トップページ/沢登り/山スキー/ハイキング/入山データ/会紹介/東北雪崩講習会
Fukushimatoukoukai HomePage
No.3194
二岐山
1544.3m 二等三角点峰
山行種別 無雪期一般
ふたまたやま 地形図 甲子山、湯野上


■山行期間 2001年9月2日
■コースタイム 御鍋神社側登山口(9:10)→二岐山・男岳(11:10,11:47)→女岳(12:05)→二岐山林道(13:30)→二岐温泉(14:15)
■写真
二岐山御鍋神社側登山口 みごとなブナの木 二岐山の二等三角点
天栄村の風力発電の風車 タマゴタケ 御鍋神社


■行動記録
 二岐山は双耳峰とて有名で、三角点を持つ男岳ともう一方の女岳の二つのピークからなっている。登山口は、御鍋神社側からのルートと二岐林道から登るルートがあり、今回は御鍋神社側から登って、二岐山林道に下りてみた。車を登山口まで乗り入れたが、1台の車の場合は、二岐温泉の先、小白森山登山口の駐車場に車を置いて一周ルートを取ると良い。
 二岐温泉を過ぎ、二岐川に架かる二俣橋を渡るとすぐに林道が分かれる。右に折れてすぐ駐車場がある。案内板があり小白森山の登山口にもなっている。林道はこの奥、結構あれている。乗用車の時は無理をしないで、ここに車を止めても良い。私たちは御鍋神社の分岐のさらに先にある登山口まで車で入る。4〜5台は駐車できるだろうか。
 登山口の標識に導かれて登り始める。すぐに八丁坂の登り。ミズナラなどの樹林帯の中を登っていく。やがて登山道は石の上を歩くようになる。蓬莱石といわれるところで歩きづらい。やがて廻りはブナの林に変わり道はなだらかになる。かつては伐採のための作業道だったのだろう比較的幅の広い道を進むと登山道は右に折れる。山頂に向けて最後の急登が待っている。急坂を20分ほど登る。勾配が緩くなり廻りの木々が低くなると三角点を持つ男岳の山頂は近い。
 一汗かいて二岐山(男岳)に着く。二等三角点のある山頂からの眺めは素晴らしく、360度の大パノラマを楽しむことが出来る。目の前には那須の山々が、南会津の山もすぐ近くに見ることができる。しばし休んでから女岳に向かうことにする。一旦コルまで下りてから女岳に登り返す。女岳は木々に覆われて展望は得られない。少し下ったところが展望が利く。眼下には岩山に建つ天栄村の風力発電施設が見える。
 ここから一気に急坂を駆け下りる。トラロープも張ってあるが、膝が笑うほどの急斜面だ。やがて傾斜が緩くなり二岐山林道に出る。林道を30分ほど歩いて道路に出て、二岐温泉に向かう。(I.I) 


■概念図


トップページ/沢登り/山スキー/ハイキング/入山データ/会紹介/東北雪崩講習会