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No.3360 |
浅草岳 | 1585.5m一等三角点峰 | ||||
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無雪期一般 | ||||
あさくさだけ | ![]() |
守門岳、毛猛山、田子倉湖、只見 |
■山行期間 | 2002年8月10日 |
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■コースタイム | 田子倉登山口(7:10)→幽ノ倉沢(7:33)→大久保沢(7:48)→剣ヶ峰(9:20,9:40)→浅草岳(11:45,11:53)→昼食(12:08,12:30)→剣ヶ峰(13:20)→大久保沢(14:15)→幽ノ倉沢(14:40)→田子倉登山口(14:58) |
■写真 |
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田子倉登山口 | 幽の倉沢 | 鬼ヶ面山の雄姿 |
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田子倉眺めから望む | リンドウが咲き始めた | 浅草岳山頂 |
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浅草岳の一等三角点 | ロープを伝って慎重に下りる | 剣ヶ峰から浅草岳を望む |
■行動記録 |
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福島県と新潟県の境に位置する浅草岳は、奥会津の名峰として知られている。只見線や国道252号線が六十里越を開通するまでは、一握りの登山者だけが訪れる奥深い山だった。私が20才で会津若松に勤務し乗務していた時に、只見線が小出まで全線開通し、会津若松から小出までの直通列車が運転されるようになった。 登山ルートは福島県側は只見町の入叶津とここ田子倉駅からの2コース、県境の六十里越から鬼ヶ面のコース、それに新潟県入広瀬からの最短ルートがある。今回は猛暑に悩まされながら最も急峻と言われている只見尾根を突き上げる田子倉登山口から登ることにした。 前日に福島を発ち田子倉登山口の広い駐車場に車を止めて仮眠する。翌朝、食事を済ませて出発する。只見沢に沿って奥に入っていく。やがて幽ノ倉沢を渡り、いよいよ登りにかかる。最後の水場、大久保沢に着く。ここまで40分ほどの道のりだ。この先に水場は無いので必ず補給をしておきたい。ここから剣ヶ峰の尾根を除いて急登が続く。熊の爪跡を過ぎジグザグに急坂を登っていくと田子倉眺めに着く。振り返ると田子倉湖が素晴らしい。途中から鬼ヶ面山の絶壁がすごい迫力で迫ってくる。見事なものだ。さらに登っていくと剣ヶ峰に着き、ようやく急登から解放される。 空気が熱い、木陰を見つけて休むのだがあまりの暑さに熱射病の寸前である。一息ついたのもつかの間、急登はさらに続く。暑さに悩まされながらも、何とか浅草岳の山頂にたどり着いた。休み休みゆっくり登って4時間半ほどかかった。さすが一等三角点を持つ浅草岳だ、山頂からは360度の展望が得られる。見晴らしは良いのだが、あまりの暑さに、しばらく下って木陰を見つけて昼食を取ることにした。 田子倉の駐車場に車を置いてきたので、下りは同じルートを戻る。途中、急坂もあるので注意しながら降る。長い下りの後、大久保沢の冷たい水で喉を潤し、ほっと一息つく。(I.I) |
■概念図 |
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