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No.3534 |
御幸山 | 476.8m三等三角点峰 | ||||
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無雪期一般 | ||||
ごこうぜん | ![]() |
保原、月舘 |
■山行期間 | 2003年11月12日 |
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■コースタイム | 参道入口(14:08)→十一面観世音本堂(14:33,14:38)→御幸山(14:46,14:50)→月舘テレビ中継所(15:10,15:20)→テレビ中継所保守管理道入口・林道七ツ森線(15:33)→参道入口(15:50) |
■写真 |
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参道入口 | 道祖神が並んでいる | 柿畑の脇を登っていく |
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石の小さい鳥居 | 山の神の石碑 | 福島県御幸山緑地環境保全地域 |
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トイレも整備されている | 御幸山十一面観世音本堂 | 立派な鐘つき堂もある |
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水神さま | 奥ノ院入口 | 羽山神社奥ノ院 |
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御幸山の三等三角点 | 山頂からの展望 | テレビ中継所への作業道 |
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テレビ中継所から御幸山を望む | 各局の月舘テレビ中継所 | テレビ中継所保守管理道入口 |
■行動記録 |
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御幸山は月舘町と霊山町の境に位置し、北方の400mピークには各テレビ局の中継アンテナがある。登路は2ヶ所あり、テレビ中継所保守管理道を利用すして登るか、月舘町御代田から十一面観世音への参道を利用して登る。いずれも林道七ツ森線がスタートとなる。 林道七ツ森線は霊山町下小国が起点で、川俣町壱貫森が終点になる。御幸山に行くには下小国が近い。林道案内図を見て、しばらく林道を登っていくと御幸山の登山案内板が出てくる。ここがテレビ中継所保守管理道だ。今日はさらに奥に進み観音さまの参道を登ることにした。 月舘町御代田から上がってくる車道との丁字路付近に路上駐車し登り始める。登山口には「御幸山登山口」の標柱があり、男性のシンボルの形をした道祖神が沢山たっている。右は柿畑、畑が終わるところに小さな石でできた鳥居と祠がある。いよいよ山道だ。林の中に入っていくと道もハッキリしてくる。徐々に勾配がきつくなってくる。急坂をジクザグに登っていく。しばらく登っていくと福島県の「御幸山緑地環境保全地域」の看板が出てくる。尾根に出て、道が緩やかになると御幸山十一面観世音本堂がスギ林の奥に見えてくる。立派なお堂だ。右奥には鐘つき堂もあり、ここからの眺めがまた良い。本堂の左手奥には水神さまがある。この十一面観世音本堂付近はカタクリの群生地になっていて、春の時期も是非登ってみたいものだ。 本堂左手に進むと奥ノ院入口の標柱があり、道は霊山町との境の尾根まで続いている。以前は見逃しそうな心細い踏跡だったが今では幅の広い参道に変わっていた。尾根を北に向かうと羽山神社奥ノ院が見えてくる。山頂は神社の後ろのピークだ。山頂には三等三角点があり、西側が開けていて展望は上々だ。 奥ノ院入口の標柱まで戻り、テレビ中継所のある400mピークを目指す。幅の広い作業道を北に向かう、道も立派になったものだ。尾根伝いに進むとアンテナが見えてくる。各局のテレビ中継アンテナが建ち、こちらの方が展望が良い。また、400mピークの山頂には奇岩もあり、御幸山を登った後に是非立ち寄ってみたい。 コンクリート舗装されたテレビ中継所の保守管理道を10分ほど下って行くと林道七ツ森線に出る。車を置いてきた参道入口までは、さらに20分も歩けば戻ることができる。 コースは地図には載っていないがテレビ中継所の保守管理道入口に案内板があるので2万5千分の1地形図と照らし合わせると、おおよそのルートがわかる。車は保守管理道の入口付近の待避所に2〜3台は止められる。 最近、地形図に道のない山や踏跡程度のヤブ山を歩く機会が多い。慣れた山でも常に地形図を読みコンパスと高度計で現在地を確認しながら歩くのだが、山岳会で叩き込まれたその癖が結構役立っている。(I.I) |
■概念図 |
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