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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3385
高館山 847.7m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
たかだてやま 地形図 野尻


■山行期間 2002年9月16日
■コースタイム 阿久戸登山口(9:08)→不動尊(9:16)→愛宕神社(10:20)→高館山(10:42,11:00)→愛宕神社(11:12)→阿久戸登山口(12:04)
■写真
野尻川の広場の記念碑 登山道の脇にある不動尊 ツリフネソウ
ウドの花 ウドの実 鬱蒼としたナラの林
中腹にある愛宕神社 高館山頂の三等三角点 愛宕山の石碑
ミゾソバ 自生するホップ ツユクサ
登山口から見た高館山 阿久戸登山口の標識と一里塚 阿久戸バス停

■行動記録
 高館山は昭和村の中心部、村役場の北方に位置する。山頂には愛宕山の石碑があり、廻りは石で囲まれていて館跡のようにも見える。毎年6月23日に行われる祭礼に合わせて刈り払いされると言うが、樹林帯に入るまでは下草がだいぶ伸びており、訪れる登山者も少ないようだ。前日に続き雨模様だが雨具を着けて出発する。
 阿久戸バス停の前にある一里塚と高館山登山道入口の標識のところが出発点となる。車は野尻方面に少し寄ったところの野尻川の脇の広場に置くことが出来る。登山口がわかれば、広場から側道に入ったほうが近いが、初めての人は阿久戸バス停の登山口から入ると良い。登山口入口の標識から入った場合は、細い舗装路を進み、ガードレールのある小さな橋のところから右に折れて堀に沿って山に入る。すぐに不動尊があり、その後ろが古い治山ダムだ。登山道は沢沿いに付いている。誤って畑に入り込まないように注意したい。
 刈り払われていたのは途中の畑まで、その先は下草がうるさい。沢を右に左に渡りながら進むと、沢の二俣の手前で左に登るようになる。ここから樹林帯に入り、道形がハッキリしてくる。尾根に取り付くのかと思ったが、登山道は左俣の沢に沿ってしばらく登り、やがて右の斜面に取り付く。廻りはナラの林、急斜面は尾根まで一直線に続く。しっかりと汗を搾り取られると、ようやく尾根に乗る。いくらか勾配も緩やかになりヒメコマツの大木に見とれながら登っていくと愛宕神社に着く。中は広々としている。山頂へは愛宕神社を右から回り込み尾根伝いに急坂を登っていく。踏跡は比較的ハッキリしている。また尾根伝いなので迷うこともないだろう。注意すればテープも見つかる。心配であれば赤布を準備して目印に付けておけば安心できる。右手に石塁と愛宕山の石碑がある。三角点のある最高部はもう少し先で、木々をかき分けて到着する。三角点の廻りだけ雑木が無いのは刈り払いがさているからだろう。雨は上がったものの、木々の間から廻りの山が少しだけ確認できる程度で山頂からの見晴らしは良くない。天候が良くないためか、昨日の俎倉山と言い、このところ三角点にタッチするだけの山行が続く。
 下りは来た道を戻る。左俣の沢に出るまで、急斜面が連続するのでスリップしないように十分注意して下山したい。(I.I)

■概念図


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