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山行データ No.3194 |
田代山・帝釈山 |
2059.6m | 二等三角点峰 | |||
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無雪期一般 | ||||
たしろやま・たいしゃくさん | ![]() |
湯西川、帝釈山 |
■山行期間 | 2001年7月14日 |
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■コースタイム | 猿倉登山口(7:10)→小田代(8:05,8:15)→田代山(8:50,9:00)→太子堂(9:15)→帝釈山(10:40,11:00)→太子堂(12:05)→田代山(12:20)→小田代(12:47,12:55)→猿倉登山口(13:40) |
■写真 |
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猿倉登山口 | 小田代 | 田代山湿原に出る |
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弘法沼 | 田代山の標識 | 太子堂 |
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帝釈山山頂 | 田代山湿原のワタスゲ | ニッコースキゲが見頃 |
■行動記録 |
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帝釈、田代は西根川流域を沢登りで幾度か通わしてもらった。田代山の山頂には大湿原があり、春から初夏にかけて様々な花が咲く。1時間ちょっとで登ってこれることもあってハイカーには大人気の山である。7月この時期はニッコーキスゲが見頃。 前夜に福島を発ち、林道小塩塩ノ岐線の下見をしていたらすっかり遅くなってしまった。舘岩村の湯ノ花温泉から湯ノ岐川に沿って入ったところで道路脇にテントを張って仮眠。翌朝、湯ノ岐川新道沢に沿って猿倉登山口まで車で入る。 下の猿倉登山口にはトイレと駐車場がある。上の登山口の駐車場は前回来たときよりも駐車場が大きくなっていた。以前のように止める場所を心配しなくて良くなったが、それだけ訪れるハイカーも多いのだろう。上下どちらの登山口から登っても途中で合流する。私たちは上の駐車場に車を置いて登り始める。 沢を渡り急坂を登って行くと、すぐに右から下の登山口から登ってきた登山道と合わさる。上部には水場はないので、ここで補給すると良い。オオシラビソなどの針葉樹林の中を登っていくと小田代の湿原に出る。木道が敷いてあり曲沢から小田代小屋を経て登ってくる登山道と道を合わせる。最近では曲沢からの登山道を利用する登山者は少ないようだ。花の写真を撮りながらのんびりする。 しばし休んでから田代山を目指す。ひと登りで田代山湿原に着く。三角点は弘法沼のさらに奥にあり木道からは離れている。木賊からの登山道の出合に田代山頂の標識がある。ここで記念撮影をして太子堂に向かう。広い田代湿原には、この時期ニッコーキスゲが群生し、ワタスゲやモウセンゴケ、それにチングルマの萼が花のように伸びて結構見応えがある。太子堂は以前の小さな小屋では無く、避難小屋として立派に建て替えられた。 太子堂の脇を通り帝釈山に向かう。所要時間は片道約1時間、休憩も含め3時間見ればゆっくり往復してこれる。オオシラビソの樹林帯を緩やかに下りて行き、幾度かアップダウンを繰り返して最後の帝釈山への登りとなる。二等三角点を持つ帝釈山はかつては南会津の奥深い山であったが、最近では檜枝岐、舟岐川林道が整備され川俣檜枝岐林道・帝釈山保安林管理道として県境を越えることができるようになってからは、林道から40分たらずで登ってこれるようになった。舟岐川流域の地域研究が一昔前の出来事になってしまった。変われば変わるものである。 帝釈山も田代山と同様見晴らしは大変良い。今回は残念ながらガスに覆われて何も見えなかった。下りは往路を戻り置いてきた猿倉登山口に向かう。(I.I) |
■概念図 |
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