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Fukushimatoukoukai HomePage
No.3500
乳頭山(烏帽子岳) 1477.5m三等三角点峰
山行種別 無雪期一般
にゅうとうさん 地形図 秋田駒ヶ岳、篠崎


■山行期間 2003年8月24日
■コースタイム 8月23日 福島(9:30)=国見I.C=盛岡I.C=角館=田沢湖一週=(20:50)車中泊
8月24日 駐車場(6:15)=孫六ノ湯入口(6:20,6:30)→940mP(6:50,7:00)→稜線(7:50,8:00)→田代平避難小屋(8:10,8:20)→乳頭山(9:00,9:10)→1273m(9:40,9:45)→一本松温泉跡(10:30,10:35)→橋(10:55,11:00)→黒湯(11:05)→登山口P(11:25)=蟹場温泉(入浴)=福島(18:30)
■写真

田代平分岐 ウサギギク 田代平山荘
リンドウ ガスの乳頭山山頂 心安らぐブナ林
一本松温泉跡  見事なブナ 源泉をバックに 
孫六ノ湯  孫六・登山道分岐 登山口駐車場

■行動記録
 朝の家事を済ませて出発する。天気が良ければ、田代平の小屋まで入ろうかとも考えたが、天気が悪いので中止して、角館と田沢湖の観光を楽しむ。水沢温泉で汗を流し、乳頭温泉スキー場の駐車場で車中泊。今年の正月に建設中のトイレは完成していたが、残念ながら閉鎖されていた。夜中の大雨で目が覚める。
 朝、雨はやんだが、晴れる兆しは全く無いようだ。しかし、せっかく遠方から走ってきたので、山頂だけでもと出発を決める。朝食を済ませ、孫六の湯入り口に移動する。
 6時半出発、10分ほどで孫六の湯登山口へ。ここから田代平に突き上げるコースに入る。今年の正月に苦労した、思い出の急坂にとりつく。ピークで小休止し、一度下って再び登り返す。気持ちのいいブナ林だが、道がえぐられて、その上に木道が敷いてある。傾斜が緩くなり、湿原に飛び出すと、稜線の分岐である。
 7時50分、分岐到着。ザックを置いて湿原を散歩する。少し遅かったが花の数は多いようだ。今はウメバチソウ、リンドウ、ウサギギクなどが咲いていた。ザックを背負って避難小屋へ。目の前の湿原越に乳頭山の山頂が見えるはずだったが、残念ながら、ガスで見えなかった。小屋から歩き始めると、だんだん傾斜がきつくなる。登山道はえぐれて小沢のようで、そこに木道が敷いてある。さらに登ると岩の痩せ尾根となって山頂となる。
 9時、山頂に到着するが、雨がポツポツ落ちてきたので、雨具を付けて下山にかかる。少し戻ってから左に折れて下り始める。きれいなお花畑になっているが、道は沢状にえぐられて歩きにくい。幸い雨は続かず雨具を脱いで行動できた。1273m地点からは、急斜面となって標高を下げる。下るにしたがって天気がよくなるが、上の方はやはりガスの中。やがて平坦になると一本松温泉跡に到着する。建物は跡形もないが、地面からお湯が沸き出している。手を浸けると温かく、手がすべすべする。すぐ下の沢を渡って、ブナ林を見ながら沢に沿って下る。途中から左岸に渡ると、対岸に源泉だろうか、モウモウと水蒸気があがっている。
 11時5分、黒湯温泉に到着、さらに孫六温泉を経て登山口の駐車場に着く。時間は11時25分だった。
 鶴の湯で汗を流して‥‥と思って行ってみると大混雑。結局は戻って蟹場の湯へ。ここも静かでよかった。時間も早いので、寄り道しながら夕方帰宅する。(K.K)

■概念図



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