駐車場で結構な台数を止めることが出来る。
 標識に導かれて左へ進むと最後の民家の所に出るので右に折れる。「音の岩まで2.1K」の標識が出てくると作業道も細くなり田圃を過ぎると最初はヒノキ林、溜め池を過ぎるとスギの造林地に変わる。歩き始めて30分ほどで深沢分岐に着く。右奥に進むと小沢の水場があるのだが帰りに寄ってみることにして先へと進む。次に「初級コース、上級コース」の標識が出てきた。直登コースの「上級コース」は歩かれている気配が無い。藪を漕いでまで登ることもなかろうと左の初級コースへ進むとすぐに黒甫保安林管理道に出た。少し左に行くと右手に登山道を分ける。登山道は落葉広葉樹の林で最初は緩やかに。徐々に勾配を増して登っていく。途中ブナの木などもあり落葉した樹林帯は明るくて気持ちが良い。急坂が終わると一盃山の山頂標識が立つ大志ノ広場に着く。きれいに整備された山頂には仮設トイレもあり良く整備されている。三角点はこれより250mほど北方にある。三角点へは土塁に沿って進むのだが、三角点峰に続く尾根は幅広く刈り払いされてまるで広場のようだ。10分とかからないで行けるので眺めも大変良いので寄ってみよう。目の前には二ツ石山が見える。今日は霞んで遠目は利かなかった。
 三角点峰で少し休んでから大志ノ広場に戻り、東に5分ほど向かうと音の岩に着く。一盃山の中では一番見晴らしが良いとされていて右に日影山、正面に大滝根山や羽山などが見える。音の岩から黒甫登山口へと下る。急な支尾根を下ると道は東に山腹をトラバースするように下るが、落葉していて踏跡がハッキリしないところもあるので注意が必要だ。
 所々に赤テープが付けてあるので見失わないように下る。ところが赤デーブをたどってきたはずが、途中で道形が怪しくなってきた。記憶を頼りに支尾根を下ると左側から正しい道が合わさった。このままで下ったのでは面白くないので、もう一度間違えた地点まで登り返す。確認すると赤テープは2方向に付いて、踏跡も両方にあり間違いやすいことがわかった。誤ったルートに付いている赤テープを修正して下り直す。そんなわけで20分ほど時間を費やしてしまった。歩く人も少なく落葉で所々不明瞭なところもあるので慣れない人は要注意だ。
 さらに下ってゆくと右側が伐採地になっていた。登山道は造林地の脇を下り林道に出る。登山道は林道を左に少し進んだところから黒甫登山口まで続いているが、車を置いてきたのは馬場登山口なので林道を歩いて山腹をトラバースして戻ることにする。林道は途中から黒甫保安林管理道に名称を変え一盃山を回り込むように続いている。馬場登山口からの道まで戻ったら左に折れて下ってゆく。すぐに深沢清水の分岐標識が出てくるので左に折れて見に行ってみた。100mほど進むと小沢に出て水の流れる音はするものの水量は少なく塩ビパイプも外れていて水は取れない。ここから馬場登山口までは25分ほどで戻ることが出来る。一盃山は地元の人たちに大切にされ良く整備されている方だが、黒甫登山口のコースは歩く人が少なく、このままではいずれ廃道になってしまうだろう。それも里山の宿命かもしれない。普段から整備してくれている方たちの努力に感謝したい。(和)

空間放射線量

観測地点/特徴 標高 時間 最大値 最小値 平均値 緯度/経度
Data1 一盃山駐車時用/敷き砂利
 
517m
 
9時36分
 
0.094
0.310
0.085
0.234
0.090
0.257
37゚19'01.05"/140゚32'03.59"
2011/12/25_データ
Data2 一盃山山頂・大志ノ広場/芝
 
860m
 
10時43分
 
0.056
0.251
0.056
0.228
0.061
0.238
37゚19'31.32"/140゚32'34.69"
2011/12/25_データ
Data3 一盃山三角点/落葉広葉樹、笹
 
586m
 
10時52分
 
0.103
0.342
0.099
0.324
0.102
0.334
37゚19'39.09"/140゚32'33.12"
2011/12/25_データ
Data4 音の岩/アカマツ、落葉広葉樹
 
860m
 
11時13分
 
0.178
0.632
0.163
0.593
0.169
0.619
37゚20'16.44"/140゚34'12.08"
2011/12/25_データ
Data5 深沢清水/小沢、落葉広葉樹、岩
 
700m
 
13時18分
 
0.106
0.233
0.103
0.227
0.105
0.230
37゚19'23.78"/140゚32'23.34"
2011/12/25_データ
特記 緯度経度はGPSの性能の関係で多少の誤差があります。/放射線測定器 PA-1100(堀場製作所)/標高については国土地理院地図に表記のあるものについてはその数値、無いものについては電子web地図で表示するおおよその数値を掲載しています。
行動中の積算被ばく量 0.389μSv/h

概念図
電子国土webで見る
トラック 往路=赤 復路=青


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