JR山都駅の北方に位置する堂峯山は、標高332.4m福島県の緑地環境保全地域に指定され、麓には野球グランドやキャンプ場のある森林スポーツ公園になっている。遊歩道が整備され山頂まで20分ほどで登れる。
山都町から林道広野下三方線に入り、森林スポーツ公園の駐車場が出発点となる。道路に案内標識もあるのでわかりやすい。身支度をして出発、野球グランドを右から回り込むように舗装路を進み、グランド脇から山道に入る。すぐに緑地環境保全地域の標識が出てきて、遊歩道が右に分岐する。いよいよ堂峯山への登りだ。管理棟のところにある案内板では「いいでの道」と名付けられていた。木々に覆われた遊歩道を15分ほども登っていくと三等三角点のある堂峯山に着く。山頂から南側が多少開かれてはいるが、見晴らしは良くない。ベンチが整備されているので遅めの昼食をとった。
しばらく休んで下山にかかる。北西に向かって下りていくと右手に植樹された広場があり、やがて林道に飛び出す。遊歩道らしく道標はしっかり付いている。今度は304.7mの三ッ合山を目指す。「あづまや(いっき坂)」の道標に導かれて登り返す。すぐに山頂。見晴らしは堂峯山よりこちらの方が良い。道はキャンプ場と管理棟への二俣になる。私たちは車を置いてきた管理棟へ下る。林道から「ゆとりの道」下ると遊具のあるコースを通ってグランド脇の池に出て管理棟に戻ることができる。堂峯山を登る一周コースで所要時間は1時間ほど、気軽にピクニックが楽しめる。(I.I)
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