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No.3391 |
高倉山 | 1203.9m三等三角点峰 | ||||
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無雪期一般 | ||||
たかくらやま | ![]() |
糸沢 |
■山行期間 | 2002年9月28日 |
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■コースタイム | 林道長沢線・林道高倉山線分岐(9:55)→七ヶ岳登山コース分岐(10:18)→荒海テレビ中継放送所(10:40)→NHK受信用八木アンテナ(10:55,11:03)→1088mピーク(11:07)→前衛峰の岩峰(11:41)→高倉山(12:04,12:40)→1088mピーク(13:02,13:08)→荒海テレビ中継放送所(13:20,13:35)→七ヶ岳登山コース分岐(13:50)→林道長沢線・林道高倉山線分岐(14:08) |
■写真 |
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麓から山頂を望む | 林道高倉山線から七ヶ岳へ | テレビ中継放送所のパラボラ |
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NHKの埋没ケーブルの標柱杭 | ナラの林 | 山頂手前の岩場 |
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高倉山の三等三角点 | 山頂にはプレート | 山頂の大岩 |
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キバナアキギリ | シライトソウ | 七ヶ岳への道にはウメバチソウ が群生していた |
■行動記録 |
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高倉山は田島町荒海の西方に位置し、林道を挟んで七ヶ岳の下岳と対峙する。林道七ヶ岳線の開通記念碑の駐車場の目の前にあるのだが、残念ながらここからの登山路は無い。登路は林道長沢線と林道高倉山線の分岐から入るコースと、うさぎの森キャンプ場からのコースがある。。今回は林道高倉山線から登ってみた。田島から来ると国道121号線、会津鉄道・会津山村道場駅か右に折れ阿賀川を渡り舗装路を登っていくと、うさぎの森キャンプ場への道を右に分け、さらに行くと林道高倉山線と林道長沢線の分岐に着く。 林道高倉山線は古い3m林道で、舗装が切れるところから悪路になる。乗用車での通行は不可。車は林道手前の舗装路に路上駐車するか入って適当なスペースを見つけて駐車したほうが賢明だろう。 雨具を着けて出発。歩き始めてしばらくすると林道は深くえぐられている。石がゴロゴロしていて大変荒れている。右にカーブすると左に七ヶ岳登山コースの標識がある。七ヶ岳登山コースは地形図の通り林道七ヶ岳線に出て、下岳への登山路につながっている。こちらのコースにはウメバチソウが群生している。 高倉山に向かうには、右の林道高倉線を登っていく。しばらく行って左にカーブするとNHK荒海テレビ中継放送所に着く。FTV、FCT、TUFなど各局のテレビ中継アンテナが立っている。林道はここまでで、この先は踏跡を頼りに山頂を目指す。NHKの黄色い標柱杭と福島県の標柱杭が尾根伝いに打ってある。1088mピークの手前にNHKの受信用八木アンテナがあり、NHKの標柱杭は埋没ケーブルのためのもののようだ。踏跡がしっかりしているのはここまでで、1088mピークを越えるあたりから下草がうるさくなってくる。30分ほど行くと高倉山の前衛峰の岩峰に出る。ここは左側をトラバースする。かすかな踏跡を頼りに足元に注意しながら越える。岩場が出てくると山頂は近い。踏跡はハッキリしなくなるが尾根を忠実にたどっていけば高倉山の山頂に着く。三等三角点と高倉山と書かれたプレート、それに大岩が目印。目の前に見えるはずの七ヶ岳はガスの中で残念ながら見ることが出来なかった。昼食をとってから下山にかかる。 登ってきたところを戻る。踏跡が不明瞭なので稜線をはずさないように慎重に下る。できれば登る時に赤布を付けてくれば迷うこともないだろう。岩場を下り岩峰をトラバースして尾根を下っていく。下草が踏跡を隠してしまう。付けてきた赤布が役に立つ。テレビ中継アンテナまで来て小休止をとる。ここから林道は南西に下っていくが、北東に延びる尾根にうさぎの森キャンプ場へ下る登山道が付いている。未調査だが距離的にはこちらの方が林道を歩くよりは近いと思う。車まで戻り終了とする。(I.I) |
■概念図 |
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